2011年から続くシリア内戦では、今までに10万人以上が犠牲となり、難民は200万人にのぼる。今年8月には、アサド政権側が使用したとされる化学兵器によって国民1400人以上が殺害された。これに対して、オバマ米大統領は、いったん介入を決断したが、「シリアの化学兵器を国際管理下に置く」というロシアの提案を受けて一気に軟化に転じた。
アサド政権をこのまま放置していてよいのか? また、アサド政権側、反政府側、どちらに正義があるのか?
大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、このほど、アサド大統領の守護霊を招霊し、シリア国民や国際社会をどう見ているのか本心を探った。
シリア・アサド大統領の守護霊が“自白”
「私の意向に背く者は滅ぼされるべきだ」
アサド大統領の守護霊は、化学兵器使用の真相について問われると、「もちろん使ったよ。私は化学兵器を大量に持っているんだ」と悪びれる様子もなく語った。
ロシアのプーチン大統領が、化学兵器を国際管理下に置くよう提案したことに関しては、「隠すだけだよ。1日か2日もあればできる。たとえ、一部を手放したとしても、また簡単に作れるから」と一笑に付した。
ロシアの提案は、アサド政権を利するだけで、何の解決にもならないということだ。
化学兵器の使用や内戦で、10万人以上の自国民が亡くなっていることについては、「罪悪感などないよ。私は、大統領なんだ。正しさは私にあるんだ」「私の意向に背く〝悪人〟は、この地上から滅ぼされるべきだ」と述べた。
守護霊へのインタビューから、アサド大統領が、多くの国民の命を奪っても何とも思わない非道な独裁者であることが明らかになった。オバマ大統領は、化学兵器の使用を「レッドライン(超えてはならない一線)」としているが、そもそもアサド大統領の存在自体が、十分介入の理由になるということだ。
霊言終了後、大川隆法総裁は、アサド大統領について「結論的には、取り除かれるであろうと推定します」「この政体は終わりというのが私の判断です」と指摘した。
しかし、アメリカは軍事介入にますます及び腰になっている。オバマ大統領は、11日(現地時間10日)に行われたシリア内戦についての演説で、「アメリカはもはや世界の警察官ではない。すべての悪を正していくことはできない」と述べた。アサド大統領の守護霊は、この発言をあざ笑っていた。
大川総裁は、加えて「それを止められなかったら、北朝鮮や中国、あるいはイランで暴発が起きても、もはやどこも何もすることがなくなるのではないか」と述べ、アメリカが東アジア有事にも動かない可能性があるとの見方を示した。
シリア問題は、中国・北朝鮮問題でもある。日本からもアサド政権打倒の国際世論を起こしていかなければならない。
国際秩序を保つためにも、アメリカには今こそ超大国としての自覚を持ち、軍事介入を決断せねばならないし、日本もそれを後押しすべきだろう。
リバティ号外より
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