チケット持って、おさんぽ行こう

ディズニー・映画・ミュージカル関連を中心とした
気ままな体験・鑑賞記録ブログ

Matilda

2014-02-15 14:48:08 | 観劇in海外
CAMBRIDGE THEATREにて
現地時間2013年11月20日ソワレ回鑑賞。

ロンドン旅行にてミュージカルもう一作品観てきました。
CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY』に続き、
ロアルド・ダールの児童文学「マチルダは小さな大天才」のミュージカルです。
事前に原作をほとんど読めず、結局行きの飛行機で読破(笑)
とにかくこれはトニー賞授賞式のパフォーマンスを観て是非とも生で観たかった!!
児童文学だから英語分からなくても多分大丈夫だと思ってましたし(笑)
劇場はチャーリー~よりも客層が子供だけでなく大人も多い&満席!
流石ローレンス・オリヴィエ賞受賞作品です。

とにかく…観た直後思わず発狂したくなるレベルの衝撃がありました。
国外には、まだまだこんなにも素晴らしいミュージカルがある!!!!!!

Matilda The Musical on Children in Need 2013 - BBC HD


以下感想!

・テンポ、曲共に素晴らしい!パワフル!
・決して子供騙しでないですし、充分大人も楽しめる脚本に仕上がってました。流石賞取るだけの作品!
・原作にちゃんと忠実だったし、またエピソードを入れる加減とタイミングが素晴らしい
 (巨大チョコレートケーキの戦い、アマンダの三つ編み掴んでの砲丸投げ、
 ラベンダーのいたずら実行(原作以上にトリッキーな性格と化してた(笑))、チョークで書かれる文字etc..)
・マチルダの家族であるワームウッド家は全体的に漫画から飛び出たような奇抜な雰囲気を出してて面白かったです(笑)
 パパ・ママは衣装の色もだけど、存在感がギラギラ(笑)
・特にお父さんとのやりとりが原作より丁寧で良かった。
 帽子の接着剤が取れるタイミングの演出ぐっときました。マチルダを娘と認めた、そしてマチルダが父を赦した証。
 (それにしてもマチルダ、ロシア語までマスターしてるとは(笑))
・原作にはないマチルダの創った”お話”が英語分からず理解できなくて残念!
 休憩中急いでネットで調べました(苦笑)



・子役のパワーが凄まじかったです。みんな上手い!この子たちがいなければこんなにも盛り上がらん!!
 無限大的な何かを感じました(笑)
・この日のマチルダ役だったLOLLIE McKENZIEちゃんほとんどのシーン出ずっぱり!
 ちょっと線が細そうなところもマチルダらしい雰囲気あったし、お人形さんの様に可愛いかったー。
・インパクト大だったミス・トランチブル!
 男性が肉地盤着て女性を演じてるんですからよりコミカルさも増し見てて楽しかったです(笑)
 演じられてたJAMES CLYDEさんポーカーフェイスなのにあんなに笑わせてくれるとはw
 2幕での体育の授業のシーンは爆笑でしたw
・ミス・ハニーは鑑賞日どうやら代役の方に当たるLara Denningさんだったよう。
 でも充分魅力的なハニー先生でしたー!雰囲気も衣装も可愛いすぎる!!
 ラストでマチルダと一緒に側転して退場する姿が清々しかったです。
・子供と大人のバランス加減も良かったかな。
 上級生を大人が演じてるのも、子供たちを支えてる感じしていい(笑)
・そういえば図書館にいるミセス・フェルプスは歌唱シーンがなくて残念だったなー。
 マチルダを見守る相談相手?的な存在なのに勿体なかったかも。

・舞台デザインが素晴らしい!アルファベットをちりばめている感じ。
 印象的だったのは”SCHOOL SONG”パフォーマンス時。
 歌詞の中に言葉遊びでアルファベットが順番に出てくるのですが、それと同時にブロックもはめ込まれてく演出があったり。
 新入生の子供たちが圧迫されてく雰囲気も出してたし(苦笑)面白かった!
 場面転換もかなりスムーズだったし(教室のシーンは床からスーッと机が出てきたり)。
 照明の使い方も可愛いかったなぁ。

・作曲者がジーザスクライスト~アリーナツアー(DVD観ましたがめっちゃ良かった!)で
 ユダ役だった人と知った時には驚きました(笑)
 ミンチンさんめっちゃロックテイストなのにこんな可愛らしい曲を創れるだなんて!
 旅行出発前にアルバム購入できて本当に良かった!どの曲も勢いあるし素敵でした♪

Tim Minchin Sings "When I Grow Up"


カーテンコールではみんなキックボードに乗りながら登場で可愛かった!
本当に、”今ここでスタオベしないと後悔する!”と思った作品は久しぶりでした。
心の底から観れて良かった!!!!
2013年観劇したミュージカルの中でぶっちぎりの一番です。


ところで思い返すと初めて海外で舞台鑑賞したのも
『ビリー・エリオット』だったし(この時はブロードウェイにて)、
国外鑑賞作品全部ロンドン発&子供が活躍する作品だったことに気付きました(笑)
日本じゃ絶対観れないミュージカルという意味でも無意識にチョイスしてたのかも(^^;)

素晴らしい作品の魅力は言葉の壁を越えて伝わってくると確信したし!、
また観に行ける日作ることを目標に、日々を頑張ろうと思ったのでした!


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