[箴言 12:1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28]
訓戒を愛する人は知識を愛する。
叱責を憎む者は間抜け者。
善人は主から恵みをいただき、
悪を企む者は不義に定められる。
人は悪で身を堅く立てることはできない。
正しい人の根は揺るがない。
しっかりした妻は夫の冠。
恥をもたらす妻は、夫の骨の中の腐れのようだ。
正しい人の考えは公正。
悪しき者の助言は欺瞞。
悪しき者のことばは血に飢え、
心の直ぐな人の口は自分を救い出す。
悪しき者は打ち倒されて、いなくなる。
しかし、正しい人の家は立ち続ける。
人はその賢明さによってほめられるが、
心のねじけた者は蔑まれる。
身分が低くても、しもべを持つ者は、
高ぶっていて食に事欠く者にまさる。
正しい人は、自分の家畜のいのちを知っている。
悪しき者は、そのあわれみさえ残忍である。
自分の畑を耕す者は食に満足するが、
空しいものを追い求める者は良識がない。
悪しき者は悪人たちの分捕り物を欲しがるが、
正しい人の根は芽を出す。
悪人は唇で背いて罠にかかる。
正しい人は苦しみから逃れ出る。
人は、口のことばによって良いものに満ち足りる。
人の手の働きはその人に報いをもたらす。
愚か者には自分の歩みがまっすぐに見える。
しかし、知恵のある者は忠告を聞き入れる。
愚か者は自分の怒りをすぐ表す。
賢い人は辱めを気に留めない。
真実の申し立てをする人は正しいことを言い、
偽りの証人は噓を告げる。
軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。
しかし、知恵のある人の舌は人を癒やす。
真実の唇はとこしえまでも堅く立つ。
偽りの舌はまばたきの間だけ。
悪を企む者の心には欺きがあり、
平和を図る人には喜びがある。
正しい人には何の害悪も降りかからない。
悪しき者はわざわいで満ちる。
偽りの唇は主に忌み嫌われ、
真実を行う者は主に喜ばれる。
賢い人は知識を隠し、
愚かな者は自分の愚かさを言いふらす。
勤勉な者の手は支配するが、
無精者は苦役に服する。
心の不安は人を落ち込ませ、
親切なことばは人を喜ばせる。
正しい人はその友の道案内。
悪しき者の道は自らを迷わせる。
無精者は獲物を火であぶらない。
勤勉さは人間の貴重な財産である。
義の道にはいのちがあり、
その道筋には死がない。
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