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崩壊するユーロ圏  約2500万人が失業! 将来的な経済戦略が全く描けない

2012-05-10 23:48:32 | ニュース
ドイツが財政支出をし続けるか、
日本がさらなる金融緩和をした上で、経済成長をめざし
世界経済を牽引するしかありません。

長期低迷と試行錯誤の時期に入ったユーロ圏


大統領選に勝利し、仏中部チュールで支持者に手を振るオランド氏(5月6日、AP)

 5月6日には、ギリシャ総選挙、ドイツの地方選挙もあった。

 全体として、緊縮政策に反対する政治勢力が伸びて、ユーロ圏の経済政策があやしくなった。ただ、ユーロ圏は昨年から今年にかけての緊縮路線で、失業が増え、需要も冷え込んだ。17か国の3月の失業率10.9%は、ユーロ導入以来最悪で、今年2月の鉱工業生産指数は前年比で2%近く落ちた。経済政策を見直す必要があったのは確かだ。

ユーロ圏の政策は今後、どう動くのか?

 欧州中央銀行(ECB)も、欧州委員会も、オランド選出前に「今後は成長にも取り組む」と方針転換を明言した。ユーロ圏で約2500万人が失業している。財政赤字削減を一時棚上げにして、景気テコ入れに取り組まざるを得ない。

なぜ危機は深まったのか?

 フランス、イタリア、スペインでは「雇用と成長」を中核である製造業が不振だ。仏経済紙「レゼコー」が昨年末に発表した調査によると、2009~11年の3年間で、フランスでは900工場が閉鎖され、10万人の雇用が消えた。建設バブルがはじけたスペインでは、15~25歳の半分が失業し、将来的な経済戦略が全く描けなくなった。

処方箋はあるのか?

 ユーロ圏の経済学者は、圏内の貿易不均衡是正が不可欠とする。一人勝ち状態のドイツは、「黒字を吐き出せ」ということ。ドイツが消費を引っ張る必要がある。

 その場しのぎの景気刺激策ではなく、競争力強化につながる妙案も必要。ギリシャを別格としても、ユーロ圏は長期の低迷と試行錯誤の時期に入った。
(読売新聞編集委員兼東京大学教養学部客員教授 伊熊幹雄)

(2012年5月10日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/qaworld/20120510-OYT8T00370.htm?from=osusume


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