ソクフン、セヨンの所で。。。。
ソクフン:なぜ言わなかったんです?
セヨン:ソクフンさん。ここへ来てはいけません。
ソクフン:税務調査の事。知ってたんでしょ?
セヨン:私たちは別れたんです。こんな風に会社に来られたら、お互い困った立場になるでしょう?
もう帰ってください。話はあとでしましょう。
セヨン:ソクフンさん。
ソクフン:一体何を考えているんです?どうするつもりなんですか?
セヨン:税務調査など怖くありません。追徴金を出せば済むことです。
私が本当に恐れているのは、ソクフンさんの気持ちです。
ソクフンさんは誰を守りたいのですか?
私ですか?それとも、ナ・ホンジュさん?
ソクフン:いきなり何を言ってるんですか?
セヨン:ソクフンさんの家で、結婚指輪を見たんです。
多分、ナ・ホンジュさんが返して来た物でしょう。
なぜ捨てられないでいるのか。もしかしたら、ほんの少しでも、ホンジュさんに未練があるのかもって。
ソクフン:そうじゃありません。
ゴミ箱や道端に捨てて来ることが出来なかっただけです。
セヨン:捨てる気はあるんですね?
ソクフン:答えは一つです。俺が守るべき人はユ・セヨンさん一人だと言うこと。
セヨン:その言葉を信じます。
ソクフン:信じてください。
う~~~~~~ん。。。。信じたい~~~~~~でもセヨンの気持ちを考えたら。。。。。。
セヨン:もう戻ってください。役員会議があるので。
ソクフン:元気だして。
ソクフンの優しいお顔^^
外に出ると ヨンチョルが。。。
ヨンチョル:もう株価が音を立てて落ちていってるよ。追徴金も物凄い額だろう?
ソクフン:落ち着いてください。理事が興奮してはダメでしょう。
ヨンチョル:これが落ち着いていられるか。俺がこの会社に入ってから、こんな荒々しい税務調査は見たことも聞いたこともないぞ。
これは上の力のある人が企ててやった事なんだよ。
セヨン・・・会長からすぐ家に帰るよう連絡が。。。。
セヨン、実家で・・・
父:カン社長がした事だろう。何が理由なんだ。
お前の事業が上回ったからと言って、税務調査までするなんてやり過ぎだろう。
セヨン:今まで溜まっていた事が多いのでしょう。
父:一体それは何かと言ってるんだ。
セヨン:収集は私に任せてください。検察と国会、人脈を全て動員します。
父:お前が四方を塞いだとしても、カン社長に敵うはずがないだろう。
カン社長に会うんだ。会って追い縋ってでも頼んで会社への被害を最小限にしなさい。
追徴金を減らすなり、他の事で埋め合わせるなり、カン社長がいくつか電話すれば済むことだ。
セヨン:父さん、うちの会社を窮地に追いやったのはカン・ミヌですよ。
なのに会いに行って頼み込めと言うんですか?私は出来ません。
父:じゃあ どうするつもりだ。罰金をそのまま出した上、お前の事業も諦めるつもりか?
セジン、階段のところで聞いていた。。。。
父:事業する人は、会社の為に時には折れることも必要だ。
セヨン:折れてしまった方がましです。
父:ユ代表!
セヨン:もう行きます。非常対策会議があるので。
ホンジュ、ロイ、ソンアは別荘に来た。。
ロイ:これ、おばさんと作ったんだ。
ソンア:わぁ~綺麗~
ホンジュ:ご飯にしましょうか?
ソンア:あっ、髪飾りだ。これ、おばさんの?不思議ね。ママも同じの持ってるの。
あらら。。。ジソンの仕業・・?
ミヌの所にはホンギュが・・・
ミヌ:畏まらずに、言いたいことをなんでも言ってみろ。
ホンギュ:僕は大丈夫です。
ミヌ:パソコンに詳しいんだろ?うちのグループにモバイルゲームの開発事業部があるんだが、そこで働いてみないか?
ホンギュ:あの・・・
ミヌ:なにだ?気にせず言ってみろ.
ホンギュ:僕は手持ちはありませんが、今まで誰かのお世話になった事も無いし そうるすつもりもありません。
ミヌ:姉さんに似てるんだな。血筋のようだな。
義兄と弟の仲で、世話をするしないなど、関係無いだろ?
弟が日稼ぎしてるんだ、俺も気にはなるさ。
ホンギュ:日稼ぎではなく、ちゃんと月給でもらっています。
今してる講師の仕事もやりがいがあります。僕に対する気遣いは、姉にしてやってください。
ミヌ:姉さんのことは心配するな。元気でやってるから。
ホンギュ:うちの姉は辛い事があっても、外に出さずに一人抱え込む性格なんです。
そういう事もひっくるめて、気を使ってやってください。
金のことでも傷つかないようにもしてやって下さい。
金持ちの言う一言一言が傷になることもあるんですよ。
ミヌ:ホンギュ、俺が金持ちな事をそんなに憎むな。金持ちも、知ってみれば可哀想な人たちなんだ。
姉思いのホンギュ・・・・
そのころセジンもミヌのところへ・・・・・
ホンギュ、気が付くが隠れる。。。
セジン、ミヌの部屋で・・・・・
世人:税務調査って、やられたら困った事になって、国にお金を渡さなきゃいけないのよね?
ほんとにオッパがしたの?
ミヌ:セジン。
セジン:姉さんとオッパはそんな仲じゃないでしょ?
どうしてそんな事を?
ミヌ:事業をしていると、そんな事もあるんだ。お互いぶつかって、争って。。
セジン:オッパ。。そんな事言わずに早く和解してよ。
上の人たちに電話してユ・セヨンと和解した、無かった事にしようって。。
私がここに来るなんて相当よ。私の為を思ってでも姉さんと仲直りして?
ミヌ:そうだな。これはお前とする話じゃないよ。話があるならユ代表に直接来るように言ってくれ。
セジン:姉さん、ここに来る気は無いわ。姉さんの性格、知ってるでしょ?
ミヌ:とにかくユ代表と行き違ってても、お前とは関係ない。気を使うな。
セジン:オッパがそこまでとは思わなかったわ。天罰が下るわよ。
姉さんを泣かしたら、オッパを涙ちょちょ切れにしてやる。
ミヌ:そうして欲しい処だが、天罰を下す人がいないようだ。
天下のユ・セヨンだってKO負けしそうなんだから。
セジン ミヌを蹴る。
よくやった!!
それでも笑えるミヌに腹が立つ。。。
セジン、元気なく出てきたところにホンギュが・・・
ホンギュ:どこに行ってたんだ?
なにで?何かあったのか?
セジン:あんた、実は正体を隠してるんでしょ。
ホンギュ:正体って何だよ。
セジン:昼間はパソコン講師で、夜には正義のスーパーヒーローに変身する。。
ホンギュ:バカな事言うなよ。
セジン:立ち向かいたい人がいるのに、力足らずなの。どこかにそんなヒーローがいないかしら。
ソクフンがいる^^
ホンギュ:食事は?
セジン:美味しいもの食べに行こうか?
ホンギュ:そうしよう。
ソクフン、チャン代表と・・・・
サンウ ニキビが痛々しい。。。。
ソクフン:20大グループの現金性資産状況および推移の報告書です。
チャン代表:もう終わったんですか?
こりゃ、私がチャ・ソクフンさんに付いていくだけで精いっぱいだ。
ソクフン:本社に報告する英文版も後ろに入れておきました。
チャン代表・やっぱり私の直感は正しかったです。うちの会社にぴったりの人材です。
ソクフン:あの、代表。数日間休暇を頂いてもいいでしょうか?
チャン代表:何かあったのですか?
ソクフン:個人的に処理することがありまして。
チャン代表:指示した業務は達成したので、少し休むのも悪くはないですね。
ソクフン:ありがとうございます。
チャン代表:ほかのことはせず、ゆっくり休んでください。
どういう意味か分かりますね?
ソクフン:はい。
これはアジンに構うな。。ってこと?
セヨンは会社に戻るが 相当疲れてる様子。。。
ソクフン、人と会う・・・
ソクフン:メイフィード投資銀行のチャ・ソクフンです。
ドンシク検事:請託の件ならすぐにでも逃げた方がいいですよ。
請託の‘せ’の字が出た瞬間、監獄行きですから。
ソクフン:カン・ミヌの‘カ’の字は如何でしょうか?
ソウル地検 コ・ドンシク検事。5年前、アジングループの秘資金捜査の講義の最中、逆風を受けましたね。
あの時の恨みをかって、ずっと地方ばかり回られて。。
ドンシク検事:あの時抜擢されたから、また戻ってこれたんですよ。
ソクフン;外圧や請託が絶対通じないまっすぐとした方だと聞きました。
ドンシク検事:はっきりと言うんだな。そんな事をしたところで、何も変わらないさ。
ソクフン:カン・ミヌ社長に対する愛が、冷めてしまったということですか?
ドンシク検事:片思いして何になる?プロポーズの指輪も持って無いのに。
ソクフン:その指輪を私が用意しましょう。秘資金の資料さえ確保すれば、捜査を出来るでしょうか?
ドンシク検事:あんた、何者だ?
ソクフン:平凡な市民です。
いや。。平凡な市民には無理があるでしょ。。(^-^;
ジソンのところにホンジュが・・・・
ジソン:奥様、ショッピングですか?
ホンジュ:お返しするものがあって。
ジソン:何を。。?
いきなりビンタ。。。。。
ホンジュ:私はアジングループのカン社長の妻です。
ジソン:何の真似ですか?
ホンジュ:平手打ちは返しました。これも受け取ってください。(ヘアピンを下に落とす。)
本妻の目が眩んだわけでも無いのに、前妻が尻尾を振るのは良くないでしょう。
華やかなシングルらしく、人生を楽しんでください。
ジソン:今日のことは後悔するでしょう。
ホンジュ:後悔?たくさんし過ぎて分かっています。これは該当事項には入りません。
そろえと、ネックレスはありがとうございました。気に入り過ぎて、お返しはできませんが。それでも良いですよね。
ホンジュも・・・・・・・・・・
セヨンの会社では。。。
セヨン:追徴金の予算がそんなに?分かっています。議員にもどうしようも無いということ。。
分かりました。
セヨン、立ち上がろうとしたがお腹が痛い・・・・
次に続きます~~
16話。。ラストに向かっていろいろなヒントがあるはず~慎重に読もうと思います^^
>セヨン:なぜ捨てられないでいるのか。もしかしたら、ほんの少しでも、ホンジュさんに未練があるのかもって。
ソクフン:そうじゃありません。ゴミ箱や道端に捨てて来ることが出来なかっただけです。
↑関係ないかもしれませんが。。この指輪ってホンジュの指輪なんですよね?ソクフンの指輪はレストランの前で道路に投げていたような?ソクフンが言ってるとおりで、ただゴミ箱や道端に捨てられなかっただけだと思うけど。。。
それから、ホンギュとセジンがミヌの会社で会っても、全然驚かないのは。。セジンがホンギュの姉はミヌの妻ということ知ってるからでしょうか?
ホンギュが知っていて、セジンが知らないことは、姉の恋人がソクフンで、ホンジュの元夫だったということかな?このことを知った時、この行動的なセジンがどんな行動を起こすのでしょうね??
そういえばチャ・ソクフン。。今は銀行マン!
服装の感じからなのかもしれませんが、本当に銀行マンらしく感じます~サンウさんの演技力すばらしい~~^^
指輪・・・・
私もそう思います・・・・
確かにゴミ箱には捨てられない・・・
でもセヨンにとっては些細な事でも気になるんでしょうね・・・
なんせ初恋ですから
ホンギュは姉の元旦那のソクフンが、今はセジンの姉と付き合ってることは知ってますが・・
セジンは知らないですよね・・・
でもセジンの言葉。。
>夜には正義のスーパーヒーローに変身する
なぜここに居たのかより、自分が落ち込んでる時に側に来てくれた事の方が嬉しかったのかも^^
だから、あまり追求しなかったのかもしれませんね^^
銀行マン~そう言えばそうでした^^
スーツも素敵で似合ってますね
はい~演技も最高~