今月・・・とはいってもだいぶ過ぎてしまいましたが。
ヤマケイの特集をご覧になりましたでしょうか。
日本の名急登100。
あれこれ挙げられてて、
飯豊のダイグラ尾根が特集されるあたり
「やるじゃん」と思ったものですが。
急登・・・。
asaもあちこち登りましたし、
登ってない所も多々ありますが、
決して健脚でないasa、
各地で「やられて」きました。
だから敢えて、言います。
急登の基準とは
角度・距離・高低差・難易度・どこへ通じるかが
が大事ですが、一つ加えるといたら
「いかに心折れるか」ではないでしょうか・・・。
そこで、今日は
asaが
実際に「心折れた」急登ベスト5を挙げてみます・・・。
ヒマでしたらお付き合いくださいね。
第5位!
利尻山頂上直下。
※島へのアプローチでかなりかかった後、
海抜僅かから二日かけて1500M以上も
登った最後に、ザレザレの急斜面・・・。かなりキマス。
ただ、これで頂上だって言うのが救いです。
第4位!!
奥多摩・稲村岩尾根。
※東日原から稲村岩を回り込んで、
そこから先は延々と真っ直ぐなつま先上がりの急登。
このヒルメシクイノタワまで全くの一直線。
奥多摩で、まさか・・・の心の隙間を突かれます・・・。
第3位!!!
鳥海山・七五三掛から御室下。
※なんでしょう、ブログ開設以来の一番バテた道でしょうか。
普段なら疲れてきたら、休みを小まめにとるのですが、
動けなくなりそうでした・・・。
途中からは高度計の高低差50Mごとに腰を下ろしてました・・・。
ここも麓へのアプローチまで時間がかかり。
そこから決して急角度ではないけど長い登りに
やられてしまったのでした・・・。
第2位!!!!
飯豊・ダイグラ尾根&梶川尾根。
※梶川を登った時はまだ大丈夫だったのです。
快適な稜線を縦走後、
ダイグラ尾根を下りで使いましたが
最後には足が棒、まったくヒザに力入らず!
ロボットのようにカクカク歩きになってしまいました・・・。
高低差は1500なのですが、何故か尾根のデコボコに
きっちり沿って道が付けられており。
最後には「巻けよ!」と怒りながらあるいてました・・・。はぁバテた。
第1位!!!!!
南ア・両俣から北岳!(写真は左俣大滝)
※ここは両俣に着くまでに一苦労。
asaは北沢から仙丈を超えて両俣に着き、
その時点で半分燃え尽きてました・・・。
その先北岳へ。トータルの角度では大したことないかもしれませんが、
左俣大滝から、尾根に出るまでの急登!
これから登る道が、手を伸ばした先に届く・・・
そんな角度が延々と続くのでした・・・。
もう足がまったく上がらず。同僚に荷物を分けて持ってもらった、
情けない思い出の山ですが、二十数年たって、今思うにもう一度、
通ってみたらどうだろう?と最近思うのであります。あぁMっ気かしらん?
体力と気力、そして装備と休暇があれば
乗り切れるのかもしれませんが
自分の脚と相談して無理せず頑張るのも「山」。
今度はどんな山に巡り合えるのでしょう。
ビローンも良いけど、
格好良い山に行くなら
ちょいと頑張らないと、ね!