自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

ライン川流域エコツアー日記(1)

2004-09-21 03:42:52 | ドイツ
長い間投稿をサボってしまいました。スローライフを提案する者が完全に仕事に追われています。追われおわれて今度は15年ぶりのドイツに行ってきました。愛用のVAIOがお釈迦になってしまいましたのでおニューのノートPCを持参し現地からブログをと試みましたが、根っからのアナログ人間。結局音信不通になってしまいました。ライブではありませんが、極端な時差だと思って寄稿します。
従来の「自然を体験する旅」とは内容が異なりますが、これもエコツアーとしてごい紹介します。

9月8日(水)
 ほぼ満席の大韓航空(KE)905便はソウル・インチョン空港を定刻に飛び立った。成田からの乗り継ぎの時間は適度の休憩と、海外への気分転換には丁度いいかもしれない。待ち時間に少額のユーロとウォンを手に入れた。搭乗ゲート付近ではUS$1で15分間インターネットが使用できた。10日後再度乗り継ぎの際は5時間の待ち時間をマッサージや買い物で十分飽きずにいられるだろう。20年以上も乗ったことがないKEの機内食のビビンバはなかなかいけた。フライトアテンダントもみんな感じがよかった。最近の韓国ブームでも感じることだが、いい意味で隣国との壁がなくなってきたようだ。
 フランクフルトのガイドは絵津子パウルスさん。在住33年の大ベテラン。歯切れのいい語り口はまさにドイツ人らしい?。成田出発前の遅刻者対応のために両替時間が取れなかったが、フランクフルト空港で絵津子さんのお世話になった。今回は現地での現金払いのために多額の両替が必要だったので、銀行の手数料を交渉して安くしていただいたのは大助かりだった。東西ドイツ合併以前に来てから15年くらい振りだが、最近のアジアの大都市の変貌と比較すると、昔のままだった。しかし、自分自身や環境が大きく変わっての訪問だけに新鮮な緊張感も味わった初日となった。フランクフルト中央駅前のコンティネンタルホテルは昔のままの駅前ビジネスホテル風でこれから最も多く利用することになるSバーンやトラムの行き交う音が旅情をそそった。一方では、絵津子さんいよれば世界の金融の中心都市であるとともに、アムステルダム、ジュネーブと並んで麻薬取引のメッカというありがたくない称号ももらっているようだ。

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