ここはシティの路地裏・・・
両津(うーむ)
両(実にまずいことになってしまった)
イシシ「あ、いたいた センパーイ!」
イ「まーたサボって競馬ですか?勘弁してくださいよ〜」
両(ここに配属されて半月、支度金はさっきのレースで底をついたし・・・次の給料日までどうやって乗り切るか・・・)
両「ん?なんだイシシ、いたのか」
イ「いたのか じゃないっすよ!まったく・・・センパイの事で怒られるのはオレなんすからね!」
両「ところで・・・」
イ「金はもう貸せないっすよ!」
ピピッ!
パシャリ
スパイダーグウェン「なかなかいい感じに撮れたわ ねぇタグ付けしてもいい?」
エレクトラ「もちろんよ!おけまるあげぽよマジ卍」
ス(良い人なんだけどセンスがやや古いのが玉にキズなのよね・・・)
両「あの娘らが飲んでるのはなんだ?最近よく見かけるよな」
イ「知らないんすか?タピオカミルクティーっすよ〜 最近流行ってて結構うまいんすよね〜行列さえなけりゃ良いんですけどね」
両「ほーん」
ス「ちょっと背景がphotogenicじゃないわね・・・」
エ「映えは大事よね・・・グォェッ!喉に当たると痛いわね」
ELVISうさみ「最近暖かくなってきて食い物のイタミも早くなったなぁ・・・」
エ「これって結構腹に貯まるのよね・・・兵糧丸みたい 次の店でも飲まなきゃだし、もう捨てちゃお!」
ス「ヒドーイ笑 それって環境破壊じゃない?笑」
エ「大丈夫よw掃除のおっさんもいるしw」
両「こらー!ゴミをそこらへんに捨てるんじゃない!!」
キャー!キャー!
両「まったく・・・最近の若いモンは・・・」
イ「そうなんすよねぇ・・・話題のタピオカっすけどカップのゴミも話題なんすよね」
イ「ほら、見て下さいっす」
両「ん?」
イ「まぁ、元々ゴミだらけなんでカップが目立つようになっただけかも知れないっすけど・・・ただ、写真だけ撮ってほとんど飲まずに捨てるなんて人もいるって噂で」
両「うーむ・・・現代版ライダースナックだな・・・」
E「わっラッキー!半分以上残ってる!」ズゴゴゴゴゴ
イ「まぁ値段は30倍っすけどね〜 若い子達は金持ちっすね〜」
両「何っ!?」
イ「一杯500円くらいしますからね〜俺にくれれば飲み干してあげるのにーなんて笑」
両(このブームは使えるぞ・・・)ニヤリ
両「おい!そこのあんた!」
E「はいっ?!」ビクッ
両「いいか?うまい飯が食いたいなら今すぐ仲間を3人ほど連れて来い!仕事をやる!日当は弾むぞ!」
E「痛い痛い!ヒゲ掴まないで!わかりましたから!」
1時間後・・・
イ「センパーイ!買ってきましたー!」
両「いやーご苦労ご苦労!」
イ「いくら流行ってるっても、急にタピオカ屋始めて そううまくいきますかね~」
両「ふっふっふ・・・実はな・・・」
E「あの~連れてきましたけど・・・」
両「おぉ!よくやった!早速仕事を・・・」
両「頼m・・・」
両(お、思ってたより酷いビジュアルだな・・・)
両「ま、まぁいい!とにかく仕事だ!」
両「早速、シティ中の捨てられたタピオカミルクティーを回収してきてくれ!」
イ「な、何言ってんすかー!!」
両「さぁ、さっさと行かんと全員しょっぴくぞ!!」
E「ひ、ひどい!」
パイルドライバー「あいつホントに警官か・・・」
ウェポンX「フンッ俺は金さえ貰えるならやるぜ」
イ「センパァイ!本気っすか!?犯罪ってかテロ行為ですよ!」
両「問題ない!ここのやつらは何食っても腹なんぞ壊さんアメ公ばかりだしな。それにタピオカは塩素で消毒するし、ミルクティーは新品を使う」
イ「いや、まず食品に新品中古の概念はオカシイっすよ・・・」
両「鬼畜米英!お前も日本男児なら戦え!」
イ「いや俺日本人じゃないっすし・・・人間でも無いってゆーか・・・」
両「ポスティングを頼んだぞ上等兵」
イ「えぇ・・・」
・・・・・・・・・・
両「さぁいらっしゃいいらっしゃい!路地裏名物元祖エコロジータピオカミルクティーだよ!!」
両「そこのお姉様方!どうですか!ウチのはエコだから美味いしエコだからリーズナブルですよ!」
キャットウーマン「あらこんな所にも出来たのね」
ワンダーウーマン「あらホント 表通りのタピオカドリンク屋さんに行く前に買って行きましょう」
なになに? 新しいタピオカドリンク屋さんだって~ ちょっと試してみましょう
両「はいは~い!沢山あるので皆さん慌てないで下さいね!」
ワイワイガヤガヤ
両「毎度あり!200円になります!」
なに?新しいお店? ググっても出てこないわよ
誰よりも早くインスタにあげればバズるわね!
ワイワイガヤガヤ
でもここじゃ映え的にはイマイチよね
意外と隠れた名店みたいな感じでいいんじゃない? 元祖って言ってるお店だし逆にいいかも
両「どーもありがとうございます!」
両(ムフフフフ開店した途端この行列・・・こいつはいけるぞぉ)
パ「おーい!お巡りさんよ!」
パ「また拾ってきたぜ!ホントそこらへんにおちてんd」
両「!!!」
両(バカ野郎!客のいる前に持ってくるんじゃない!裏だ裏!)
パ「お、おう」
両「いやーハハハ!すみませんね!持病のシャクが!」
キャミィ「ねぇ、今なんか拾ってきたって聞こえた気がするのだけれど・・・」
両「違うんですよお客さん!ヤツの父方の祖母の隣人が中国人でね!広的板って言ったんです!」
両「まな板のことですな!ははは!」
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ピンチもあったが各々が必死に役割を果たした
やっていることは最低の極みだが、久しぶりの“仕事”は彼らにそれを忘れさせた
イ「はぁ・・・どうしよう、とんでもない悪事に加担しちゃってるっす・・・」カタンッ
そうして1日が終わり・・・
つづく!
オンビーと申します。
ブログ更新待っておりました!
まさか最近流行りのタピオカを絡ませてくるとは・・・
確かに両さんなら思いつきそうですね。
次回の更新も楽しみに待ってます!!
こんなにも更新のないブログを見に来て下さってありがとうございます笑
インスタ見てますよ~素敵なジオラマですね!
流行のタピオカがおいしかったのでこんな話になりました(笑)
インスタも見ていただいてありがとうございます‼
あのジオラマたちはうさみさんのシティを参考にしてました