アンティークショップのパンプレットを持ってきてくださった元旦那さんの知人男性の話です。
つい 1ヶ月ほど前までとても悩んでいました。
新築のマイホーム
しばらくして欠陥箇所が見つかり、
住宅鑑定士に判断を仰いだり、
弁護士を探したり…
もちろん
建築会社にも幾度となく足を運び
向こうからも来てもらったりして
しかし、あまり進展もなく…
時間があれば欠陥探しという姿に
奥さんは嫌気がさしていた様子
修復してくれる段取りにもなりつつあったようですが、それにも奥さんはあまり乗り気じゃない様子
その心情には
しょうがないなって、いやいや修復作業を
するのじゃないか、
そんな気持ちがこの家に残るのは嫌だ
それに
たとえ修復してもらったとしても、
また、それについて
ご主人が何か言うのでは?
という懸念があったようでした。
一方、旦那さんの方は
高額なローンを組んで購入したマイホーム。
欠陥があるなど許せないという思いが強く
しだいに2人はすれ違って行き
ご主人は外泊するように
これでは本末転倒です。
2人のしあわせのために建てた家なのに
2人の心が離れるキッカケになるなんて。
元夫も力になりたいと
私に相談して来たり
彼なりに奮闘していました。
これは私の個人的意見ですが…
私は人に帰りたいと思っているので、
その人にとって本当に大事な人ならば、
その人がいる場所が家じゃないのかと…
どんなに立派な家でも
愛する人がいなきゃ寂しいですよね。
そんなことを元夫に話したら、
それをその知人に話したらしく
その後は自宅に戻ったと聞きました。
ちょうど新月だったので、お願い事してはどうですか
と提案もして
その男性は真面目で正義感が強い人なので、
そういったことは許せなかったのだと思います。
前の職場では勤務態度が不真面目な同僚に
注意してケンカになったこともあったのだとか
でも、お互いその人じゃなきゃダメなんだって…
まっごちそうさま ( ′◡‵)
それなら歩み寄るしかないですよね
うちの元夫さんの方がそういうのは
とことん戦わないと!
って 意気込んでいたし、別の建築会社の社長さんと話せるよう段取り組んだりしていましたが、
良い弁護士にも巡り合わず
一旦保留の状態でした。
2週間ほど前だったでしょうか
良い知らせだと元旦那さんが言いました。
力になってくれそうな弁護士にめぐり合えたそう
今は ガーデニングに力を入れたり
暮らし自体を楽しんでいるように見えます。
さて、欠陥住宅の問題を聞き
最初にカードに尋ねたとき、
勝利のカードが出ていました。
物質的な勝利ではないかも知れないけれど、
その男性はご自身にとって、本当にかけがいのないものに気づくキッカケとなる出来事だったのではないでしょうか。
今後 お二人の間に何かトラブルが起こったとしても、この件で感じた冷たい夜の寂しさを忘れなければ
乗り越えていけるのではと思います。
そう思えば、
真の勝利とは
自分の大切なものに気づく
ことではないかと
そう感じた出来事でした。
話は変わりますが、
その男性が最近
頂き物のおすそ分けだと
持って来てくださった植物。
ご近所の方からの情報で
折り鶴蘭という名だと知りました。
ご近所の方の話では
いちごと同じで (うちにはいちごもあります)
子株を作ってはツルを伸ばすそう
そのツルを ランナーと呼ぶそうです。
そのランナーを 親株からカットし、
子苗を完成させていくのだそう
いちごといえば
以前のブログに書いた
ストロベリーランドを連想します。
じゃあ
魔法の世界はやはり
日常にあると
こういうメッセージでしょうか
魔法の世界や理想郷は
ある特定の人たちだけのものではなく、
私たちみんなの心の中にいつもあって
そのチケットを持つ権利もあって
ただ 違うのは
それをどう生かすか
だけなのかもしれませんね。