「DIY防災(ネットワーク)」

2011年4月1日、広く一般市民の皆様にDIY防災情報を送る発信基地として発足。各地で数多くの防災・減災指導を実施。

「身近なもので、防災グッズつくり」

2012-02-10 01:17:23 | 日記
  1月に、隣り町の「災害救援ボランティアネットワーク」に登録しました。
実は、ボランティア登録に、市や県の境界線がないという、基本的な事に今更(?)気付きました。

  今日は、「身近なもので防災グッズ作り」を体験してきました。

  紙食器の作り方、新聞紙のスリッパ、ビニール袋を使った雨着、段ボールの簡易トイレの作り方を教えて戴きました。
経験がない訳ではないので、新鮮な気持ちを持って参加させて戴きました。
開催者の方(先生とは呼ばない)の指導方法や、参加している方の意識・取り組み方など、とても参考になりました。
細かい所が伝わるかどうか分かりませんが、スライドショーにしてみました。

         

「身近なもので、防災グッズつくり」
  

  ずっと一緒に行動していた渡辺(女性)さんに、年配者でも「被災地ボランティア」に参加できますか?と聞かれました。
正直言って、ボラバスの場合は往復の時間が体にはこたえます。
新幹線などを使っての観光ボランティアも現地の方にとってはとても有難いものだと思います。

  また、見守りのボランティアや、仮設住宅などでの孤独にさせないイベント開催などが必要とされてはいますが、
現地の「社会福祉協議会」などとのコンタクトは個人でしなければならないのが現情です。
   
    *********************

防災服着用「あらしねこ」。クリックして日本ブログ村の「防災ブログ」へどうぞ。
にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村

**********************

石巻のわかめを救おう・・・ハートトラック・・・ベイFM

2012-02-09 01:11:46 | 日記

石巻のわかめを救おう・・・ハートトラック・・・
http://www.heartluck.jp/
    
ベイFMで呼びかけているボランティアなのですが、篝が18日に行く予定です。石巻市鮎川漁港です。
ハートトラックって船橋市にあるんです。県道8号線(通称船取線)沿いで、家からも近いんです。

  そんな訳で、東北の「わかめ」を気にしているのですが、・・・気仙沼は結構な豊漁らしいですね。
一方で、水揚げがままならない漁港が沢山あるのです。例えば石巻市名振漁港・・・

      

  先月、浦戸諸島に行って思ったのですが、自治体の大きさによっても、諸事情によっても、
支援格差がどんどん広がっており、従って復興格差も広がっています。
支援が行き渡っていないのは、現地に行けばすぐ分かります。

  寄付金が税金の還付対象になっていますが、寄附をした方の好意に背いていませんか?
見返りを求めない行為だと思うので、大体領収書なんて受け取っていない人の方が多いと思うのですが・・・
支援の行き届いていない地区に、どうにか廻してあげて戴きたいと思います。

・・・先程新潟で震度5の地震がありました。その前に、ここ千葉北西部を震源とする地震もありました。
皆様、気を付けて下さいね。

   *********************

防災服着用「あらしねこ」。クリックして日本ブログ村の「防災ブログ」へどうぞ。
にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村

**********************

「閖上(ゆりあげ)」に魚市場が再開(再会)しました。

2012-02-04 16:19:41 | 日記
  名取市の「閖上(ゆりあげ)」に魚市場が再開(再会)しました。嬉しいですね。
少し、内陸の方で再開したようです。
確かに、昨年10月の名取・閖上海岸を見た限りでは、昔の場所では無理だと思いました。


宮城県仙台市の若林区と、名取市の「ゆりあげ」地区は川を挟んで隣接していますが、
全体が、丸で大平原のようで、今までの日本で、かつて見た事のない・・・でした。  
                  

********************************

 2011年10月27日に閖上に行った時のブログを、最掲載いたします。
いろいろな、被災地があります。夫々の町が問題を抱えています。
せめて、どの町がどこにあるのか・・・地形によって被害がどう違ったのか、知って下さい。
 
     ********************************

 「ゆりあげ」に入ってすぐ、たぶん海から4キロ位の国道の脇まで、漁船が流されていました。
私の知っている「ゆりあげ」の過去の姿が全く分からなくなって、数人の地元の方にお聞きしてしまいました。
「水門」と「貞山堀」の跡が見えて、何となく位置関係がわかりました。
名取川も、海も、立入禁止で、釣り人の方を除いては、見る事すらできませんでした。
車で橋の上を走る僅かの間だけ、名取川と太平洋が見えました。

           

  朝7時、海から2・4キロの「閖上小学校」に行きました。
閖上小学校の廊下には卒業式を真近に控え「卒業おめでとう」の飾り付けが・・・体育館の時計と同じく時間が止まっていました。
体育館には、思い出の品々が展示されており、家族写真を探している方とお話ができました。
学校のすぐそばにお住まいの方で、津波は胸の高さまで、来たそうです。
アルバムや、写真を洗って綺麗にしてファイリングして下さるボランティアの方々がいて、
毎日、ご自分の家族の写真を探しに来ているんだけど、見つからないのだそうです。

               

 「閖上小学校」から数キロ海に近い「閖上中学校」の校舎の時計が、被災時間で止まっていました。
正門の前に慰霊の「寄せ書き」があり、14名の亡くなられた生徒さんに「いつも一緒だよ」と書かれていました。
涙が溢れてきました。正門の「希望の松」が凛としてて、又、生徒さんを力付けるかのようにコスモスが咲いていました。

           

      **********************

防災服着用「あらしねこ」。クリックして日本ブログ村の「防災ブログ」へどうぞ。
にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村

大雪の災害も広がっています。今日がピーク?

2012-02-02 10:33:44 | 日記
北海道岩見沢市が積雪の記録を更新した時、驚きました。いとこが住んでいます。
それこそNHKBSの「開拓者たち」そのもののいとこたち、
満州から命からがら引き揚げてきて、北海道開拓に入り、伯父が農産省で夕張メロンとかの研究をしていました。
岩見沢市は、札幌での冬季オリンピックの時に泊めてもらったのですが、
多くの家屋が雪の積もり難い三角のとんがり屋根だったのが印象的でした。
その代わり1階は完全に雪に封じ込まれ、2階から当たり前に出入りしていて、さすがにビックリ!。

  秋田には姉がいます。私の次女が安否確認の担当なのですが、何とか無事だと言う事です。
昨日、雪崩事故が起きた田沢方面・玉川温泉や、家屋崩壊がおきた横手は本当に豪雪地帯なのですが、
能代などの海沿いは、風が強過ぎて昔は余り積もらなかった記憶がありますが、ここ数年大雪が続いています。

  青森には弟がいます。私の三女が安否確認の担当ですが、青森市内なので何とかしのげているようです。
どこも、自治体が除雪の予算を使いきってしまっている事、
高齢者のみの世帯が多く雪かきの人手不足で危機的状況にあるようです。

そして、横手のように、空家が多過ぎていつ倒壊するかわからない・・・という問題は日本中でおきています。




防災服着用「あらしねこ」。クリックして日本ブログ村の「環境ブログ」へどうぞ。
にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村

寒風沢島での復興ボランティア(№3)~豚汁の温かさ

2012-01-31 01:19:00 | 日記
おそらく宮城県の浦戸諸島「寒風沢島」が読める人も、知ってる人も少ないと思います。
塩釜市営の汽船が…桂島~野々島~石浜(桂島)~寒風沢~朴島…と定期就航しています。


http://www.city.shiogama.miyagi.jp/urato/contents/map/index.html


「寒風沢島」…さぶさわしま…と読みます。「さむい」を「さぶい」と言いますから。
秋田の男鹿半島にも寒風山があるので、似ていると思いました。
篝が文献で調べたら「さびれた…鉄さびの事、町がさびれる、」が語源と出たそうです。
実は「寒風沢島」は、昔、北前船の寄港地で、大変に栄えていたそうです。

 寒風沢島は4つの島の中で一番大きくて、お米や白菜もブランドを作っていました。
凍っているのは海水をかぶった田んぼです。かなり奥の田んぼまで船が押し流されています。
(田んぼの水は雨水を貯め,水を抜かない作り方だそうです。)
    

田んぼと、畑の整備に、山形大学から若いボランティアさんが20人位いらしてました。
  

午前8時から作業を始めましたがお昼まであっという間でした。
こちらの土井さんのお宅のお店(理容室)まで戻って、豚汁を頂きました。
島には、お店もないし、寒風の中で持参したおにぎりを食べるつもりでいたので、
思いがけない「豚汁」の温かさに、全員感動してましたよ。私4杯お変わりしました。
島には、本当に何もありません。これだけの材料を調達するのは大変な事だったと思います。

      
塩釜の船を降りる時、浦戸福祉会の「中井豊」さんに、
大工や設備屋の「有償ボランティア」を、集めて欲しいと、頼まれました。
現在は校庭に仮設住宅があるのですが、復興住宅が立つ予定にはなっているようです。
始めにお話を伺っていれば、リサーチが出来たのですが、これから調べる事に致します。

防災服着用「あらしねこ」。クリックして日本ブログ村の「環境ブログ」へどうぞ。
にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村