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戦後70年談話に関する報告書が、村山談話より自虐的でヒドイ

2015-08-07 23:04:54 | THE FACT

戦後70年談話に関する報告書が、村山談話より自虐的でヒドイ

2015.08.07
The Liberty web より
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10012


首相の私的諮問機関である有識者会議「21世紀構想懇談会」が6日、戦後70年の首相談話に関する報告書を、安倍晋三首相に提出した。だがその内容は、先の大戦をめぐる日本の行為を「侵略」「植民地支配」などとしており、村山談話よりも日本を貶めるひどいものだ。



「侵略」「無謀な戦争」 自虐史観のオンパレード

報告書では、前半部分に「日本は満州事変以後、大陸への侵略を拡大し、第一次大戦後の民族自決、戦争違法化、民主化、経済的発展主義という流れから逸脱して、世界の大勢を見失い、無謀な戦争でアジアを中心とする諸国に多くの被害を与えた」と書かれている。


だがこれはどう見ても、「戦前・戦中の日本は悪い国家だった」というアメリカや中国などの戦勝国の歴史観である。とても日本人がつくったものとは思えない。その後ろに、「20世紀後半、日本は、先の大戦への痛切な反省に基づき、(中略)全く異なる国に生まれ変わった」という記述もあるが、「戦争に負けたおかげで、日本は更生できました」と言っているに等しく、自虐史観の極みだ。



歴史的な事実を言えば、例えば、満州の地が万里の長城の外に位置することからも分かるように、漢民族の土地ではない。清朝の崩壊後、満州族である清朝最後の皇帝・溥儀自身が「満州国」の建国を求めており、日本の関東軍はそれに協力した。また、日露戦争の舞台になったことからも分かるように、もし満州の地に日本が関与しなければ、ロシアやソ連が支配していたことは火を見るより明らかだ。



報告書は、こうした複雑な時代的な背景をまったく考慮せずに「侵略」と断じているが、当時の生き馬の目を抜くような国際社会で、生存をかけて戦った日本人に失礼だろう。





本当の「民族自決」を実現しようとした大国は日本

また、報告書は「植民地についても、民族自決の大勢に逆行し、特に1930年代後半から、植民地支配が過酷化した」などと記している。



当時の日本は、台湾や朝鮮半島を統治したが、欧米がアジア諸国で現地の人々を奴隷のごとく扱った「植民地支配」とは、まったく異なる。イギリスがインドから、オランダがインドネシアから搾取して自国を富ませたのとは逆に、日本は台湾や朝鮮半島に補助金をつぎ込み、インフラ整備をしたり、教育を施すなどして発展させた。(2015年4月号本誌記事「検証 日本の統治 vs. 欧米の植民地 アジアを繁栄させた日本」参照)



さらに、日本が戦ったことで、欧米の植民地だったアジア・アフリカ諸国が独立したことからも分かるように、当時、真の「民族自決」を実現しようとしていた大国は、むしろ日本だけであったと言える。



加えて、報告書では、日本について「多くの意思決定は、自存自衛の名の下に行われた(もちろん、その自存自衛の内容、方向は間違っていた)のであって、アジア解放のために、決断をしたことはほとんどない」という文言を入れているが、「自衛戦争」という事実をも否定したいという本音が透けて見える。



日本の占領政策を担ったGHQのマッカーサーが朝鮮戦争後、先の大戦を振り返り、「日本が戦争に突入したのは、主に自衛の必要に駆られてのことだった」と語っている事実を、どう説明するつもりか。





大川真輝氏が新著で「大東亜戦争は聖戦だった」

大川隆法・幸福の科学総裁の二男である、大川真輝・幸福の科学理事 兼 総裁室長はこのほど、『大川隆法の"大東亜戦争"論【上】』を発刊した。370ページを超える大著だが、やさしい大和言葉で書かれており、読み進めていくと自虐史観が吹き飛ぶ一冊だ。あとがきには、こう記されている。



「(大東亜戦争は)"軍部の独走"や"非道な侵略"が行われた"虹の断絶"ではなく、『明治維新』『日露戦争』より続く『人種差別撤廃』という"大義"の延長線上にあった"聖戦"でした」「日本は『アジアの警察官』として"大陸進出"を行ったことに加え、『南京大虐殺事件』が虚偽であったことを再確認しました」



安倍首相は、終戦の日の前日にあたる8月14日に「戦後70年談話」を出すと報じられている。だが、今回の報告書に沿った理念で談話を出せば、先の大戦で国を守るために命を捨てた300万人の英霊と、その遺族を侮辱することになる。



安倍首相は、目の前の支持率や中国や韓国などの罵詈雑言に左右されることなく、未来の日本と世界の平和・繁栄に思いを馳せ、真実の歴史観を世界に示すべきだ。(格/真)



【関連書籍】

幸福の科学出版 『大川隆法の"大東亜戦争"論【上】』 大川真輝著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1508



【関連記事】

2015年9月号記事 日本の軍人は英雄だった 涙の5つのストーリー - 戦後70年 日本の誇りを取り戻そう

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9947



2015年7月号記事 「河野・村山談話」を無効とせよ 安倍談話は「アジアを解放した日本」を語れ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9657



2015年4月号記事 『検証 日本の統治 vs. 欧米の植民地 アジアを繁栄させた日本』

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9234



2015年7月19日付本欄 学者ら74名 安倍談話に「侵略」明記求める 東京裁判史観はもういらない

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9910



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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-08-08 00:06:22
もはや歴史認識においては保守も左翼もないということ。
自虐史観は日本人の骨の髄まで染み込んでしまっているのだろう。
安倍さんは「侵略」という言葉は談話に入れないかもしれない。
たとえ入れても中韓は文句をつけてくるだろうから、同じことだ。
返信する
印象操作 (Unknown)
2015-08-08 00:41:50
特にアメリカにとって、戦時の日本は極悪非道の悪者でなければならなかったのです。
その都合の良いイデオロギーに中朝韓が乗っかっているだけの話です。
頭の悪い学者やマスコミはさぞかし使い勝手のよいことでしょう。
返信する

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