蝋梅の花が雨に打たれても誇らしげに咲いています。仄かな香りを漂わせて。
わが背子に わが恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり 万葉集
オオイヌノフグリがやっと目覚めました。でも寒さはまだまだ、春が来るのは
奈良のお水取りが終ってからですね。
滴に咲く梅の花、待ちに待った香り花、人々も香りに誘われて花見を楽しむのも
近いですね。
寒さ厳しい時も健気に咲きて、鉛色の冬に赤いお花で暖かさで迎えてくれます。