竹内栖鳳の特集をテレビ番組で見ました。
獅子(ライオン)の絵が紹介されていました。
伝統的な日本画では、ライオンの絵は、この唐獅子のように描くという常識がある中、
栖鳳は、西洋のライオンを実物そのままの形で、軸に描きました。
当時としては、画期的なことで、日本画の新しい道を切り拓いたということです。
昔、日本には、まだライオンのことがよく知られていない時代に、想像で描かれていたのが唐獅子です。
私は、想像で絵を描くということが苦手なので、逆に、このように想像で絵を描いたものに、大変興味を持ちました。