怖かったーーー。
えらい怒ってましたわーーー。
アメリカやフランスの太平洋の核実験の腹いせかもしれませんが、
なんで日本に、憂さを晴らしに来るの、とばっちりやん。
それも戦後すぐの、ボロボロの日本にやってくるわ、
駐留してるアメリカは、ロシアがゴジラより怖かったのか、
言い訳がましい事ばっかり言って日本単独で、それも、
政府は係わらんから民間でやれなんて、無茶苦茶な理屈を言っています。
前にも言いましたが、ゴジラもゴジラです。
毎度、毎度、南太平洋から東京にピンポイントでやってくる。
サケの帰巣本能か ! ちゅうのじゃないんだから、
それとも、幼少期に東京で、ブツブツの顔の不細工な田舎もんと、
女の子に振られて、いじめられたんかい。
焼き鳥屋の手羽先の骨やないんやから、電車を、シガシガ噛むな !
ついでに、悪酔いし過ぎたせいか、
おもいっきり火をゲロのように吐き散らす始末です。
つくづく、面倒くさい、酔っぱらいオヤジです。
多分、銀座で嫌な思いが有ったのでしょう、くだを撒きちらしてます。
やっぱり、ここは、アメリカのキングコングおやじの、
鉄拳制裁でないと、収まりません。
出来れば、グーパンチではなく、
往復ビンタの方が合っているような気がします。
次回作では、是非とも、ヤンキーおやじの往復ビンタをお願いします。
ついでのリクエストとして、ビンタをした時は、
鼻血とヨダレまで飛ばして下さい。
そこまですると、人間ぽくて、親近感が湧きます。
調子に乗って、シェーもやった事が有るぐらいですから、大丈夫です。
この映画は、とにかく、主演の神木隆之介さんの演技だけで、
充分、成り立っています。
私達の子供の頃に、まだ残っていた、復員兵に対する世間の冷たさを感じ、
敗戦の悔恨を、しっかり演じています。
全ての設定は、彼のいい演技を見せる為に有るような気がしました。
それを見るだけでも、ゴジラさんには悪いですが、いい映画だと思います。