クォン・サンウ&チェ・ジウ 『誘惑』 20話（最終話） キャプ＆レビューⅣ

別荘で・・・・


ソクフン：起きてください。


セヨン：放っておいて。





ソクフン：話があるんです。起きてください。

セヨンさん、セヨンさん。


（セヨン突然起きて・・）


セヨン：私、患者なんですよ。放っておいてください。


ソクフン：患者は患者ですが、ドンソングループの代表でもあるんです。


セヨン：何ですって？





ソクフン：今週末、香港のMホテルのオープニングに参席しなければなりません。

そこに参席しなければ、会社に良くない噂が広がるでしょう。

セヨンさんが、深刻な病気だという噂が立ってるんです。

この機会に健在だと言う事を見せなければ。





セヨン：本当のことじゃないですか。

私の中のがん細胞もどうにも出来ないのに、グループのオーナーだなんて。

もう嫌よ。


ソクフン：一緒にオープニング記念式に行きましょう。

式を終えて帰ってすぐ入院して治療を受ければいいんです。


セヨン：病気なのは私なんです。ソクフンさんじゃないわ。





ソクフン：だから戦うんです。

それは、俺が代わりにできることではありません。





セヨン：あーしろ、こーしろって指図しないで！





ソクフン：セヨンさん。


セヨン出ていく・・







車で出て行ったセヨンをソクフンが追いかける・・・






セヨンの車を見つけるソクフン。。。








湖のほとりに佇むセヨン・・・・





そっと肩を包むようにするソクフン。。





ソクフン：すみません。俺が悪かったです。





香港へは行かなくても良いです。

セヨンさんのしたいようにしてください。





セヨン：何故私なの？

どうして私がこんな罰を受けなきゃならないんですか？


ソクフン：理由なんてありません。そんなもの探さないでください。





セヨン：分かっています。だからもっと腹が立つんです。

誰にでも起こり得る事なのに、よりによって私だったから、腹が立って仕方ない・・





ソクフン：俺にぶつけてください。俺が全部受けとめます。





セヨン：疲れてしまうかもしれません。


ソクフン：また元気になります。


セヨン：後悔するかもしれません。




ソクフン：セヨンさんに会えたこと、後悔していません。

今こうして、セヨンさんの横にいる事だけでも、嬉しく思っているんです。





（ソクフン、セヨンの手を取）


それに、まだセヨンさんについて良く知らないんです。

見て、聞いて、触れて・・・毎日セヨンさんについて学びます。


セヨン：私の病気が一生治らなかったら？


ソクフン：あなたと言う人が、俺にとって一番治しにくい病気なんです。




＞あなたと言う人が、俺にとって一番治しにくい病気なんです

きゃ～～～～～～言われてみたい・・

ってか。。。

サンウにそのまま返すわ～～～～～～～この言葉・・





ソクフン：泣かないで、大丈夫です。

俺がついています。

ナ　イジャナヨ。。




ソクフン。。。分かってもらえてよかったね・・・





ホンジュ、買い物の帰りに・・・

ミヌ：もうすぐ香港へ行くんです。

MホテルのオープニングイベントにVIPが来るのですが、中国の人に新しい事業を提案してみようと思って。


ホンジュ：上手く行く事を祈っています。


ミヌ：一緒に行きませんか？


ホンジュ：香港には良い思い出が無くて。


ミヌ：これから私と会ってはくれないんですか？


ホンジュ：私は、今のままが楽なんです。


ミヌ：前に何度も話しましたよね。

未来は分からないものだから、これからいつ、どこでまた会うか分からないと。


ホンジュ：行ってらっしゃい、ミヌさん。


ミヌ：また会う時までお元気で。









ソクフン香港へ・・・

セヨン：出発するんですか？


ソクフン：はい、香港で一泊してきます。





セヨン：私の心配はしないで。病院が看病人を送ってくれるって。


ソクフン：すぐに行ってきます。


（おでこにポッポ）


それじゃあ。





ソクフン出ていく・・・・








ソクフン、飛行機の中ミヌがやってきた。。





ミヌ：ヤンジュさんは見る度に綺麗になるな。







セヨン、薬を飲む・・・・

そしてふとテーブルを見るとパズルが・・・





その上にメモが。。。

ソクフン：最後の一つはセヨンさんが合わせてください。





最後のピースはセヨンさんが準備ができたときに渡します。



セヨン・・・この時決心したんだ・・・





Mホテルのオープニングセレモニー会場で・・・・

ソクフン：ドゥ会長、お越しでしたか。





ドゥ会長：会えて嬉しい、ミスターチャ。

あなたのボスは？


ソクフン：個人的な事情で来られませんでした。


ドゥ会長：あなたのボス、病気なのですね？そういう話を聞いた。


ソクフン：ただの噂です。すぐに復帰されますよ。






そこへミヌ・・・・・・

ミヌ：噂だけじゃないようだな。

ユ代表がMホテルにあんなに功を尽くしたのに、オープニングに来ないなんて。


ソクフン：本当に来てくださったんですね。ありがとうございます。


ミヌ：私の事は気にせずに。どうせドゥ会長に会いに来ただけですから。


ソクフン：中国事業、まだ諦めていなかたんですね。


ミヌ：事業アイテムは沢山あるから。

ところでユ代表の身の上に問題があるのなら、喧嘩にやりがいが無くなりますね。





ソクフン：お変わりないですね。


ミヌ：万が一それが事実なら、ユ代表が考えるドンソングループのホテルの未来は全て水の泡になるでしょう。


ふと上を見ると　そこにはセヨンが・・・・・



ふと・・・・というかかなり見てますが・・・・









セヨン：カン社長、お久しぶりね。


ミヌ：すべてただの噂だったのか？元気そうだな、ユ代表。


セヨン：カン社長こそ、落ちぶれたと聞いてたのに、思ったより普通ね。



ミヌ：ユ代表とは勝負をつけるまでは落ちぶれていられないさ。


セヨン：また反則するつもり？


ミヌ：少し路線変更はあったが、今回は真っ当から勝負しよう。


セヨン：期待してるわ。


ミヌ：そうだチャ・ソクフンさん。今度は本当に一杯しましょ。


ソクフン：そうしましょ。






ソクフン：どうなってるんですか？


セヨン：チケット買って、飛行機に乗って、ぐっすり寝たら香港にいました。


ソクフン：コンデイションは大丈夫ですか？薬はもって来ましたか？





セヨン：もう、小言ばかり。。





セヨン：ほら出して。（手を差し出す）

私のパズルのピース、持って来たんでしょ？

出してください。


ソクフン：このままでは渡せません。

一言いえば渡します。


「愛してる。」

（セヨン躊躇している。。。）





嫌なら捨てますが・・・





セヨン：チャ・ソクフンさん、思いのほかずるいですね。





ソクフン：それは知っています。ほら、言ってください。




早く。




セヨン：愛しています。




ソクフン：何ですって？聞こえません。



セヨン：愛しています。


（パズルを返し・・・）






ソクフン：俺も愛しています。









行きましょう。




セヨン：私たちの悪縁は、終わったのでしょうか。


ソクフン：もちろん。残っているのは、永遠に共にすることだけです。









FINE。。。。




※長い間　読んでくださってありがとうございました。

誤字脱字もあり　読みにくかったと思います。

ここでお詫びさせていただきます。。。

ほんとに読んでくださった皆さんには感謝です。。


左のカテゴリーに　「誘惑」キャプ＆レビューを作りましたので　また何かの参考にしてくださいね^^