函工の悪
先輩の家へ引っ越し
先輩は
奥尻島から
2週間毎に帰ってくる
日曜日
バイトも休み
朝起きて
歯を磨いて
レトルト中華丼を温めて
ひとりの朝ごはん
コーヒーを淹れて
タバコ2本目で
調子のいいことがわかる
4番目の夫は
殴る蹴るの上
重度障がい者
肋骨3本骨折から
警察が刑事裁判
検察庁で殺人罪になった
逮捕されない犯人と豪語する
前科のついた夫
肋骨の痛みは呼吸ができないを超え
暴行で背中強打で
ガングリオン
大きな脂肪のニキビ
5cmと
その後の手術で
医者から言われた
さらに
逆流性胃腸炎と
胃潰瘍も
おびただしい色の
大きな潰瘍が何個も
胃カメラで
少し痩せた身体と
変わらない自分の顔
先輩は
自由に自宅を提供して
家賃や公共料金を負担してくれる
家計簿計算の
携帯代だけの支払いの
電卓の数字と
のびのびしたモカちゃんとマメ
元夫に肋骨折られ
居酒屋の仕事も終えて
医療コルセットで
苦笑いで先輩の家
そんな暴力はダメだ
誰が許しても
俺は絶対許さないと
珍しく怒ってくれた
元夫のいう
遠隔で脳や筋肉や皮膚の
医療機械で確認できる殺人は
重度障がい者独特の異臭の
細菌による感染反応と
こわいことを
医者は言う
のんきに今日
何しようかななんて
思える日が来るなんて
そうだね
渡島コロニー裁判事件
重度障がい者ヤクザ病の
暴力団詐欺裁判
重度障がい者独特の異臭の
特殊細菌感染殺人事件
ゆうか♡