erika

メッセージは、ささやかな日常の中に
たくさん散りばめられています。

湯を沸かすほどの熱い愛

2017-09-24 22:22:07 | 日記
基本的には サイン的見方ですが、
内容 についも 書いています。
これから ご覧になる予定の方で あらすじを知りたくない方は 読み進めないでくださいね!


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先日 「湯を沸かすほどの熱い愛」
を観ました。

おおまかな あらすじ↓

映画『湯を沸かすほどの熱い愛』特別映像


他に借りた DVDからは 聞こえませんでしたが、この映画だけ 副音声が聞こえてきました。
そのまま 観続けていると
「時計の針は 11時22分をさしている」
と解説。
確かではありませんが、そう聞こえました。
リモコン 故障していて 巻き戻しできず。

ちょうど 11と22のことを 書いていたこともあり (そのうち 機会があれば、投稿します)
ちょっと 気になりました。

私は この映画の内容は よく知らず、
ただ 余命わずかな母親の生きざま、みたいな、そんな すご〜く大まかな前知識だけ。


銭湯が舞台のひとつとして 描かれていました。


宮沢りえさん 主演。

ザックリ言えば 肝っ玉母さん。

カレーの玉ねぎは 飴色になるまで 炒めないと

という りえさん演じる 双葉のセリフがあり、なんだか気になりました。

生では 辛味や苦味がある玉ねぎも、
水にさらし 玉ねぎサラダにしたり、
炒めると 甘くなります。

9月18日の夕食は先のブログに書いたように我が家もカレーでした。
そういえば、ルーを投入しようとしたとき、賞味期限が11月22日であることに気づきました。


「ルー(roux)」というのは小麦粉とバターを加熱しながらまぜあわせたものですが、もともとフランス語で「赤茶色の」という意味です。赤茶色になるように火を通したから、このように呼ばれたのでしょう。とろみがあり、シチューなどにも使われます。
(NHK放送文化研究所より)

赤茶色… ボルドー。
「17からのメッセージ」の中で 私が見た車は どちらか と言えば 紫が強い感じでしたが…

色に 何か 意味があるのでしょうか。


ところで 車といえば

双葉と子供たちは、
赤い車で旅をするのですが、この赤い車も 気になっていました。

というのも、その映画を見る2.3日前に
朝から参拝する神社で 赤い車を見たからです。
その方も 毎朝 来られる顔馴染みさんで、挨拶もするのですが いつものマイカーは クラウンなのに、その日は 赤の軽自動車でした。ダイハツのミラだったような。

車検か 何かだったのでしょうけど、
その後も別の赤い車を見かけては やっぱり気になるとなぁと。

その後 観た 映画だったので。

劇中 双葉の、
「お母ちゃんは 断然 赤が好き 情熱の赤」というようなセリフがあったと思ういます。
かといって 赤い服 着てたかなぁと
画像 検索してみると…
ありましたね。
ポスターのエプロンが 赤かったです。



あ、それと
富士山🗻が登場しました〜


私の日記にも 何度も登場している
富士山。

富士山といえば、

コノハヤサクヤヒメ

炎の中で 出産した女神さまです。


情熱の中でなら 創造できる、
そんなメッセージでしょうか。

しかし 銭湯のサインもあるので、
火と水の融合かなと。
優しい 禊 (みそぎ)ですね。



9月21日に書いた "17からのメッセージ"

エンジェル・ナンバー 17のメッセージにも、ピラミッドが 登場します。

劇中には ピラミッドが2度 登場しました。
富士山も 形的には そんな感じですが

オダギリジョーさん演じる双葉の夫、
一浩が 双葉に 何か望みはないかと 聞きます。

新婚旅行 エジプトの予定だったけど、
行ってないと 愚痴る彼女。

後日、一浩は 木で作ったミニチュアの
ピラミッドをプレゼントしていました…


終盤に もう1つピラミッドが登場。
それは みんなの前で 土下座をし 頼んでまで 一浩が双葉に贈りたかったものでした。

緩和ケアを受けながら過ごす双葉のもとに、
娘の安澄から ゆっくりでいいから 窓のそばに来て というメールが届きます。

窓の外を覗いた双葉が目にしたものは、
組み体操で表現されたピラミッド。

木彫りの小さなピラミッドを見た双葉が、スケールが小さいと(笑)
私がいなくなったら、ちゃんと支えていけるのかと心配したことを受けての 行動かな

土台となった一浩が
俺が こうやって 支えるから…と、
双葉への 精一杯の贈り物であり、

先に逝くものへの 彼なりの 思いやりでした。

娘たちとの 旅の途中で 知り合った青年、
安澄の生みの親
探偵の滝本も加わった ピラミッド

それぞれの役割を果たしつつ、支え合おうという決意表明のような



それを 見て、
「死にたくない…」と 涙をこぼす双葉


生い立ちも それから
察するに 結婚生活も
苦労が多かったと思うので…


最期の最後に 心から
しあわせを感じて、それに これで自分の役目が済んだという安堵感に 荷が下りたと感じ、
思わず 出た言葉だったのかもしれませんね。

もっと 早く そんな思いをしたら 良かったでしょうが、そうなってはじめて 学べる経験もあるでしょうし、双葉の生き様は 子供達の心の中に 生き続けるでしょうしね!



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この映画では 血の繋がりのもろさも また、
描かれていました。


双葉と 彼女が育てた 安澄(中学生)の娘との間には
血の繋がりは ありませんでした。


夫 一浩の浮気相手との間の子供、
鮎子も 家族に加わります。

子連れ結婚 浮気 蒸発と…
理想の夫?とは言えない 一浩でしたが、
子供の面倒を見たり 優しいんだけど、
弱くて…という人間味があって、かわいかったです。


赤という色が クローズアップされていましたが、血の赤より 情熱、もしくは 愛情の赤が勝るのだと いうメッセージも感じたり

たまたま このDVDを借りた時に
テレビで 福山雅治さん主演の
「そして父になる」が放送されていました。
子供たちが 別のチャンネルにしていたので、その時は 見れませんでしたが、
前に 鑑賞済みで 内容は知っていました。

こちらも 血の繋がり が 大きなテーマとなっている映画。


双葉自身も 母に置き去りにされた生い立ちを 持っています。
迎えに来るからと言いながら 去っていく母の姿

結局 迎えには来ず、自分が天国に行く時に 迎えに来てくれるのだろうと、納得させているようでした。

探偵さんの 調査で 母が存命であること、
その行方を知った双葉。
母に会うため 弱った体をおして 母のところへと向かいます。

母に心配させたくないからと、
自分の力で 歩こうとする彼女でしたが、
先に 様子を伺いに行った 探偵さんから 告げられた言葉は あまりにも非情なものでした。

そんな娘は いない…

それでも 最期に 一目 見たいと
母の家に向かいます。

窓際には しあわせそうに笑う 母と その娘、孫の姿。

門柱に 置いてあった小さな2体の犬の置物のうち、1体を 手に取る双葉。
私は てっきり 思い出の品として 持って帰るんだろうな…健気だな…
と思ったのですが、
いやいや、そんな甘い映画じゃ
なかったぁ〜

なんと ∑(゚Д゚) その陶器?の犬を
投げたあー
ガラスの割れる音…
アワワ みなさん ゲガはなかったのかしら?
そこの 映像はなく

探偵さんが、慌てて
おんぶ おんぶ!と、双葉をおぶって、逃走



☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎

あと…

ずっと気になっていた俳優さんが…
出演されていました。

この映画では、大活躍の探偵さん

テレビで見かける度に、やっぱり
とても気になるなる ‼️って
思っていた男性。

たしか CMにも 出演されていたような。

今回初めてお名前を 知りました。

駿河 太郎さん

なんと 笑福亭 鶴瓶さんの息子さんだとは!

シングルパパ役でもあり、
劇中 印象的だったのは、
双葉が 亡くなった後
小さな娘さんに ママのことを話すシーン。

それまでは
天国という 場所に いるんだよ、と、
そう言い聞かせていたようでした。
だから 小さな娘は いつかお母さんに会えるのだと 楽しみにしている様子でした。

双葉の 潔さに影響を受けたのかもしれませんが、
葬儀の際、
駿河太郎さん演じる 滝本が、
小さな娘に 伝えたことは

もう お母さんには 会えないこと。
人は死んだら 二度とは 会えない
嘘ついていて ごめん
やっと ほんとのことが言えた…

そんな 告白でした。

人は死んだら 会えない

そのことが 強調されたようなセリフでした。

娘に言い聞かせながら、自分のことも 納得させていたのかな。




私たちは なんとなく、
いつか 天国で会える、
いつか また 会える
どこかで そう思い 生きているように思います。

それも また 本当かもしれない。

でも
今生の別れだと 思いながら
接することの 大切さ

それから
終わりを見据えるからこそ
精一杯 とか 一生懸命 なとど
思いながら 生きることができるのだろうと思いました。

永遠に生きることが 出来ますよ。
しかも 苦悩もない 世界で…

と言われてたとしても、
それは 確かに 理想的な世界でしょうが、
少なくとも 私は
今のこの 有限の人生が好きです。


ところで…
探偵さん運転の霊柩車が 走るシーンはあれど、肝心のご遺体は どうやら
銭湯の中のようでした… (⊙︎ロ⊙︎)


花に囲まれ
穏やかな表情の双葉

お疲れさま〜

家族みんなで、
湯船に浸かるシーン

煙突からは 赤い煙がぁー


先に述べたように 副音声入りで
観ていたので、

炎の🔥映像の際に
足が見える…
なとど 聴こえたような…
ん… どうだろっ

タイトル
バーン


あ、双葉の愛が 燃料なのね


☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎


双葉の余命宣告を キッカケに、
停滞していた物事が 動き出し、


今 やるべきことに、
取り組んだ人々

もちろん 双葉 自身もです。

副音声の解説聞きながらだし、子供たちは 用事を言いつけるし、
ゆっくり鑑賞できなかったからか、
泣けた〜というよりは、

こんな パワフルに生きたいなと
元気をもらえた映画でした!


あ、でも ワンシーン ほろほろと 来た箇所が。
物語は 遡りますが…

一浩と浮気相手(よく 分からない)
の間に出来た子供 鮎子が 、
迎えに来るからと言った母親の言葉を信じ、約束の日 住んでいたアパートの前で 座り込んで待っていたシーン。

そこへ 事情を察して 双葉と安澄が向かいます。
車中 双葉が 「いない方がいいんだよね」と、言うセリフには、鮎子のためには、母親に 迎えに来て欲しいという思いと、そうなれば、すでに 情がわいている 鮎子とは もう会えないんだという、寂しさのようなものを 感じました。


鮎子ちゃんは そこにいました。
我慢の限界だったのか、お漏らし しちゃって…
下着を脱がせた双葉が 鮎子を抱っこするシーンで 思わず ほろっと しました
( -̩̩̩͡˛ -̩̩̩͡ )

映画だけど、
どんな思いで 抱っこされたんだろう そう思うと

それと 抱っこしてくれる人がいて、
良かったね という思いと

誰にでも 抱っこしてくれる人がいたらいいなと、
いう思いと

しかし、下着の処理については、
驚き∑(゚Д゚) でしたけど…
安澄が
鮎子 ここにあり と言いながら、
ドアノブにかけていました (笑)



☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎.。.:*・゚*:.。.☆︎☆︎

うちの母の姉夫婦は、
さすがに 同時ではないですが、
2人とも 朝 家族が確認したら、
亡くなっていた…という最期でした。
それでも 母の姉は 入院生活を得てからの 自宅療養でしたが、
旦那さんは それもなく
突然のこと

隣の県に住んでいたので、持病とか
詳しいことは わかりませんが…

母の兄夫婦も、
叔母が先でしたが、ご近所さんのお宅に
遊びに行き 帰ろうと立ち上がった際に 倒れ そのまま 意識不明 半年ほどして
亡くなりました。

叔父もまた 病気を宣告されて、
半年ほどのちには 亡くなりました。

人の最期は あっけないものなんだと…
そう 思った経験でした。


悩んでる暇など ないと思っても、
問題とは 幻想だと 思っても
やはり 悩みがちなのが 人の さが、

だとしても、他の人生を生きている時間はないのだなと 改めて感じた 映画でした。


今 目の前にあることに 取り組まなくてはと〜






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