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人の痛みわからぬ真紀子氏の醜態  「今回逆にいい宣伝になって、4、5年間はブームになる」!

2012-11-10 12:47:12 | ニュース
予定通り、全面的に謝罪した真紀子氏。
これが、本当に国民を代表する政治家でよいのでしょうか?
次の選挙では、国民のために命をかけて仕事をする政治家を
選択しなければなりません。

民主党のように嘘をついてまで、票を取ろうとする候補に票を与えてはなりませんね。

幸福実現党の候補を、真に国民のための政治をします!!


虚言と言い訳の真紀子文科相
2012.11.10 07:00 [酒井充の政界××話]

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121110/plc12111007000007-n1.htm


 虚言癖は野田佳彦首相だけではなかった。来春開校予定の3大学をめぐる認可・不認可騒動を起こした田中真紀子文部科学相だ。

 石原慎太郎前東京都知事を「暴走老人」と称しながら、自身が「暴走大臣」と指摘されると「個人攻撃だ」と怒る田中氏。政治の原点は「人の心の痛みのわかる政治」と豪語しているようだが、記者会見の内容を平気で覆し、正当化する姿は本当に見苦しい。

 経緯を改めて振り返る。田中氏が秋田公立美術大、札幌保健医療大学、岡崎女子大の3大学について「残念ながら認可するわけにはいきません」と明言したのは2日の記者会見だった。

 3大学は、文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)が来春の開校を認可する答申を行っていた。だが、田中氏は設置審のあり方に疑問を持ち、幅広い分野の人材で構成して「抜本的に見直す」と語った。従って現在の制度で答申された3大学は認可できないとの理屈だ。田中氏は「結論を下した」と、最終結果であることを強調した。

 設置審のあり方を見直すという田中氏の主張に理解を示す向きもある。だが、その本気度も疑わしいことは6日の記者会見で自らが証明した。

 田中氏は「かねがね大学を設置する仕組みに問題があると思っていた」と語った。「大学の乱立に歯止めをかけて教育の質を向上させたいのが真意」という。

 10月1日に文科相に就任した田中氏は、同月26日に初めて官僚から3大学のことを聞いたと説明した。田中氏の言葉を借りれば「以前から教育に規制緩和することがいいことかずっと考え、勉強もしてきた」のに、就任から3週間以上も何も行動を起こさなかったわけだ。なんという怠慢だろうか。

 大学認可が焦点なのに「個別にどの大学がどうとかは全然考えていない。落ち度なんて言う細かいところまでは分からない」という。3大学への進学を検討している人たちについては「かわいそうじゃないかとか、急じゃないかとかいう意見があるようだが、それにはあたらない」と言い切った。

 田中氏は2日と6日の会見で、秋田、札幌、岡崎の3大学名を一切口にしていない。個別の大学関係者や、進学を予定していた人たちのことには本当に関心がないのだろう。

設置審見直しや大学不認可は個人の見解ではないという。「認可の仕組み自体を変えることに、この内閣になって進めている」と述べ、野田内閣の総意であることを強調した。

 丁寧なことに「首相、(藤村修)官房長官にはご相談、ご報告はしている。『そうすることは大変結構だ。私もかねがねそう思っていました』というのが官房長官のお答えでしたし、首相からは『そのまま進めてください』という言葉を直に頂いております」と語り、お墨付きを得たことをアピールした。

 約20分の記者会見を終えた数分後、何が楽しいのか、田中氏は笑顔で記者会見の場に戻ってきた。

 「肝心なことを言わなかったので、誤解を与えた。(報道陣が)あんまり大勢でびっくりしちゃった。次々聞かれたから…」

 びっくりしたのは会見場にいた記者だろう。意味不明の釈明が続いた。

 「全部不認可と思われたのですね? そうではありません。新しい基準で、その基準の中身を言おうと思ったら皆さんから質問が来て混乱しちゃったんですけれど、混乱はしてませんけれども、改めて見直し後の基準に照らして検討します」

 要は3大学の認可に含みを持たせたかったようだ。最初に言わなかったのは報道陣の責任だという。だが、最初の会見を聞いて「誤解」するはずがない。田中氏は「古い形の決め方で決まったのは認めない」とも明言していた。「3大学は不認可」の方針は変えないと受け止める以外の解釈があるのだろうか。

 往生際の悪さは7日の衆院文科委員会でも続いた。午前中の野党議員らの追及に対し、田中氏は「事務方がちょっと真意をくみ取れずに誤解を招いた」と答えた。外相時代にみせた官僚への責任転嫁だ。

 「いろいろ誤解があるようだが、現時点では不認可という処分を行っているものではない。これが、こんがらがってきているというか、誤解を、誤解を…」と苦しい弁明を続けたが、午後になると「慎重に検討したい」と軟化した。そして委員会終了直前に川内博史委員長に発言を促され、「3大学の新設は諸般の事情も鑑み、現行の制度にのっとり適切に対応する」と方針を転換した。記者団には「3校を認可する」と明言し、こう続けた。

 「設置のあり方の見直しは、かなりの方が賛成していると分かった。これが私が一番知りたかったことだ。文科相に就任したときに(大学設置のあり方は)絶対(に見直したい)と思っていた…」

 先述の通り、自らの不作為を棚に上げ、個人的に知りたかったことのために3大学を翻弄したわけだ。その後訪れた首相官邸では3大学について記者団に、こうも語った。

 「今回逆にいい宣伝になって、4、5年間はブームになるかもしれない」

 繰り返すが、田中氏は「人の心の痛みのわかる政治」を原点としている。

強まる野党の罷免要求に恐れをなしたのか、「関係者の皆さんにご心配ご迷惑かけたことについて心からお詫び申し上げます」と謝罪したのは9日の記者会見だった。

 田中氏と同じく往生際が悪かったのが藤村官房長官だ。田中氏は野田内閣の総意として不認可と主張したのに、藤村氏は6日午前の記者会見で「文科相が最終的に判断することだ」と逃げた。同日午後の会見では、田中氏について「どこにどう責任があるのか」と開き直った。藤村氏によれば、田中氏は何の責任もなかったのに謝罪したことになる。

 藤村氏は7日の衆院内閣委員会で、途中でルール変更を図ろうとした田中氏について「マラソンで言えば42キロぐらいに来たらゴールがなくなったような状態では困ると申し上げた」と語った。「申し上げた」相手は田中氏ではない。事前に報告を受けて何の異も唱えなかったのに、文句は文科省の官僚に伝えたのだという。あまりにも姑息だ。

 暴力団関係者との交際などで辞任した田中慶秋前法相のときと同じだ。辞任前、野党の追及から逃げるため、政府・民主党は国会の答弁拒否という憲法違反を犯してまで前法相をかばった。そして藤村氏は辞任理由を「病気だから」と言い通した。とんだ三文芝居だ。

 首相も逃げた。8日の衆院本会議で、野党議員に田中氏の責任について聞かれているのに「大学の質の向上を図っていくことは重要な課題だ」と見当違いの答弁しかしなかった。首相には、もはや日本語さえ通じなくなっているようだ。

 崇高な理想に反し、「人の心の痛みが分からない」としか思えない田中氏の言動は今に始まったことではない。一連の騒動で9年前の出来事を思い出した。

 平成14年8月に公設秘書の給与流用疑惑で議員辞職した田中氏は、15年11月の衆院選で再起を期していた。自民党に離党届を出して無所属で立候補した田中氏は「無所属連合による政界再編」を目指し、地元の新潟5区以外にも無所属候補の応援演説に駆けつけていた。

「事件」は15年10月31日、新潟・佐渡島での演説会で起きた。北朝鮮による拉致事件に触れた田中氏は、前年に帰国した蓮池薫・祐木子夫妻らの子供について「子供さんたちの国籍は何ですか。北朝鮮じゃないんですか。(帰国は)難しいとはっきり言わないとダメですよ」とがなりたてた。

 直接聞いていた私は、それまで笑っていた聴衆約1300人が一気に引いたのを覚えている。あまりにも無神経な発言にシーンとなった。小泉純一郎首相(当時)の2回目の訪朝に伴い、子供たちが帰国したのは半年後のことだった。

 田中氏は、そもそも事実を間違えていた。日本の国籍法は、両親のどちらかが日本人であればその子供も日本国籍だ。だが、外相を経験した田中氏は知らなかったらしい。とんでもない外相がいたものだ。

 無神経ぶりはこれだけではなかった。会場のホールでは、田中氏が来る1週間前、拉致被害者の曽我ひとみさんも出席して、安否が不明な母親のミヨシさん救出を求める島民大集会が開かれた。曽我さんは田中氏が立った同じ壇上で「母はどこにいるのだろう」と訴えたばかりだった。田中氏には、どうでもいいことなのだろう。

 この日の田中氏は別会場で行った演説を含め、とにかくひどかった。

 小泉氏を「ライオンヘアだか、ネコヘアだかカツラだか知らんけど」と、自民党幹事長だった安倍晋三現総裁を「シンゾウだかカンゾウだか」とあげつらい、拉致問題を担当していた中山恭子内閣官房参与(現参院議員)には「私と違って優しい声で、曽我さんに『大丈夫ですよぉ』とか言ってましたが、家族は帰ってきましたか? 帰ってこないじゃないですか。あんな優しい声でだましたりして」とかみついた。

 拉致被害者への冒涜に対して後日、拉致被害者を救う会などが抗議声明を送ったが、田中氏は最後まで謝罪しなかった。それどころか「小泉内閣の弱腰外交に対する考えと、拉致問題解決に向けた思いを混同しないでいただきたい」との反論を文書で発表した。「誤解だ」と言いたかったのだろう。大学不認可騒動と同じ構図である。

 人の身体的特徴をけなして笑いを誘うのが田中氏の話術だ。ほかにも紹介できないような内容のオンパレードだったが、拉致の話以外はなぜか会場は笑いに包まれた。下品な演説に笑う方も笑う方だ。私は聞いているだけで不愉快だった。

 かくいう私も新潟県出身。真紀子氏の父、田中角栄元首相は新潟県民の誇りで、「人の痛みのわかる政治家」だったと聞いているが、娘さんは「新潟県民の…」。この先は言うまい。




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1 コメント

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ずっと (しぇりー)
2012-11-10 13:42:51
角栄さんが、バックに付いてると思ってるんちゃう?
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