あなたは動物に強い愛着を持っています。聖フランチェスコがそうであったように、動物は本能的にあなたを受け入れます。あなたの思いやりと好意を感じて、慰めたいと思い、また仲良くしたいと思ってあなたのところにやってくるのです。あなたには生まれつき動物と意思を伝え合う能力があるので、動物が何を考え感じているのかが分かるのです。
あなたは、人間より動物といる方が心地よいと感じることがあるかもしれません。ペットの世話や散歩、トリマー、
獣医など、動物とコミニュケーションする分野で、誰より素晴らしい仕事ができるでしょう。また、すでに天国へ旅立ってしまったペットもあなたのことを思っています。彼らは天国で幸せに、そして元気にやっていると知らせたがっています。
この聖人は自然や動物との結びつきが深かったので、動物の福祉や援助の守護聖人とされています。彼が森の中で説教すると、野生の動物や鳥までもが立ち止まって聞いたと聖人伝には記されています。
生フランチェスコは、1180年にイタリアのアッシジで生まれました。
彼は、裕福な暮らしを捨て、のちに初期のフランチェスコ修道士会を創設することになる信者たちと共に旅をしながら伝道を続け、貧しい人々、特にハンセン病患者を助け癒すことに多大な力を尽くしました。
「主よ、あなたが平和を実現するための道具として私をお使いください」
で始まる聖フランチェスコの力強い祈りは、彼を最も愛される聖人の一人にしています。