なにしろオリジナルアルバムは1968年リリースなんで48年前、当時まだ私は中学生でしたので、２枚組のLPアルバムは高価で、とても買えませんでした。最初のアルバムは同級生から中古で安く譲ってもらいました。小さなポータブルレコードプレーヤーで思いっきり聞き倒しました。枕元に置いて寝ながら聞くうちに、そのまま寝てしまうことが日常でした。当然レコードは傷だらけになりましたが、小さなプレーヤーで聞く分には大して気にならなかったのかも知れません。成人してから買い直して時には普通のステレオセットで殆ど聞いてはいなかった気がします。初CD化されたのが1987年、更にリマスターCDとして現在売られているものは2009年度デジタル・マスター使用となっています。記憶に残る各曲と現在聞いた曲の印象が違うのは当然なんでしょうが、多分昔は再現されていなかったであろう管楽器の重低音が新鮮でした。またドラムのハイハットとスネアが凄くリアルに聞こえました。
なんせ、こんなプレーヤーでしたからね、違って聞こえるのは当然でしょう。リマスターCDに特別興味はありませんでしたが、こんなに違って聞こえるならチョットだけ「あり」かな。
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