安倍国葬・菅義偉元首相の弔辞の意味の恐ろしさ。<かたりあひて 尽くしゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ>の真意。官僚は分かってOK出したのか?元博報堂作家本間龍さんと一月万冊
菅義偉氏が友人代表の追悼の辞で引用した山縣有朋の歌
— 舟人 (@funabito_tokyo) September 27, 2022
「人は先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」
そして
「総理、いまこの歌くらい、私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。」
これは、ポスト岸田として再び総理総裁となる意思表示かもしれませんよ https://t.co/wxAqDasxz4
山縣有朋は、政党政治否定、藩閥政治推進、社会運動弾圧の代表的人物として、歴史家から大きなマイナスの評価を与えられてきた。1961年に『山県有朋』を著した藤村道生は山縣が北清事変を「侵略の絶好の機会と見た」と表現し、「日本に比類のない軍国主義体制を作ることに成功し」「(山縣による官僚・軍閥が)日本を支配し続け、やがて暗黒の太平洋戦争に引きずり込む元凶となった。
菅義偉の弔辞は周到に練られたものでライターとの合作だとしか思えない。 聴衆の心情を揺さぶり涙を誘いつつ、安倍晋三の政治的な意思を継承するのは自分だということを印象付ける政治的意図を強く感じる。