IPS細胞や山中氏のことを熟知してるわけでないですが、
以前から、森口氏に一定の知名度があることは知っていたので
最近の一連報道でワタシの驚きは大きかったです。
今回の報道で、氏により実害を被った関係者は怒り心頭でしょうが、
ワタシは自分にインストールされた情報が嘘だったことへの
嫌悪感ぐらいでした。
他ブログでは随分怒ってる方も多いようです。
嫌悪感以外の興味もわき、少し考えたのですが
今後も起こりうる事件であると思います。
・エリート階級は、エリート階級へのチェックが甘い。
王政下のヨーロッパでも、身分偽装した詐欺師が宮廷の人間関係へ入りこみ
巨額の詐欺を働いてます。
エリート階級は、一般階級には疑惑の目でチェックが働きます。
一般階級同士も、ルサンチマン的に立身(クラスチェンジ)への
足をひっぱる相互監視があります。
このセキュアの穴を通り
ワープして上手くエリート階級に入りこめれば、
さほど肩書きや行動の真偽をチェックされないでしょう。
次に・身分の確認作業は手間がかかり生産的でない。
という実際問題があります。これは中世ヨーロッパの問題だけでありません。
たとえば我々はこの現代社会で生きてますが、
医師や車の運転手が無免許だと疑いながら生活はしていません。
相互信頼が効率性も生むのです。
ところが、まさか、本当か?という事件は何度も起きています。
それもすぐバレたというのでなく、
長期スパンで無免許がバレなかった事件もあり、皆かなり驚くわけです。
恐らくですが、
全国一斉に免許系の完全確認
(実際の免状や取得年や卒業校のデータとも完全に整合性を確認する)
を行えば、無免許医師、ドライバー、ボイラー技師などなど
確実に出てくると思います。
ただこれもワタシの想像ですが、無資格者は氷山の一角でなく
実際の社会は、有資格者が多く(疑惑の人物も免状を紛失しただけなど)
国民は胸をなでおろすと同時に、
チェックにかかった膨大な費用のが、問題視されると思います。
階級が差別につながるのは、固定化という問題があるからです。
今でこそ関係者の努力もあるでしょうが、
看護師は収入が安定しており若い女性の人気職となろうとしています。
森口氏の時代はどうであったでしょう?看護婦と呼ばれていました。
準看→正看→専看→準医師→医師
(各クラスチェンジに、経験、知識を問うテストや再教育は必要)
という明確なキャリアアップの道でもあれば、
看護婦が医師から見下されることは少ないと思います。
看護婦自身の向上心やキャリアへの敬愛も促せます。
(激務よりパート収入だけが目的だったり、
知力を欠損していたら準看のままかもしれませんが)
当然、社会がしっかりとしたキャリアアップを整備する以上、
何か重大な(刑事事件など)事を起し、社会を裏切った個人に対し、
社会からのペナルティという意味で資格そのものの剥奪も必要です。
森口氏の人生は「看護学部入学」である程度固定されてしまいました。
(庶民階級の親が合格するまで医学部に挑ませる資産は無いでしょう)
彼は、ここで人生が決定されるのを嫌いました。
前記の制度でも昔からあれば、非生産的な間違った方向へ、
森口氏が向上心を歪ませながら努力しなかった気もします。
それでも虚言癖は治らず、飛び石に肩書きを名乗るかもしれませんが
社会が被る実害は少ないでしょう。
長々書きましたが、
現代日本も、身分制度社会であると。
ただこの身分制度にセキュリティホールがあるので
(エリート階級が実子の人格・能力不足の場合でも継げるよう
わざと残してある部分も、と思われる)
次も同じか違う業界で違う人物が事件を起すであろうと。
ワタシは思いました。
努力が、すぐにはムリでも長年や途中からの努力が
きちんと報われる社会であれば
若者がオンオフ問わずゲームで
キャラ育成にハマることも少ないと思います。
ゲームはやった分だけ成長し、気に入らなければやり直せます。
ところが現実は、学校名学部→新卒で就いた職種・組織、
で相当その後の人生が決定されます。
この社会化プロセスも若年の努力を考慮されてるし、
本人が本気ならクラスチェンジやアップも一定可能です。
ゆえワタシは全否定しませんが、
もう少し幅があっても良いと個人的には思います。
身分固定化も社会として非効率であると、ワタシは思うからです。
以前から、森口氏に一定の知名度があることは知っていたので
最近の一連報道でワタシの驚きは大きかったです。
今回の報道で、氏により実害を被った関係者は怒り心頭でしょうが、
ワタシは自分にインストールされた情報が嘘だったことへの
嫌悪感ぐらいでした。
他ブログでは随分怒ってる方も多いようです。
嫌悪感以外の興味もわき、少し考えたのですが
今後も起こりうる事件であると思います。
・エリート階級は、エリート階級へのチェックが甘い。
王政下のヨーロッパでも、身分偽装した詐欺師が宮廷の人間関係へ入りこみ
巨額の詐欺を働いてます。
エリート階級は、一般階級には疑惑の目でチェックが働きます。
一般階級同士も、ルサンチマン的に立身(クラスチェンジ)への
足をひっぱる相互監視があります。
このセキュアの穴を通り
ワープして上手くエリート階級に入りこめれば、
さほど肩書きや行動の真偽をチェックされないでしょう。
次に・身分の確認作業は手間がかかり生産的でない。
という実際問題があります。これは中世ヨーロッパの問題だけでありません。
たとえば我々はこの現代社会で生きてますが、
医師や車の運転手が無免許だと疑いながら生活はしていません。
相互信頼が効率性も生むのです。
ところが、まさか、本当か?という事件は何度も起きています。
それもすぐバレたというのでなく、
長期スパンで無免許がバレなかった事件もあり、皆かなり驚くわけです。
恐らくですが、
全国一斉に免許系の完全確認
(実際の免状や取得年や卒業校のデータとも完全に整合性を確認する)
を行えば、無免許医師、ドライバー、ボイラー技師などなど
確実に出てくると思います。
ただこれもワタシの想像ですが、無資格者は氷山の一角でなく
実際の社会は、有資格者が多く(疑惑の人物も免状を紛失しただけなど)
国民は胸をなでおろすと同時に、
チェックにかかった膨大な費用のが、問題視されると思います。
階級が差別につながるのは、固定化という問題があるからです。
今でこそ関係者の努力もあるでしょうが、
看護師は収入が安定しており若い女性の人気職となろうとしています。
森口氏の時代はどうであったでしょう?看護婦と呼ばれていました。
準看→正看→専看→準医師→医師
(各クラスチェンジに、経験、知識を問うテストや再教育は必要)
という明確なキャリアアップの道でもあれば、
看護婦が医師から見下されることは少ないと思います。
看護婦自身の向上心やキャリアへの敬愛も促せます。
(激務よりパート収入だけが目的だったり、
知力を欠損していたら準看のままかもしれませんが)
当然、社会がしっかりとしたキャリアアップを整備する以上、
何か重大な(刑事事件など)事を起し、社会を裏切った個人に対し、
社会からのペナルティという意味で資格そのものの剥奪も必要です。
森口氏の人生は「看護学部入学」である程度固定されてしまいました。
(庶民階級の親が合格するまで医学部に挑ませる資産は無いでしょう)
彼は、ここで人生が決定されるのを嫌いました。
前記の制度でも昔からあれば、非生産的な間違った方向へ、
森口氏が向上心を歪ませながら努力しなかった気もします。
それでも虚言癖は治らず、飛び石に肩書きを名乗るかもしれませんが
社会が被る実害は少ないでしょう。
長々書きましたが、
現代日本も、身分制度社会であると。
ただこの身分制度にセキュリティホールがあるので
(エリート階級が実子の人格・能力不足の場合でも継げるよう
わざと残してある部分も、と思われる)
次も同じか違う業界で違う人物が事件を起すであろうと。
ワタシは思いました。
努力が、すぐにはムリでも長年や途中からの努力が
きちんと報われる社会であれば
若者がオンオフ問わずゲームで
キャラ育成にハマることも少ないと思います。
ゲームはやった分だけ成長し、気に入らなければやり直せます。
ところが現実は、学校名学部→新卒で就いた職種・組織、
で相当その後の人生が決定されます。
この社会化プロセスも若年の努力を考慮されてるし、
本人が本気ならクラスチェンジやアップも一定可能です。
ゆえワタシは全否定しませんが、
もう少し幅があっても良いと個人的には思います。
身分固定化も社会として非効率であると、ワタシは思うからです。
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