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ELIZABETH: THE GOLDEN AGE(2007)
メディア: 映画
上映時間: 114分
製作国: イギリス/フランス
公開情報: 劇場公開(東宝東和)
初公開年月: 2008/02/16
ジャンル: ドラマ/歴史劇
敵は、外にも中にも──
そして私の心にも。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【クレジット】
監督: シェカール・カプール
製作: ティム・ビーヴァン / エリック・フェルナー / ジョナサン・カヴェンディッシュ
製作総指揮: マイケル・ハースト / デブラ・ヘイワード / ライザ・チェイシン
脚本: ウィリアム・ニコルソン / マイケル・ハースト
撮影: レミ・アデファラシン
プロダクションデザイン: ガイ・ヘンドリックス・ディアス
衣装デザイン: アレクサンドラ・バーン
編集: ジル・ビルコック
音楽: クレイグ・アームストロング / アル・ラーマン
出演:
ケイト・ブランシェット/ エリザベス女王1世
ジェフリー・ラッシュ/ フランシス・ウォルシンガム
クライヴ・オーウェン/ ウォルター・ローリー
リス・エヴァンス/ ロバート・レストン
ジョルディ・モリャ/ スペイン国王フェリペ2世
アビー・コーニッシュ/ ベス・スロックモートン
サマンサ・モートン/ スコットランド女王メアリー
トム・ホランダー
エディ・レッドメイン
アダム・ゴドリー
【STORY】
1585年、プロテスタントの女王としてイングランドを治めるエリザベス1世。彼女は揺るぎない信念で王の威厳を保っていたが、依然国内外でカトリックを信奉するものたちの謀略が渦巻いていた。中でも、欧州全土をカトリックにする誓いを立てイングランドをも手中に収めようと息巻くスペイン国王フェリペ2世と、従姉のエリザベスが不義の子であることから正統な王位継承権が自分にあると主張するスコットランド女王メアリーの存在は脅威となっていた。そんなある日、エリザベスの前に、新世界から帰還したばかりの航海士ウォルター・ローリーが現われる。やがて2人は交流を重ねるうち互いに惹かれ合い、“ヴァージン・クイーン”を貫き通していたエリザベスの心は揺らぎ始めるが…。
(allcinemaONLINEより)
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・2月27日レディースデイに観賞
やはり一作目のエリザベスの方がインパクトが強かったため、今回は"その後のとあるエピソード"という感じでした。
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相変わらずケイトはすごいです‥。
パワーがあり迫力があるのですが、その中でも繊細な演技をするんですよねぇ。
女王としての孤独感とかも出してましたし。
最後のベスとウォルターの子供を抱いている姿は、子供を持てない寂しさがにじみ出て切なかったです。。
衣装はさすが今回のオスカーを取っただけあり素晴らしいものばかりでした。
エリザベスのドレスの色は、本人の心情を反映しているかのようでしたね。
カツラも種類が豊富ですごかったです(笑)
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今回は前作出てきたロバート・ダドリーに関しては完全に無視(あらら;)
その代わりの様な存在で登場したウォルター・ローリーは「あ、あれ‥」な人物でしたが、
そこは歴史上の人物だから仕方ないと考えて(汗)
演じているクライヴ・オーウェンは本当素敵でした~☆
やっぱり目が素敵なのかな?
やっぱり、彼に007出てほしいです。
ベスのアビーさんは「プロヴァンスの贈り物」以来でしたが、やっぱりかわいい人でした~。
エリザベスの側近としての務めと、ウォルターとの恋愛で苦悩する姿等、いい演技してたんじゃないかなと思います。
まだまだ若いですし、これからの活躍が楽しみです♪
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そうそう、エンドクレジットで”トム・ホランダー”の名前を発見し、
あれ、誰だっけ‥ええっと‥‥‥と、観終わってから思い出しました。
ベケットじゃんっっっ!!!
髭おいてたから全く気づきませんでした;;
そうだ、イギリス人だもん(^_^;)
パイレーツ繋がりといえばジェフリー!
1作目に引き続き、ウォルシンガムを熱演していました。
冷酷に裏切り者・暗殺計画者をまつり上げていきますが、
今回は弟の裏切りが出てきて、何とか救いたいというその姿が‥(T_T)
最期のシーンまで存在感ある演技でした。
実際の歴史上のウォルシンガムも本当に有能なスパイ行動をしていたようです。
この様な人物がエリザベスを支えたからこそ、"ゴールデンエイジ"を築くことができたのでしょう。
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それにしても、やはりヨーロッパという国は宗教問題あって歴史がある、という感じですね。
同じ宗教同士で争うという感覚は日本では馴染みのないせいもありますが‥歴史というものは面白いものです。
もっと高校時代世界史を勉強しとけばよかった~と思ったのでした。
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