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ディズニー・映画・ミュージカル関連を中心とした
気ままな体験・鑑賞記録ブログ

オズ はじまりの戦い

2013-03-10 22:24:12 | 映画:ア行
OZ: THE GREAT AND POWERFUL (2013)

メディア:映画
上映時間:130分
製作国:アメリカ
公開情報:劇場公開(ディズニー)
初公開年月:2013/03/08
ジャンル:ファンタジー/アドベンチャー

魔法の国に迷いこんだ奇術師と、3人の魔女たち
その出会いは、美しすぎる戦いのはじまり――

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

3月9日鑑賞。
TOHOCINEMASにて、Docomo携帯料金払だと800円+3D追加料金で観れるキャンペーンに乗っかりました。
ありがたい!今後もこういうキャンペーン是非行ってほしいです

オズシリーズに関しては小さいころ買ってもらったミニ絵本が知るきっかけだったかと。
「オズの魔法使い」はもちろんのこと、
「オズの虹の国」「オズのオズマ姫」と計3冊おねだりしたくらいでしたから、結構お気に入りだったのを覚えています。
(映画を機に読み直したいと思ったのですが見つからず…捨ててはいないのは確かなのですが(苦笑))
他にアニメで「オズ・キッズ」というシリーズ登場人物たちの子供たちの話も観てたり、
某MGM制作ミュージカル映画はもちろんのこと、近年ダイアナ・ロスとマイコーの「The Wiz」も鑑賞。
原作者没後に作られた前日談のミュージカル「Wicked」は大好きな女優さんを見つけてしまった重要な作品となりました(笑)

あまりディズニーと絡みのないアメリカ生まれの童話ですが、意外と色々読んだり観たりしてました。
でも「~オズマ姫」ってディズニーで映画化されてるんですよね‥。
 随分昔から観てみたいと思いつつその機会が見つからない!どこで観れるんだー…orz
 後日「オズ」鑑賞!)

何かだらだら書いちゃいましたが(すいません^^;)
色々ベースあったことあり今回の映画楽しみにしてたのですw
(のくせ大して事前に紹介記事とか読んでなかったけどww)

とにかく、良い意味で予想を裏切ってくれた映画でした!かなり満足!!!


以下ネタバレあり


久々にコテコテの実写ファンタジー作品を観た、という気持ちです。
「アリス~」と同じ制作メンバーと聞いた際
くせのある映像&ストーリーになるかなと不安でしたが、
老若男女誰もが観れる世界観を作り上げており純粋に楽しむことができました!
意外とディズニー色が強くない‥?
ワーナーやソニーピクチャー等が配給と言われても違和感ない作品でした。

最初に書いておきますと、事前に真剣に情報読んでなかったので
てっきり魔女3人+オズvs西の悪い魔女だと思い込んでたら全然違ってて驚いたというw
魔女の中に姉妹いる時点で?と思ってましたが、
予告や作品紹介記事等の印象で悪い魔女がプラスでいると誤認識してました\(^o^)/
真の悪役二人が東と西の魔女だということをちゃんと読んでおくんだった…orzとなりましたが、
途中で善悪逆転するところを純粋に驚けたので良かったとします(笑)
バトルシーンは大変美しい魔女たち同士だったので、素晴らしく良いビジュアルでしたww
(衣装も豪華で素敵でしたし!)
戦闘方法は機転と知恵の力かな。
手品と科学の力で不可能を可能にしていくオズの姿が活き活きしておりました。
説教くさいとまではいかないけど、描くテーマがしっかりしてたのも印象的です。


映像に関して嬉しかったのはオープニングクレジットからの世界観。
ディズニースタジオクレジットであるシンデレラ城の映像から既に可愛いかった!
下記にて述べますがミュージカル版意識してかモノクロから始まったし、手作り感あるレトロ調。
音楽がダニー・エルフマンということもあり(今回のサントラ良かった!)
何故かノリとしては「チャーリーとチョコレート工場」のオープニングと似たものを感じました。
クレジット中ダンスしてる男女の影が魔女になったことに気付いておきながら、
その後の伏線になってたことに気付けなかったのは悔しかったですorz

3Dについては意識しまくりのシチュエーション多かったですが(笑)
別に2Dでも良かった内容だったかと。
そろそろ3Dはブーム終わるらしいと聞いたことありますが、どうなんでしょう(苦笑)


それからミュージカル版映画へのオマージュが多い!
最もそれと言えるのが冒頭カンザスのシーンがモノクロかつビスタサイズ。
(時々ハトが枠から飛び出したりと遊んでて楽しかったですw)
そして予告観た時からおぉ!と思わせてくれたオズについた瞬間鮮やかになる色彩と広がる映像!!
この魅せ方は本当素敵でした。
(映像が広がる演出にデジャヴ感あったのですが、恐らくTDLのフィルハーマジック ビー・アワー・ゲストシーン(笑))
また、カンザスでの知人たちとオズの住人達が被る演出まねてたのも嬉しかったり。
フランクとフィンリー、車椅子の女の子と陶器の少女、
そしてアニー(ドロシーと同じギンガムチェック!)とグリンダ。
カンザスのシーン観てて伏線的台詞ありましたし。
ちなみに映画の記憶がかなりうろ覚えだったので、帰宅後思わずざっと観直してしまいました(笑)
西の魔女の煙は赤で、東の魔女が姉になっていたり(Wickedだと姉妹の順番が逆)、
マンチキン族たちのいる黄色いレンガの道のはじまりがぐるぐるだったりと再確認シーン多々。
かなーり被る部分多いってことは原作でそこまで細かく書かれているということでしょうか…?
こうなってくると読んでみたくなりました。

それだけ原作と映画に対し敬意を払って作られた作品なんでしょうね。
アメリカ人は誰もが読んだことある童話でしょうから作りが甘ければ納得しないと思うので、
かなり注意しつつ頑張ったんだろうと思います(笑)
印象的だったのはオズが贈り物をよくする癖があるところ。
原作でカカシ・ブリキ・ライオン・ドロシー4人に贈り物をするシーンを彷彿させられました。
しかもその贈るものって一悶着の経験を基にみんな既に得ている形にないもの。
この辺は流石児童文学がベースなだけあります。


宣伝でゴリ押しされてた美しい魔女揃えられたのをはじめ、出演者のキャスティングも本当素晴らしかったです!
皆楽しんでる感じが良く出てました♪
・ジェームズ・フランコ!まさかのオズがチャラ男だったとはww
 全く乙女の心を踏みにじおって!話がややこしくなった原因はあなたですww
 フランコご本人に対しては相変わらずくしゃくしゃの笑顔な彼に癒されました(笑)
 スパイダーマンだとちょっと頼りない印象でしたがw、
 もうそんな心配無用ですね。先日殿堂入り決定しましたし!おめでとう!!


・ミシェル・ウィリアムズのグリンダ素敵でした。
 美しさはほどほどに(失礼とも言える発言ごめんなさい!^^;)
 聡明さもある感じが良かったです。(だけどやっぱりグリンダ様はシャボン玉を使う!w)
 ちなみに気になったのはラスト彼女が銀の靴履いてたところ…。 何故彼女が…!?!?


・西の魔女は誰が演じるのかかなり気にはなってましたがミラ・クニス!頑張りましたね!!
 先日観た「TED」とは真逆!ヴィランな彼女の演技を観れて楽しかったです(笑)
 変身前はドレスより↑のパンツスタイルの方が好みでした。
 

・エヴァノラ演じるレイチェル・ワイズも相当楽しんでたようで。
 本当美しすぎました。流石に真の姿はご本人演技ではなかったですね(笑)
 バトルシーンはまさかのダース・シディアスの攻撃法w
 お母様の演技に興味ないらしい息子さんー是非今作観るべきですよーww



ラストでオズはドロシーと違ってカンザスには戻らず。
同行者がやけにここ引っかかってたので思わず意図を考えてしまったのですが、
(もちろん原作が大魔王として健在してるんだからそうなんでしょうけど(笑))
これはオズとドロシー双方の求めるものが違う、というのが第一なんだろうなぁと勝手に解釈させていただきました。
ドロシーはHomeと既存の友情であり、オズは改心と新たなる世界だったのですから。
「The End」が清々しかったです。

続編できるという噂を聞いてますので
是非上記に書いたグリンダの靴が、もしもあの銀の靴なのであれば
どうやってエヴァノラの元に行くのか是非描いてほしい!
(一瞬だったしただの所有物だったということにもなりかねないけど…)
このまま終了にしても良い作品ではありますが、
作ったなら作ったで面白そうなので前向きに続報を待ちたいところです。
それにもうちょっとしたら確かリー・ミシェルがドロシーのアニメ映画が公開されるはず!
オズワールド今後も堪能できそうで楽しみです♪


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