日本はアメリカの言うことなら何でも聞いていればいいという
考えは改めるべきです。
特にバイデンは、どうしようもありませんので、国師大川総裁のアドバイスを
聞くべきです!
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1から分かるウクライナ情勢 日本は対露制裁のリスクを考慮せよ 【HSU河田成治氏寄稿】(後編)
2022.03.21
ザ・リバティWeb
https://the-liberty.com/article/19332/
《本記事のポイント》
- 中露関係は緊密化していくのか?
- 台湾危機は連動するのか?
- 日本の対露制裁が危機を招く
前編(https://the-liberty.com/article/19314/)では、バイデン米大統領の対露強硬策が、歴史を振り返るとなぜ愚策になるのかについて、お話ししてきました。後編では、気になる中国との関係で何が起きるかについて説明していきたいと思います。
最も恐れるべきは、ロシアと中国が軍事同盟を結ぶことです。従来のロシアの対中観は、「象の隣で寝るようなもの」というものでした。巨象になった中国の力は必要だが、かといって象が妙な具合に寝返りを打つとこちらも潰されかねない、という認識です。したがってロシアは、「中国と適度な距離を置きつつも友好関係を続ける」というスタンスでした。
つまり、これまでの露中は軍事同盟として結束する可能性は低いと見られていたのです。軍事同盟は戦争になれば互いに参戦する義務が発生しかねません。ロシアは中国が狙っている台湾、南シナ海、東シナ海などの方面に大きな国益を感じていませんが、軍事同盟を結ぶと、この方面の戦争に巻き込まれる恐れがあります。中国はいずれ軍事侵攻に踏み切る可能性があるので、ロシアはそうした同盟リスクを取りたくないでしょう。一方、ロシアの主戦場はウクライナなどの欧州ですから、この方面の戦争に中国は巻き込まれたくないだろうと推定されます。
ですから、これまでの両国の軍事提携は、「あくまでも政治的な意味でのアメリカなどへの"牽制"」、言いかえれば、国際政治でのプレゼンス(存在感)を示すためのものであって、実際の共同軍事行動を追求したものではなかった、というのが見立てです。
大川隆法・幸福の科学総裁が2月下旬、プーチン露大統領の守護霊霊言を行ったところ、プーチン氏の守護霊は、中国との関係について、「『敵の敵は味方』っていう考えぐらいのレベルなんだよ。(中略)全然仲は良くないんだけど、敵が出てくるなら、敵の敵は味方にしなきゃいけない」と述べ、同じ船に乗り合わせることになってしまった「呉越同舟」のような関係だと語っていました(『ウクライナ侵攻とプーチン大統領の本心』所収)。
緊密化せざるを得ない中露関係
しかしこのウクライナ紛争によって、欧米および日本は、ロシアと明確な敵対関係になりました。そのため、ロシアと中国の決定的な軍事的連携につながる恐れが強まっています。
ロシアは東アジアではオホーツク海を聖域として、核ミサイルを搭載した原子力潜水艦を遊弋(ゆうよく)させています。もしアメリカと戦争になれば、アメリカの核攻撃を抑止する最大の切り札が、この核原潜だからです。したがって米露の対立が深まるほど、ロシアにとってオホーツク海の死守は、極めて重要な戦略目標となるのです。
3月10日、ロシアはオホーツク海の入口である北方領土でミサイル訓練を行ったと発表しましたが、これは明らかにアメリカとの戦争を意識したものでしょう。
プーチン氏の守護霊は、「両方もし欧米から攻めてくるんだったら、それは手伝わなきゃいけない状態にはなるわなあ」と述べています。つまり欧州方面での対立の激化は、台湾などへ中国が侵攻を開始したとき、露中が共同歩調を取る可能性を高めてしまったのです。
この意味で、バイデン政権の対露政策は愚の骨頂です。ロシアを煽ってウクライナ危機を高め、結果的にロシアを不可逆的に中国側に追いやる大罪を犯しました。そして中国を利する外交的大敗北を招いたのです。
大川総裁は、前掲書の「あとがき」で「『トップの決断力』は今後の世界の流れを変える。バイデン氏は、対コロナ戦に続いて、二つ目の敗戦だ。残念だが頭が悪すぎた」と指摘しています。
台湾危機は連動するのか?-(1)今すぐではない可能性-
ただ短期的に見れば、中国の本格的な台湾侵攻にはやや時間がかかると予測します。その理由は中国の台湾侵攻の準備が整っていない可能性があることです。
中国軍の台湾上陸能力については、台湾国防部は、2019年に上陸用の艦艇などが不十分であることを根拠に「現段階では大規模に上陸作戦を実施する能力を完全には備えてない」と報告したことに引き続き、21年も、いまだそれら能力は不十分だとして、「中国の直接侵攻はまだ準備が整っていない」と分析しています。ただし上陸作戦力を加速度的に向上させていると、警戒感を顕わにしています。
アメリカの報告書では、中国の台湾上陸能力は、現在2万5000人程度と見積もられていますが、私は台湾攻略には30万人規模が必要だと推測しています。その理由は、防御側は地形を利用して防備を固めることができるので、攻撃側に通常3倍の戦力が必要だからです。
ただし、海軍輸送艦の数がそろっていないことで油断すべきではありません。
以下、詳細は本サイトでご覧ください。
https://the-liberty.com/article/19332/
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