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ARGO(2012)
メディア:映画
上映時間:120分
製作国:アメリカ
公開情報:劇場公開(ワーナー)
初公開年月:2012/10/26
ジャンル:サスペンス
映倫:G
この《実話》は、フィクションよりも大胆
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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10月27日鑑賞。
公開前様々な場所から”満足度が凄い作品”と話題になってたので、急遽鑑賞を決行。
うーんまさに嘘のような本当の話。
社会派映画でしたがエンタメ性もありかなり観やすかったと思います。
期待値にちゃんと応えてくれた作品でした。
これまでのベン・アフレック監督作品はまだ観てないのですが、
結構良いという感想耳にするのも納得。
監督としてのセンスおありなんでしょうなぁ。
マットと共同脚本も書かれた経験もあるし、凄い。
以下ネタバレあり
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まず当時の様子をかなり再現しようとしてたのがかなり伝わってきましたね。
(ベンは大学で中東学を専攻していたそう!)
冒頭ワーナーのロゴは70~80年代に使われていたものらしいですし、
イラン米国大使館占拠シーン(ちょっと最近の某国と重なって見えたのは内緒…)
はシネスコサイズと交互に一部ビスタサイズ&映像も粗いもので面白かった。
プログラム内門間さんのコメントにもありますが、
エンドロールでの実際の写真と映画のシーンを照らし合わせがどれも瓜ふたつで、
”再現”にこだわったのを感じられました。
クライマックスは助かるって分かっていても手に汗握った…!
色々な場所で”時間が迫っている”感があり、
6人+トニーのハラハラ感がかなり伝わってきました。
イランの領域を抜けた瞬間どれだけほっとしたことか(笑)
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また、”映画”という世界共通のエンタメを通じた作戦というのもなんとも皮肉ですよね。
対立しあっているのに、企画したアルゴの絵コンテ見て盛り上がるイラン人が印象的でした。
ただの救出劇だけでなく、トニー自身の家族との再生も重ねているのもドラマ性があり良かったです。
アルゴの作品内容と被ってくるのもにくい。
ラストで息子の部屋にスターウォーズやスタトレのフィギュアがあるのはもちろん、
アルゴの絵コンテが並べられているのに暖かさを感じました。
改めて良いまとめ方だったなぁと思います(笑)
そうそう、アラン・アーキンが出演してたのも嬉しかった!やっぱり茶目っ気あるおじいちゃまだわー。
ちなみに…丁度鑑賞当日六本木ヒルズの森美術館で開催していた
アラブ・エキスプレス展に行くことができまして。
映画と合わせて思ったのがアラブ・中東地域に対する知識が本当に皆無であること、
そしてステレオ的イメージがついてしまっているということ。
どの作品も”今”のアラブを物語っていましたし、伝えたい!というメッセージ性を感じられました。
これをきっかけに興味を示せたのは良かったです。
社会派映画鑑賞嫌いではないので、この辺の地域が関わってくる作品可能な限り観ていけるといいな。
メディア:映画
上映時間:120分
製作国:アメリカ
公開情報:劇場公開(ワーナー)
初公開年月:2012/10/26
ジャンル:サスペンス
映倫:G
この《実話》は、フィクションよりも大胆
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10月27日鑑賞。
公開前様々な場所から”満足度が凄い作品”と話題になってたので、急遽鑑賞を決行。
うーんまさに嘘のような本当の話。
社会派映画でしたがエンタメ性もありかなり観やすかったと思います。
期待値にちゃんと応えてくれた作品でした。
これまでのベン・アフレック監督作品はまだ観てないのですが、
結構良いという感想耳にするのも納得。
監督としてのセンスおありなんでしょうなぁ。
マットと共同脚本も書かれた経験もあるし、凄い。
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まず当時の様子をかなり再現しようとしてたのがかなり伝わってきましたね。
(ベンは大学で中東学を専攻していたそう!)
冒頭ワーナーのロゴは70~80年代に使われていたものらしいですし、
イラン米国大使館占拠シーン(ちょっと最近の某国と重なって見えたのは内緒…)
はシネスコサイズと交互に一部ビスタサイズ&映像も粗いもので面白かった。
プログラム内門間さんのコメントにもありますが、
エンドロールでの実際の写真と映画のシーンを照らし合わせがどれも瓜ふたつで、
”再現”にこだわったのを感じられました。
クライマックスは助かるって分かっていても手に汗握った…!
色々な場所で”時間が迫っている”感があり、
6人+トニーのハラハラ感がかなり伝わってきました。
イランの領域を抜けた瞬間どれだけほっとしたことか(笑)
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また、”映画”という世界共通のエンタメを通じた作戦というのもなんとも皮肉ですよね。
対立しあっているのに、企画したアルゴの絵コンテ見て盛り上がるイラン人が印象的でした。
ただの救出劇だけでなく、トニー自身の家族との再生も重ねているのもドラマ性があり良かったです。
アルゴの作品内容と被ってくるのもにくい。
ラストで息子の部屋にスターウォーズやスタトレのフィギュアがあるのはもちろん、
アルゴの絵コンテが並べられているのに暖かさを感じました。
改めて良いまとめ方だったなぁと思います(笑)
そうそう、アラン・アーキンが出演してたのも嬉しかった!やっぱり茶目っ気あるおじいちゃまだわー。
ちなみに…丁度鑑賞当日六本木ヒルズの森美術館で開催していた
アラブ・エキスプレス展に行くことができまして。
映画と合わせて思ったのがアラブ・中東地域に対する知識が本当に皆無であること、
そしてステレオ的イメージがついてしまっているということ。
どの作品も”今”のアラブを物語っていましたし、伝えたい!というメッセージ性を感じられました。
これをきっかけに興味を示せたのは良かったです。
社会派映画鑑賞嫌いではないので、この辺の地域が関わってくる作品可能な限り観ていけるといいな。
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