専門用語続出で読みにくいかも・・ですが。。。
宜しければ読んでみてね^^
テシン:ソンさんが目覚めない原因を理論的に分析してみれば、低酸素性脳損傷や感染性寒栓症と思われます。
ですが僕はやっぱりmeningitis、つまり髄膜炎の可能性が高いと思われます。
スンジェ:必ずしもmeningitisとは言い切れないのでは?手術まえに頭痛や嘔吐はありませんでした。
この場合、意識不明を起こす一番ありきたりな原因から探っていくべきです。
チョ・フンミン:患者の検査所見を見れば敗血症が疑われます。
まずは微菌性感染から考えるべきかと。
ジョジュンヒョク:おかしいですね。ならば血液培養結果から何か出たはずです。
ベサンギュ:脳背髄検査の結果が出ました。
ジュヨン:髄膜炎ではなさそうですね。
チョ・フンミン:ですが病理学科からもらった写真を見れば、かなり微細ではありますがクリプトコッカス菌は見えます。
ジュヨン:クリプトコッカス菌なら 汚染された土によって感染されるカビでしょう?
免疫力が大きく低下した場合に感染されて 。
ですがよく観れば微細ですが他の菌も見られますので、今は特定の感染だとは言い切れないですね。
テシン:いいえ、クリプトコッカス・ネオフォルマンス(日和見感染症の原因となる酵母型真菌の一種)なら免疫が低下した患者だけが感染しますし、クリプトコッカス・ガッテイなら正常人でも感染します。
チョ・フンミン:クリプトコッカス・ガッテイ(病原性真菌の一つ)はカナダでここ何年間流行ったカビ菌で、まだ国内感染は認められていません。
ジュヨン:ならば なおさら違いますね。
ソンさんは一年以内海外旅行には行っていません。
テシン:そうですか。
スンジェ:まずは寒栓症によるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)をカバーできるバンコマイシン(グリコペプチド系抗生物質;MRSA感染治療)を投薬しましょう。
ボリューム足りなくないように輸血、維持してください・
ジョジュンヒョク:私は中心静脈圧をモニタリングしながらボリュームの確認をします。
テシン。。納得いかない顔。。
皆がが部屋を出ていくのを追いかけ。。
テシン:課長!
やっぱりクリプトコッカス・ガッテイだと思いますが。
患者が海外に行っていないというのは問診でわかりましたよね。
ジュヨン:はい、患者と患者の母親から聴きました。
テシン:でも事実じゃ無いかもしれないでしょう。
ジュヨン:事実だと思います。
患者のお母さんは常に息子さんの側にいらっしゃいましたし、
テシン:それは後で調べて、とにかく今はクリプトコッカス・ガッテイに対する抗真菌薬を投薬すべきです。
アンホテりシンB(ポリエン系抗生物質;抗真菌薬)です。それでこそ患者は意識を取り戻します。
ジュヨン:アンホテりシンBは危険すぎます。
すでに多くの抗生物質を投薬されてるし、心肺蘇生術を行って間もないんですから。
スンジェ:そうです。下手すれば急性心不全と多臓器損傷になるかもしれません。
まずはチームで決めたとおりに勧めます。
テシン顕微鏡で何か見ている。
何かを確信したよう。。
アンホテりシン。処方セーブ。
ボムジュンの部屋で。。。
注射器から点滴にアンホテりシンBを注入する。。。
テシン:ボムジュンさん、僕は僕が正しいと信じているんだ。
目覚めるんだよ。きっと。
副会長の部屋ではジャンヨンソプが第二の病院ロイヤル・メディカルセンターのことを聞いている。
早く設立するためには 今のメディカルトップチームが名を挙げる必要がある。
テシン、病院のロビーでユン先生と出会う。
テシン:手術は終わったんですか?
ユン先生:はい、長引いてしまって。今日も病院へお泊りですか?
テシン:そうだと思います。
ユン:毎晩こんなに不便で。。どこか止まれそうなところを調べましょうか?
テシン:大丈夫です。医局で寝てもいいし。。
突然ジョジュンヒョク。。
ジョジュンヒョク:(テシンに)あの、私とどこか行きませんか?
テシン:どこですか?
ジョジュンヒョク:行けば分かります。
ユン:(独り言)驚かせて。。もぅ・・・
連れていかれたのは倉庫?
テシン:ここで寝てるんですか?
ジョジュンヒョク:ここが私の家とおなじようなものです。
テシン:こんな所を個人空間として使ってはいけないと思いますが。。
ジョジュンヒョク:いけませんよ。。あたりまえでしょう。
横になって。
テシン:狭いのに僕まで。。
僕は事務室で寝てもいいんですけど・・
ジョジュンヒョク:30分を寝てもまともな寝床でぐっすり寝た方が疲れが取れますって。
さぁ とりあえず横になってみてください。
我が家だと思って。
そうですか~ボリボリ
テシン白衣を脱ぎ横になる。
布団をかけてあげる優しいジョジュンヒョクssi。
ジョジュンヒョク:いいでしょう、楽でしょう?
毎日のようにソファーでうずくまって寝るのはいけませんよ。
これからはここでわたしと一緒に寝ましょう。
我が家だと思って。
ジョジュンヒョクssi ハンカチを綺麗にたたみその上に寝る。(アイロンかける代わり?)
テシン:でもなんでハンカチを下に敷いて眠れるんですか?
ジョジュンヒョク:アイロン効果です。ププ やっぱり
パク先生。私がここで寝てるのは内緒です。
テシン:心配しないでください。誰にも言いませんから。
寝る。。二人。
次に続きます~