自分で何を言っているか分からなくなる安倍晋三
役人が用意した想定問答集を離れると、途端に安倍晋三の答弁がメチャクチャになる。おそらく自分でも「何を言っているか」分からないのではないのか。意味不明さは今に始まったことではないが、このような非論理的発言の合間に頻繁に『いわば』『まさに』の文脈と無関係の言葉が発せられる。常識人には、ますます理解困難な答弁になる。
以下は産経の転載です
********************
山尾
「冗舌な首相が突然、貝のように答弁をしなくなる場面があった。自民党改憲草案について質問されたときだ。
10月5日、蓮舫代表から改憲草案について政府の統一的な見解について述べることはできないと答弁を拒否。
首相
「私は権能がないとは申し上げていない。私が申し上げているのは、内閣を代表して、政府が出している法律案、予算について、議案について、政府を代表して述べなければならない。
それ以外のことについても、論評する場合はあるが、憲法上の義務を負っているのは、政府を代表して、私が述べられることであろうと思う。
権能については、政府が憲法改正の発議できるかについては議論があるところだが、私は権能を申し上げていないが、政府を代表する立場として、議案について政府を代表しての考え方を述べる立場にあるということではないかと思う」
山尾
「この国会に入って、首相は憲法改正草案について、私は述べる立場にないと繰り返しおっしゃるようになった。突然だ。
翻って、平成25年2月26日の参院で、首相は自民党改憲草案9条、国防軍の意義を問われ、答弁している。『自衛隊は、国内では軍隊と呼ばれていない、軍隊ではないという位置付けだが、国際法上は軍隊として扱われている。
私たちは、このような矛盾を実態に合わせて解消することが必要であると、こう考えている』『例えば、憲法改正については党派ごとに異なる意見があるので、まずは多くの党派が主張している憲法96条の改正から取り組んでいきたいと考えている』」
「9条についての改憲案の考え方、そして聞かれてもいないのに、96条から変えたいと答弁している。これ、政府を代表して述べる立場にあるとおっしゃった。これ、どういう立場でお話になっているのか」
首相
「先ほどの答弁を良く聞いて頂ければ、ご理解をいただけると思う。私が内閣を代表して答弁しなければならないのは、議案について政府を代表して意見を述べる場合は答弁をしないといけないわけだが、しかし憲法について論評してはいけないという立場ではないわけだ。
これは、論評はできる。自民党の案について論評をしたわけだ。しかし、当時はまだ十分に憲法審査会において、盛り上げるムードが必ずしも醸成されていない中においては、持論を申し上げさせていただいた」
「いよいよ、憲法改正がよりリアリティーを帯びている中においては、憲法審査会においてやっていただきたい。という中において、答える義務はないわけであり、義務はない。
義務と答えることはできるが、しかし、義務として答えなければならないことは、まさに、山尾さんがおっしゃったように内閣を代表して答えなければならない立場として、これは義務だ。公明党さんもおられ、連立内閣だから、内閣を代表して、答えることはそもそもできないわけだ」
「だから、そのように申し上げてきている通りだ。首相としての答弁は、これはまさに義務だ。自民党総裁として答えろと言われたので、そのようにお答えをした。いよいよ憲法審査会において、ご議論をいただく段階にあり、ここは自民党総裁として発言することは控えた方が良いとの判断をしたわけだ」
山尾
「憲法改正というこの国、そして国民にとって最も大切なテーマの一つ。するかしないかも含めて、このことについて答弁をするかは自分の判断だと。自分次第か。
一国の首相であるあなたに憲法改正についてどう考えるか、聞かせてもらいたいと思っても、聞かせてもらえるかどうかは、首相の気分次第ということか。判断は自分にあると、そういうことか。首相の論理はやっぱり破綻していると思う」
首相
「首相としての義務について、所管する事柄について述べる義務はある。首相としての義務と自民党総裁の義務は別でご了解いただけると思う。ここは首相としての立場であって、自民党綱領について、説明してくださいと言われても、普通は説明できないわけだが、例えば、自民党総裁として綱領を説明しようと、自民党総裁として説明することはできるが、首相としては…」
「そこで、首相として所管する事柄については述べなければいけないわけだ。例えば、個人的感想などさまざまなことを聞かれる。それに対しては義務はないが、答える場合もあるし、答えられない場合もある。
そこで自民党草案についても、内閣として提出する場合はそうだが、私が自民党総裁として、逐条解説に解説されていることをここでご紹介したことはあった。
憲法審査会がいよいよ動く前の段階だったから、私は他方、自民党総裁の立場として機運を盛り上げるためにご紹介をさせていただいたが、これ以上は憲法審査会においてしっかりと議論が進んでいく中において、私は総裁として述べることは、まさに与党においてもまとまっていないことであるから、議論が進むことに支障を来すとの判断をしたということだ。
**************************
これが延々と続く。アホらしいので以下省略。
今の自民党には安倍晋三以上の人材が枯渇してるので総裁任期の延長を検討してるのですね、了解しました。
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役人が用意した想定問答集を離れると、途端に安倍晋三の答弁がメチャクチャになる。おそらく自分でも「何を言っているか」分からないのではないのか。意味不明さは今に始まったことではないが、このような非論理的発言の合間に頻繁に『いわば』『まさに』の文脈と無関係の言葉が発せられる。常識人には、ますます理解困難な答弁になる。
以下は産経の転載です
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山尾
「冗舌な首相が突然、貝のように答弁をしなくなる場面があった。自民党改憲草案について質問されたときだ。
10月5日、蓮舫代表から改憲草案について政府の統一的な見解について述べることはできないと答弁を拒否。
首相
「私は権能がないとは申し上げていない。私が申し上げているのは、内閣を代表して、政府が出している法律案、予算について、議案について、政府を代表して述べなければならない。
それ以外のことについても、論評する場合はあるが、憲法上の義務を負っているのは、政府を代表して、私が述べられることであろうと思う。
権能については、政府が憲法改正の発議できるかについては議論があるところだが、私は権能を申し上げていないが、政府を代表する立場として、議案について政府を代表しての考え方を述べる立場にあるということではないかと思う」
山尾
「この国会に入って、首相は憲法改正草案について、私は述べる立場にないと繰り返しおっしゃるようになった。突然だ。
翻って、平成25年2月26日の参院で、首相は自民党改憲草案9条、国防軍の意義を問われ、答弁している。『自衛隊は、国内では軍隊と呼ばれていない、軍隊ではないという位置付けだが、国際法上は軍隊として扱われている。
私たちは、このような矛盾を実態に合わせて解消することが必要であると、こう考えている』『例えば、憲法改正については党派ごとに異なる意見があるので、まずは多くの党派が主張している憲法96条の改正から取り組んでいきたいと考えている』」
「9条についての改憲案の考え方、そして聞かれてもいないのに、96条から変えたいと答弁している。これ、政府を代表して述べる立場にあるとおっしゃった。これ、どういう立場でお話になっているのか」
首相
「先ほどの答弁を良く聞いて頂ければ、ご理解をいただけると思う。私が内閣を代表して答弁しなければならないのは、議案について政府を代表して意見を述べる場合は答弁をしないといけないわけだが、しかし憲法について論評してはいけないという立場ではないわけだ。
これは、論評はできる。自民党の案について論評をしたわけだ。しかし、当時はまだ十分に憲法審査会において、盛り上げるムードが必ずしも醸成されていない中においては、持論を申し上げさせていただいた」
「いよいよ、憲法改正がよりリアリティーを帯びている中においては、憲法審査会においてやっていただきたい。という中において、答える義務はないわけであり、義務はない。
義務と答えることはできるが、しかし、義務として答えなければならないことは、まさに、山尾さんがおっしゃったように内閣を代表して答えなければならない立場として、これは義務だ。公明党さんもおられ、連立内閣だから、内閣を代表して、答えることはそもそもできないわけだ」
「だから、そのように申し上げてきている通りだ。首相としての答弁は、これはまさに義務だ。自民党総裁として答えろと言われたので、そのようにお答えをした。いよいよ憲法審査会において、ご議論をいただく段階にあり、ここは自民党総裁として発言することは控えた方が良いとの判断をしたわけだ」
山尾
「憲法改正というこの国、そして国民にとって最も大切なテーマの一つ。するかしないかも含めて、このことについて答弁をするかは自分の判断だと。自分次第か。
一国の首相であるあなたに憲法改正についてどう考えるか、聞かせてもらいたいと思っても、聞かせてもらえるかどうかは、首相の気分次第ということか。判断は自分にあると、そういうことか。首相の論理はやっぱり破綻していると思う」
首相
「首相としての義務について、所管する事柄について述べる義務はある。首相としての義務と自民党総裁の義務は別でご了解いただけると思う。ここは首相としての立場であって、自民党綱領について、説明してくださいと言われても、普通は説明できないわけだが、例えば、自民党総裁として綱領を説明しようと、自民党総裁として説明することはできるが、首相としては…」
「そこで、首相として所管する事柄については述べなければいけないわけだ。例えば、個人的感想などさまざまなことを聞かれる。それに対しては義務はないが、答える場合もあるし、答えられない場合もある。
そこで自民党草案についても、内閣として提出する場合はそうだが、私が自民党総裁として、逐条解説に解説されていることをここでご紹介したことはあった。
憲法審査会がいよいよ動く前の段階だったから、私は他方、自民党総裁の立場として機運を盛り上げるためにご紹介をさせていただいたが、これ以上は憲法審査会においてしっかりと議論が進んでいく中において、私は総裁として述べることは、まさに与党においてもまとまっていないことであるから、議論が進むことに支障を来すとの判断をしたということだ。
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これが延々と続く。アホらしいので以下省略。
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