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THE ARTIST(2011)
メディア: 映画
上映時間: 101分
製作国: フランス
公開情報: 劇場公開(ギャガ)
初公開年月: 2012/04/07
ジャンル: ロマンス/コメディ
映倫: G
温かい涙、溢れ出す愛。この感動に世界が喝采――
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今年度アカデミー賞作品賞受賞作品。
21世紀にまさかのサイレント映画が受賞!というのが話題でしたねー。
ノミネートされた時点でこれは絶対良作に違いない‥!と楽しみにしてました。
以下ネタバレあり
当たり前ですが、サイレント映画なので役者さんの台詞は聞こえません。(今回の場合”ほとんど”ですが)
その分いつも字幕を追うのに必死な観賞とは異なり集中して観ることができたと思います。
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まずはとにかく名シーンが多い!
印象に残る場面が多い、というのも画面に集中していること・映像だけで物語を語らなければならないから、当たり前っちゃ当たり前?
一番好きなのはペピーがジョージの燕尾服に袖を通すシーン!
画になるのはもちろんですが、ペピーの気持ちがその1シーンだけで全て分かる!
これはキュンときましたーあっぱれ。
あとジョージが抱えていたフィルムの中身‥ペピーとのNGテイクとか、号泣ですよ。
音楽も素晴らしかったですね。
良いBGMが流れているからこそ、サイレント映画としての魅力ある作品と言っても過言ではないくらいでした。
ジョージの夢のシーンは音の編集ができる現代ならではですね。
でも、ラストシーンをあえて無音にする挑戦は素晴らしかったと思います。
緊迫した雰囲気がよく出ていました。ただ、ポップコーンのガサガサ音聞こえちゃったのは萎えましたが。。
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そしてディズニー好きとしても大変興味深く観ることができました。
丁度ミッキーが「蒸気船ウィリー」でデビューしたのが1928年。
その直後の時代が舞台ですから。
衣装やハリウッドの様子等アニメやショー(特にワンマンズドリーム・BBB)そのまんまだなぁと(笑)
スタジオのつくりなんてもろ被りでした、当たり前ですが!
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それと同時に一朝一夕にサイレント→トーキーの流れに
うまく乗れなかった役者さん・映画制作関係者がいたということを知ることができましたね‥。
ついついディズニーアニメーションや『雨に歌えば』のストーリーの様に”画期的だった!””すごかった!!”というイメージばかりついてました。
演技の仕方、俳優と声とのギャップ等等‥。
ジョージがサイレントに固執し落ちぶれていく姿・トーキーの世界に対する恐怖は身に染みるように伝わってきました。。
あとサイレントだと録音の技術がないから生演奏ですよね‥。あまり考えたことがなかったので驚きました。
また、1920~30年代は怒涛の時代だったってことを最近ひしひし感じてます。
丁度世界恐慌があった時代ですし。
映画・ミュージカル等時代背景で使われていることが多いこと多いこと。
(最近だと『パブリック・エネミーズ』や『ボニー&クライド』辺りに触れてます)
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とにかく色々な角度での発見が多い作品でした。
サイレントというベースの上に、現代的なエッセンスを含んでいるからこそ、これほど良い作品ができたんだなと。
色々な可能性も感じましたね。
作品賞受賞大いに納得しました。
素敵な作品をありがとうー!!
メディア: 映画
上映時間: 101分
製作国: フランス
公開情報: 劇場公開(ギャガ)
初公開年月: 2012/04/07
ジャンル: ロマンス/コメディ
映倫: G
温かい涙、溢れ出す愛。この感動に世界が喝采――
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今年度アカデミー賞作品賞受賞作品。
21世紀にまさかのサイレント映画が受賞!というのが話題でしたねー。
ノミネートされた時点でこれは絶対良作に違いない‥!と楽しみにしてました。
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当たり前ですが、サイレント映画なので役者さんの台詞は聞こえません。(今回の場合”ほとんど”ですが)
その分いつも字幕を追うのに必死な観賞とは異なり集中して観ることができたと思います。
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まずはとにかく名シーンが多い!
印象に残る場面が多い、というのも画面に集中していること・映像だけで物語を語らなければならないから、当たり前っちゃ当たり前?
一番好きなのはペピーがジョージの燕尾服に袖を通すシーン!
画になるのはもちろんですが、ペピーの気持ちがその1シーンだけで全て分かる!
これはキュンときましたーあっぱれ。
あとジョージが抱えていたフィルムの中身‥ペピーとのNGテイクとか、号泣ですよ。
音楽も素晴らしかったですね。
良いBGMが流れているからこそ、サイレント映画としての魅力ある作品と言っても過言ではないくらいでした。
ジョージの夢のシーンは音の編集ができる現代ならではですね。
でも、ラストシーンをあえて無音にする挑戦は素晴らしかったと思います。
緊迫した雰囲気がよく出ていました。ただ、ポップコーンのガサガサ音聞こえちゃったのは萎えましたが。。
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そしてディズニー好きとしても大変興味深く観ることができました。
丁度ミッキーが「蒸気船ウィリー」でデビューしたのが1928年。
その直後の時代が舞台ですから。
衣装やハリウッドの様子等アニメやショー(特にワンマンズドリーム・BBB)そのまんまだなぁと(笑)
スタジオのつくりなんてもろ被りでした、当たり前ですが!
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それと同時に一朝一夕にサイレント→トーキーの流れに
うまく乗れなかった役者さん・映画制作関係者がいたということを知ることができましたね‥。
ついついディズニーアニメーションや『雨に歌えば』のストーリーの様に”画期的だった!””すごかった!!”というイメージばかりついてました。
演技の仕方、俳優と声とのギャップ等等‥。
ジョージがサイレントに固執し落ちぶれていく姿・トーキーの世界に対する恐怖は身に染みるように伝わってきました。。
あとサイレントだと録音の技術がないから生演奏ですよね‥。あまり考えたことがなかったので驚きました。
また、1920~30年代は怒涛の時代だったってことを最近ひしひし感じてます。
丁度世界恐慌があった時代ですし。
映画・ミュージカル等時代背景で使われていることが多いこと多いこと。
(最近だと『パブリック・エネミーズ』や『ボニー&クライド』辺りに触れてます)
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とにかく色々な角度での発見が多い作品でした。
サイレントというベースの上に、現代的なエッセンスを含んでいるからこそ、これほど良い作品ができたんだなと。
色々な可能性も感じましたね。
作品賞受賞大いに納得しました。
素敵な作品をありがとうー!!
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