地元の方は、本当に大変だと思います。
できたら、民主党やマスゴミの拠点に天誅が下ればわかりやすいのですが・・・!
4回目の爆発的噴火を起こした霧島山・新燃岳=1日午前、宮崎県高原町(高原町提供)
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新燃岳 300年前の大噴火と類似 長期化か
2011.2.1 21:00 産経ニュース
4度目の爆発的噴火を1日に起こした宮崎・鹿児島県境の霧島山・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)。空振によるけが人も発生し、気象庁は4度の爆発的噴火のなかでも「爆発力が一番大きい」と指摘し、「今後も同規模の噴火を繰り返す可能性がある」とみている。専門家は約300年前の大噴火との類似点を分析し、「噴火の長期化は避けられない」との見方を示す。(大矢博之)
国土地理院などのGPS(衛星利用測位システム)観測では、平成21年12月ごろから、新燃岳周辺の山の膨張を示すデータが観測され始めていた。観測地点間の距離が伸び始め、今年1月26日の噴火の直前には、最大約4センチ伸びていた。
■マグマ供給続く?
同院は22年5月以降の地殻変動のデータをもとに、噴火前までに地下にたまったマグマの量を分析。すると、火口の西北西約10キロ、深さ約6キロの地中に約600万立方メートル(東京ドーム約5杯分)が、火口の直下の深さ約3キロに約100万立方メートル(同約0・8杯分)のマグマが蓄積されていた。深いマグマだまりのマグマが火口下に移動し、噴火を引き起こしたと考えられている。
一方、防災科学技術研究所がGPSなどのデータをもとに1月26~31日のマグマの噴出量を分析したところ、推定で約1千万立方メートル(東京ドーム約8杯分)に上ることが判明した。
同研究所火山防災研究部の藤田英輔副部長は「マグマだまりのさらに深い地下からのマグマの供給が続いている可能性が高い」と指摘する。
■八丈島でも降灰
新燃岳は約20の火山からなる霧島連山の一つで、約1万8千年前に形成されたと考えられている。
新燃岳の過去の噴火で最も規模が大きかったのは、享保元~2(1716~17)年の大噴火「享保噴火」だ。享保元年11月の大噴火では火砕流が発生し、5人が死亡、けが人が31人、家屋約600棟が焼失という大きな被害が出たという。噴火は1年半近くも続き、新燃岳の東側の広い範囲に降灰による農作物への被害が発生。約850キロメートル離れた東京・八丈島でも降灰があったという。
近年では、昭和34年に水蒸気爆発による噴火が起き、降灰による農作物への被害が発生。また、平成3年と20年にも小規模な噴火を起こしている。
■昭和34年の9倍
今回の新燃岳の噴火はどのくらいの規模なのか。
産業技術総合研究所は1日、爆発的噴火の起きた1月26~27日の噴火の噴出物の量が、推定で約7千万トンに達するとの分析結果を発表した。昭和34年の噴火で出た噴出物の量の約9倍だという。
産総研によると、享保噴火では数回大きな噴火が発生。その際の1回の噴出物の量が数千万トンと推定されており、今回の噴火はそれと同規模だという。
また、今回の噴火で噴出されたマグマの成分を調べたところ、享保噴火で出たマグマと組成が似ているという。
産総研の山元孝広主幹研究員は「300年前の大噴火と同じ推移をたどる可能性があり、今後も火砕流などに注意が必要」と指摘している。
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4回目の爆発的噴火を起こした霧島山・新燃岳=1日午前、宮崎県高原町(高原町提供)
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新燃岳 300年前の大噴火と類似 長期化か
2011.2.1 21:00 産経ニュース
4度目の爆発的噴火を1日に起こした宮崎・鹿児島県境の霧島山・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)。空振によるけが人も発生し、気象庁は4度の爆発的噴火のなかでも「爆発力が一番大きい」と指摘し、「今後も同規模の噴火を繰り返す可能性がある」とみている。専門家は約300年前の大噴火との類似点を分析し、「噴火の長期化は避けられない」との見方を示す。(大矢博之)
国土地理院などのGPS(衛星利用測位システム)観測では、平成21年12月ごろから、新燃岳周辺の山の膨張を示すデータが観測され始めていた。観測地点間の距離が伸び始め、今年1月26日の噴火の直前には、最大約4センチ伸びていた。
■マグマ供給続く?
同院は22年5月以降の地殻変動のデータをもとに、噴火前までに地下にたまったマグマの量を分析。すると、火口の西北西約10キロ、深さ約6キロの地中に約600万立方メートル(東京ドーム約5杯分)が、火口の直下の深さ約3キロに約100万立方メートル(同約0・8杯分)のマグマが蓄積されていた。深いマグマだまりのマグマが火口下に移動し、噴火を引き起こしたと考えられている。
一方、防災科学技術研究所がGPSなどのデータをもとに1月26~31日のマグマの噴出量を分析したところ、推定で約1千万立方メートル(東京ドーム約8杯分)に上ることが判明した。
同研究所火山防災研究部の藤田英輔副部長は「マグマだまりのさらに深い地下からのマグマの供給が続いている可能性が高い」と指摘する。
■八丈島でも降灰
新燃岳は約20の火山からなる霧島連山の一つで、約1万8千年前に形成されたと考えられている。
新燃岳の過去の噴火で最も規模が大きかったのは、享保元~2(1716~17)年の大噴火「享保噴火」だ。享保元年11月の大噴火では火砕流が発生し、5人が死亡、けが人が31人、家屋約600棟が焼失という大きな被害が出たという。噴火は1年半近くも続き、新燃岳の東側の広い範囲に降灰による農作物への被害が発生。約850キロメートル離れた東京・八丈島でも降灰があったという。
近年では、昭和34年に水蒸気爆発による噴火が起き、降灰による農作物への被害が発生。また、平成3年と20年にも小規模な噴火を起こしている。
■昭和34年の9倍
今回の新燃岳の噴火はどのくらいの規模なのか。
産業技術総合研究所は1日、爆発的噴火の起きた1月26~27日の噴火の噴出物の量が、推定で約7千万トンに達するとの分析結果を発表した。昭和34年の噴火で出た噴出物の量の約9倍だという。
産総研によると、享保噴火では数回大きな噴火が発生。その際の1回の噴出物の量が数千万トンと推定されており、今回の噴火はそれと同規模だという。
また、今回の噴火で噴出されたマグマの成分を調べたところ、享保噴火で出たマグマと組成が似ているという。
産総研の山元孝広主幹研究員は「300年前の大噴火と同じ推移をたどる可能性があり、今後も火砕流などに注意が必要」と指摘している。
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