16話 頑張って行きます~
伝染病患者の手術はどうなるのか・・・
スンジェ:チュ・アジン先生。出来ますか?
テシン:出来るよッ先生。僕が手伝うから。
ジュヨン:チュ・アジン。私と食道がんの手術を何度もしたよね。
アジン:20回はしたと思いますが。
ジュヨン:食道がんをするくらい、腸吻合も出来るはずよ。
やってみなさい。
アジン:はい、やってみます。
テシン:わかりました。手術道具を入れてください。
ソンウ:怖がるな、チュ・アジン。
テシン:チュ先生、僕を信じて僕の指示に従って。
アジン:はい、先生。
アジン頑張れ!
その頃病院ロビーでは。。
記者:伝染性出血熱の患者がいるそうと、疾病管理本部に申告したそうですが 本当ですか?
患者の状態はどうですか?
患者と接触した人の中で、発病した人はいませんか?
視察団:これはいったいどういうことですか?
伝染病の患者がいるのに、なぜ言わなかったんです。
ジャン課長:副院長、どうしましょう。
シン・ヘス、考える。。。
そして。。
副院長:皆さん、落ち着いてください。
私がこれから一つ一つ説明します。
(視察団に)まずはこんな騒がしい場面をお見せすることになり、大変申し訳ありません。
視察団:早く帰った方がいいんじゃないですか?
副院長:心配には及びません。
流行性出血熱の患者が来たことは事実です。しかし、我が病院の感染管理室で調べた結果によると、他人に致命的ウイルスを伝える患者ではないと暫定的に結論をだしました。
もちろん、もっと精密な検査結果が出ないと分かりませんが。
(視察団に)実はこういう混乱があると予想したにもかかわらず、皆様を招きました。
予想出来なかった状況が起きたとき、賢明に危機に向かう我が病院の姿をお見せしたかったんです。
視察団:何も問題が無いと言うのは事実ですか?
副院長:はい、ご安心ください。
記者:ならなぜ申告したんですか?
国民にこんなことが知れたら、不安感を与えるとお分かりだったはずです。
副院長:こんなことが起きたとき、致命的疾患ではないかぎり、申告を先延ばししたり、また内部的に解決仕様とする所もありますが。私はそうは思いません。
深刻な状況でなくても、とりあえず疾病管理部に事実を知らせて、共に対策を話し合うことが賢明だと判断したからです。
(視察団、記者に)では流行性出血熱だと疑われてる患者が休まれている隔離病室へ参りましょうか。
我が病院では、危機にどうやって対処しているのか、その生の現場をお見せしましょう。
視察団:いや、そこまで行く必要があるか?
他の視察団:行きましょう。
ジャン課長の表情が面白い。。
さすが副院長。。。。。
歩きながら。。
副院長:キム秘書。隔離病室の状況を調べてください、早く。
ジャン課長:もしほんとの出血熱だったら、どうするおつもりですか?
副院長:すでに崖っぷちまで追われています。
崖を飛び渡るしか。
ジャン課長:行ってもいいんだろうか。
その頃。。。。
テシン:では麻酔を始めます。
ジュンヒョク:麻酔ガスが使えないから、静脈麻酔をします。用意できましたか?
ジュンヒョク:麻酔が維持できるように、注入速度を調節してください。
テシン:はい。
そこへソンウが。。。。
ソンウ:副院長が今、記者たちと一緒にこちらに向かっているそうです。
ジュンヒョク:これって疾病管理本部へ申告が出て、マスコミに知られたようですね。
ソンウ:あの、それで何か問題はないのかチェックしてほしいそうですが。
ジュヨン:手術室でないところで手術していることが知られたら まずくありませんか?
スンジェ:だからと言って隠すことも出来ない状況だから。
腸穿孔が起きて救急手術をしていると伝えて、それでもいいと言うのなら 来てもいいと伝えてくれ。
ソンウ;はい。
ジュヨン:どうします?
副院長:正面突破をしようとしているようだが。何とかなるだろう。
副院長の下へ秘書が。。
秘書:パク先生が手術中だそうです。
ジャン課長:何の手術?
副院長:患者の検査結果はまだですか?
秘書:さっき確認しましたが、まだでした。
副院長:行きましょう。
その頃アジンは手術を・・・
テシン:腹膜炎で腸の癒着がひどいと思います。
腸を触らないように気を付けえ切開して。
危険な所は見えたらすぐ剥離して。
スンジェ:(ソンウに)検査結果が出たか確認して。
ソンウ:電話をかける。
隔離病室ですが、ジョン・ウォンチョル患者の検査結果、出ましたか?
まだ・・出ていませんか。。。
テシン:あ、ここ、腸の炎症がひどいですね。きをつけて。
ジュヨン:落ち着いて。チュ・アジンせんせい、食道と胃の吻合が得意だから。
ソンウ:そうだ、チュ・アジン。
お前の食道吻合は、同期の中で最高だから!
アジン:はい。
隔離病棟へ記者たちが。。
副院長:腸穿孔が出て手術だそうですね。
記者:手術室じゃないところで手術してもいいんですか?
スンジェ:まだ確信が出ていない状況ですので、隔離室から出るのはまずいと判断しました。
ジュヨン:隔離病室ですが、できるだけ手術室に近い環境を作りました。
そして申し訳ありませんが、これ以上は近づかない方がいいと思います。
副院長:手術はどの先生がしていますか?
恐るべし副院長・・・・・
ジュヨン:パクテシン先生とチュ・アジン修練医です。
副院長:あの先生たちも感染の危険があるはずですが。
スンジュ:あの先生たちはすでに患者を運ぶ時に接触しましたので、本人たちが患者を診ると積極的に希望しましたので、手術することになりました。
副院長:これは。。なんと・・・
皆さま、先生たちが感染の危険を憚らず、手術をしている非常事態に、私の考えがたりませんでした。
これは見物ではなく、先生たちと患者が死闘を繰り広げている戦場と同じでしたのに。。
急にこんなことを言って申し訳ありませんでした。
今は患者の安定が一番ですので、ここは先生たちに任せて、私たちは席を譲った方が良いと思います。
とりあえず、私についてきてください。
携帯で動画録画してるのは誰だ???
皆出ていく。
そこへソンウに電話が。
ソンウ:検査の結果がでたんです。
ジョン・ウォルチョン患者、エボラ出血熱じゃないそうです!
ペストだそうです。
スンジェ:そうですか。
ジュンヒョク:ペストなら抗生剤だけでも治療が出来ますね。
ジュヨン:そうですね。抗生剤治療と隔離観察は必要ですが、これは薬物治療だけで済みますから。
スンジェ:キムソンウせんせい。副院長に結果を知らせてください。
ジュヨン:エボラじゃないそうです。ペストです。
アジンほっとする。
手術がおわり。。。。
テシン:(看護師に)この方、ストレイプトマイシン(アミノグリコシド系構成物質)はじめて、暫く重患者室で隔離し続けてください。
テシンとアジン 病室を出る。
テシン:二度と世界に出られないと思ったよ。
これ晴れてるようだな。。ですよね?(くじいた手首を見て)
チュ先生どうした?どこか具合いが?
アジンテシンに抱き付く。。
アジン:先生、怖かったんです。
本当に本当に怖かったんです。
テシン:泣かないで、手術はうまくいったんだから。
チェ先生のおかげで。
よくやったよ、ね。
全く、驚いたんだな。
アジン泣く・・・・
そこへソンウが。
テシン:今日は歴史的な日じゃないですか。チェ先生の初執刀日。
おめでとう。
アジン泣いている。
涙を拭うテシン。
ソンウ がっかりしてその場から立ち去る。
可哀想いなソンウ・・・・
次に続きます~
お忙しいのに 読んでくださってありがとうございます
はい^^
なんだかこの二人、急接近してますね
今日も何かありそうだし
爽やかカップル誕生でしょうか~
今夜も見逃せませんね
でも必ず18話前に読みますよ!
こうして読むと。。。
テシン&アジン。。
少しずつだけど、カップルへと前進していくのがわかりますね^^
とても爽やかでカワイイお二人~今夜の18話で関係に変化があるようで~すごく楽しみですね♪^^