ここまでやるのか?環境首都の名に恥じない町づくりに溜息もでていたが、
この家を見たら更に驚いた。
9月にしては強い陽射しの中で、この物体がキラキラと輝いていた。
とても住宅とは見えなかったが、”バウムハウス(樹木型住宅)”「ヘリオトロープ」
というらしい。
家の外側部分は高質ガラスで覆われており、保温効果を高めている。
太陽光を効率よく摂取できるよう多角面の建築物は主軸を中心に回転し、
中心部にある居間にはいつでも太陽光が入るように設計されている。
多数貼られたソーラーパネルが約60坪の居住面積の住宅の必要エネルギー1.5Kw/hを
全てまかなっている。フライブルクの中心部から車で10分くらいの
景観のよい斜面に立つ住宅は近未来の理想か・・・落ち着かないなーとも思えてくるが、
これくらいやらなきゃ・・とも。
住人は設計者本人とのこと。身をもって実験していた。
してしまおうかと考え始めました。
ヘリオトロープは落ち着かないだろうな・・と見に行ったメンバーで感想を漏らしていましたが、
以外に住人は快適で、少なくとも心の充足はえられているのだろうな・・・と思うようになりました。市販の部材を買ってきて、まずやれることからやってみようかな・・・。
数年前に市販する部材を利用して環境共生型のアクティブソーラーハウスを建築してから1平米あたり1キロワットある太陽エネルギーのありがたさを実感しております。
しかし、どの点で、予算と実効性との折り合いをつけるのかの判断が難しいと考えています。
お金と時代が決めるんだろうと漠然とは思っていますが…
奇をてらって注目されるか、さりげなくやるべきか…
提案の仕方と言うものには咀嚼の難しさをひしひしと感じています。