フードバンクちば

日本では年間約1700万トンの食品が廃棄され、その中にはまだ食べられるのに捨てられてしまう食品が500万～800万トンもあると言われています。食品メーカーや外食産業などでは、品質には問題がないものの、包装不備などで市場での流通が困難になり、商品価値を失った食品が発生しています。「フードバンク」とは、従来は廃棄されていたこうした食品の提供を原則として無償で受け、生活困窮者を支援しているNGO・NPO等の市民団体を通じて野外生活者や児童施設入居者などの生活困窮者に供給する活動をおこなっている団体です。


1960年代のアメリカから始まったボランティア活動が日本でも特定非営利活動法人の認証を受ける団体も出てきて日本各地で動きが始まっています。最近日本の美徳として語られる「もったいない」の観点からも注目されつつあります。しかしその一方で日本の大手コンビニは消費期限切れの食品を漫然と大量廃棄しています。廃棄ロスはフランチャイズ店に被せ、期限切れ直前の値引き販売も許さない、えげつない商売をしています。「7、11」はブラック企業です。


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