スポンジを使い中性洗剤で仕上げたら
綺麗になります。
水分中のミネラル(カルシウムや銅など)と複雑な化学反応を繰り返すことで、 黒く変色して見えるようになります。
アルミ鍋は、アルカリ性が強い食材や調味料を使った時にも黒ずんでしまいます。
例えばこんにゃくや梅干しを使った料理をつくったり、ゆで卵をゆでた時、 もしくは塩・醤油を使用すると、黒ずんでしまうということです。
この黒ずみは人体には無害なので、放っておいても問題はないのです。
露呈されたアルミ素地が水分と反応して水酸化アルミを形成し、それが水分中のミネラル(この場合はたまごのカルシウム)との化学反応で、黒く変色して見えるようになります。
水酸化アルミは体に無害なので、そのままにしてても問題ありません
予防としては、クレンザーなどで綺麗に洗って、しばらくすれば再び空気中にて酸化皮膜が形成されますが、それ以前に使ってしまうと再び黒色化反応を起こしてしまいます。
黒ずみを落としたアルミ鍋はそのままにしないでとぎ汁か野菜くずを10~15分ほど沸騰させてやると良いです。こうすることでアルマイトに似た皮膜が形成されます。
【黒ずんでしまったアルミ鍋をキレイにする方法】
①レモンを輪切りにして、アルミ鍋の黒ずんだ箇所を良くこする
②アルミ鍋にリンゴの皮・芯を水と一緒に入れて、15分ほど沸騰させる(レモンでもOK)
③アルミ鍋にみかんの缶詰内にあるシロップを入れて、15分程沸騰させる(水で薄めてもOK)
④アルミ鍋にクエン酸と水を入れて沸騰させ、さらに中火で10~20分煮立てる
上記の方法で黒ずみが落ちる理由としては「クエン酸」が大きく関係しています。
黒ずみの正体である”水酸化アルミの膜”は、クエン酸に触れると化学反応が起こり溶けていくのです。
それでは、クエン酸で黒シミ除去を行います。
クエン酸小さじ2杯ほど入れてある程度沸騰させます。
今回はやり忘れましたが
沸騰中キッチンペーパーなどで回りを擦ってあげると鍋淵周り迄、黒シミを落とすことが出来ます。
その後柔らかいスポンジで中性洗剤で洗ってください。
但し、これでも完璧に落ちない場合もあります。 その時はクレンザーやスチールたわしで根気強く取ってください。