拝啓 小笠原君 元気ですか。
ウミガメの保護と研究のための同施設での仕事を始めて、そろそろ1年になる頃でしょう。
小笠原は日本最大のアオウミガメの産卵地でしたね。
ウミガメの上陸時期には早いのですが、
3月にはWWF会員の皆さんとホエールウォッチングを目的に行きます。
海洋センターにもウミガメと、ついでに君の様子を見に立ち寄りたいと思っています。
今回は絶滅危惧種のアカガシラカラスバトや固有植物の生態系の保護の
ために移入植物アカギの除去作業も体験を兼てやってみることになっています。
除去したアカギのチップでサーモンピンク染色布を作ってみるのも
循環型社会体験かな?
(注:私的文書を書いてしまいましたが小笠原君は本名です。初めて小笠原に
行って島暮らしを体験しています)
気が引けましたが、島民の昔からのタンパク源だと聞き、いただきました。屋久島では昔、子ども達がウミガメの卵を集めてくる役目をしていたとのことも屋久島ウミガメ記念館で館長の宇田川さんから聞きました。白黒写真が残っています。
共通するのは、あくまでも生活の一部として、自然の恵みをありがたくいただく・・・という姿勢
でしょうか。捕り過ぎないで末永く付きあって行くことでしょうか。
今は大きく時代が変わりましたので、今の時代に
あった付き合い方をしていると思います。
まあタンパク質は日本産大豆で十分美味しく吸収
させていただいています。食生活を変えればOK。