goo blog サービス終了のお知らせ 

危機に立つ日本 「ゴールデン・エイジ」到来に向けて

2030年までの「ゴールデン・エイジ」到来に
向けて、一人一人が自助努力の精神で実現に取り組んで
参りましょう!

日本で台湾留学生が中国との貿易協定反対デモ 「最後の民主主義を守れ!」と中国人留学生エール

2014-04-07 23:37:41 | ニュース
若者に期待したいですね。


日本で台湾留学生が中国との貿易協定反対デモ 「最後の民主主義を守れ!」と中国人留学生エール

2014.4.6 12:00 [政変・反政府デモ]

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140405/chn14040513350001-n1.htm


 中国と台湾が相互に市場開放を促進する「サービス貿易協定」の撤回を求める大規模デモが台湾の総統府前で行われた3月30日、世界各国の台湾人留学生らが呼応し、日本でも東京、京都、福岡で抗議集会が開かれた。東京・代々木公園には300人超が集まり、協定が台湾に及ぼす影響について議論し合った。途中、ちょっとした“トラブル”も発生したが、集会を運営した台湾人留学生らは毅然と対応。飛び入りで中国人留学生も参加し、台湾の学生らに「切なる願い」を託した。


理性的に議論しよう


 「私は台湾を愛してます!皆さんも愛してますか」

 午後2時、司会の台湾人女性のコールで集会が始まった。

 当日は大雨に強風が加わり、咲き始めの桜が散ってしまうほどの悪天候。それでも司会者は中国語でさらに続ける。

「雨なんて怖くない。私たちには信念がある。立法院にいる学生も同じような境遇の中、頑張っている。彼らが守ろうとしているのは、民主主義だけじゃない。ここにいるみんなの未来だ!」

 集会は、3月18日から台湾の立法院(国会に相当)の議場を占拠し続けている学生を激励する意味も込め、日本に留学中の台湾人学生有志30人が企画。司会の女性は有志の代表者で、国際政治を学ぶ23歳の大学院生だった。


参加者の感情に訴える言葉をテンポよく繰り出し、集会を盛り上げた司会者だったが、同時に「理性的に」と繰り返し強調。あくまで冷静に協定の問題について考えようと呼びかけた。

 続いて都内の私立大学3回生の男子学生(20)がマイクを握ると、台湾の学生らが協定に反対する理由について、日本人参加者向けに日本語で説明。要約すると(1)協定の締結プロセスが不透明で、立法院での審議も与党中国国民党が強引に進めるなど、民主主義にとって重要な「手続き」に問題がある(2)中国資本の参入で台湾経済の基盤である中小企業が打撃を受ける。出版・印刷業も開放され、結果として台湾の言論の自由がおかされかねない(3)中国との経済交流の活発化により、将来的に台湾が中国に統一されるリスクが高まる-からだ、という。

 しかし、彼もまた最後に「理性的に」と訴えた。

 「国民党も(野党の)民主進歩党も学生も、みんな台湾のために努力している。それは尊重すべきだ。ここでは理性的な態度で、真剣に台湾の将来を考えていきましょう」


多様な意見を認める


 集会が始まってしばらくした頃、突然、日本語の激しい怒鳴り声が聞こえてきた。

 「その旗を降ろせ!国民党の旗だ!目障りだ!」


見ると、50~60代の日本人とみられる男性が、「中華民国」の「国旗」(青天白日満地紅旗)を持っていた若い台湾人男性に向かって、激しく怒鳴っていた。(「青天白日満地紅旗」は、中国国民党が党旗に用いる「青天白日」の紋章を左上部分にデザインしているが、国民党の旗ではない)

 怒声の内容から想像するに、この男性はもしかすると「『中華民国』は中国国民党がつくった『中国人の国』であって、『台湾人の国』ではない。せっかく台湾・台湾人を応援するために来ているのだから、そんな旗など使うな」と言いたかったのかもしれない。

 突然響いた迫力のある声に、会場は一瞬静まった。だが、台湾人留学生たちはひるむことなく、即座に日本語で「降ろしません」「ここは自由なところです」「私たちは多元的な意見を理解します」ときっぱり主張した。

 「自由」と「多元的な意見」を尊重する集会の趣旨に照らせば、男性も自由に発言できるが、それに応じないのもまた自由。「言論の自由」を守るべく協定に反対する台湾の学生らが、「言論の自由」を抑圧するかのような要求を受け入れないのは当然だった。

 その後、男性が声を荒らげることもなく、集会は日本人学生や台湾人留学生ら希望者が次々に拡声器を持って意見を述べる形で進行した。


そんな中、発言を希望する中国人の男子留学生が登場。大きな拍手で迎えられた。

 この中国人学生は、協定撤回を求める台湾の学生たちの運動について、「これは台湾だけの問題ではなく、世界中の華人が注目すべき問題だ」と提起し、台湾人の学生たちにこんな願いを託した。

 「われわれ(中国人)のように、民主政治に参加できない人のためにも、台湾が華人にとっての『最後の民主』を守ってほしい!」

 集会は、台湾の立法院や京都、福岡の集会ともインターネットで中継を結んで「協定撤回!民主主義と台湾を守ろう」などとエールを交換し、約2時間で終了。その頃には雨もすっかりやみ、留学生有志と参加者は、全員で記念撮影をして解散した。

 大きな混乱もなく、総じて「理性的」で、秩序のある集会だったと思われた。そのことを有志代表の大学院生に伝えると、勢いある司会のときとは打って変って、面はゆそうに「そう思われましたか?」。そんな控えめな彼女の後ろでは、他の台湾人留学生有志らが、大きなポリ袋を手に、付近のゴミ拾いをしていた。




政治評論部門で1位を目指します!真の保守ブログとして!!
現在にほんブログ村の政治評論部門で5位です!!
(OUTポイント順で2位 INポイント順で5位です☆)
にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へにほんブログ村

ブログランキング

ランキングはこちらをクリック!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 原子力発電の新たな可能性 ... | トップ | スクープ!新たな霊言「小保... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ニュース」カテゴリの最新記事