幸福実現党 幹事長 加藤文康(かとうぶんこう)氏のブログより
http://katofumiyasu.blog45.fc2.com/blog-entry-728.html
心配な司法の暴走
今週は、思わず疑問を抱かざるを得ない判決が二つ、続きました。
一つは、神奈川県の厚木基地訴訟で、
横浜地裁が自衛隊機の夜間飛行差し止めを命じました。
確かに、周辺住民の騒音被害は深刻でしょう。
されど、一地方裁判所が、自衛隊の運用という極めて政治的なテーマに介入することが妥当なのか。
小野寺防衛相が「受け入れ難い」とコメントしたのも至極当然でしょう。
もう一つは、福井県の関西電力・大飯原発訴訟で、
福井地裁がなんと、運転差し止めを命じました。
原発の安全性が大切なのは論を待ちませんが、
これまた一地方裁判所が、国家のエネルギー政策に露骨に介入してくることには、空恐ろしさを感じます。
我が国の安全保障や、エネルギーの安定供給に重大な支障が出た場合に、国民から選挙で選ばれた訳ではない裁判官に、本当に責任がとれるのでしょうか。
裁判官一人ひとりに、国家の命運を決めるほどの権限が、本当に与えられているのでしょうか。
これは突き詰めれば、
「国家運営に関して、誰が最終責任を負うのか(誰が国家元首なのか)」という問題に対して、日本国憲法が明確な答を出していない現状(要は欠陥憲法)という現状も関係しているように感じます。
まあ、
こんな判決がずっとまかり通る訳はありませんので、必ず控訴審で覆ることではありましょう。
されど、「司法権とその限界」に関して、改めて考えさせられる判決であったと思います。
以上、甲府に向かう電車の中での雑感でした。
富士山がキレイです。皆さん、良い週末をお過ごしください。
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ただ、現実を知ってても経済だけだと、心もとないかなと。
まぁ、教育制度から見直さないと駄目でしょうね。
騒音を出しているのは米軍機の方。
しかし、地裁はそれに対しては訴えを退いている。
はっきり言って、全く意味のない判決。