こんなひどい事が実際に行われているとは・・・!
一日も早くチベット、モンゴル、ウイグル、そして香港が
中国共産党という悪魔から解放されますように願います。
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チベット、モンゴル、朝鮮──少数民族の言語教育を抑圧する習近平政権【澁谷司──中国包囲網の現在地】
2020.10.20
ザ・リバティWeb
https://the-liberty.com/article.php?item_id=17689
《本記事のポイント》
- チベットでは、チベット語を学ぶところがない
- ウイグルでも、現地語教科書の使用が次々に終了
- 「同化政策」の魔の手は香港にも……
中国の内モンゴル自治区で8月26日、中国当局が小学1年生の新しい国語教科書で使用する言語を、モンゴル語から標準中国語(以下、「普通話」)に変えると通知した。
この新政策に対し、モンゴル族の住民は大反発。8月下旬、通遼(つうりょう)市、オルドス市、フフホト市などで、モンゴル族の家長や生徒が相次いで「不服従運動」を展開したのである。生徒らも授業をボイコットし、抗議デモを行った。
デモ隊は高らかにモンゴル語の歌を歌い、「私たちの言語はモンゴル語で、永遠の故郷はモンゴルである。我々の母語はモンゴル語で、母親のために死ぬまでそれを変えない」と主張した。特別警察や公安はデモ参加者を拘束し、弾圧を強めている。
実は北京政府は今秋、東北3省(遼寧省・吉林省・黒龍江省)の朝鮮族小中学校でも、内モンゴル同様、「普通話」教育を強制している。
チベットでは、チベット語を学ぶところがない
他方、チベット自治区では2008年3月の"チベット騒乱"以降、チベット人学校における教育言語をチベット語から「普通話」に変更する方針が打ち出された。
10年10月、中国西部の青海省では、チベット人の中高校生数千人が、学校で「普通話」だけを教えるという報道に接して抗議。その後当局はチベットの学校でも、チベット語の使用を制限し、「普通話」を強制した。
『ニューヨーク・タイムズ中文網』の記事「チベット語を保存するため、中国のチベット人は強く抵抗」(15年11月30日付)によれば、当時のチベットは、すでに次のような状況になっていたという。
チベット高原では、チベット語を学ぶところがない。当局は、他の寺院と同地区の私立学校にも、「俗家の子弟にチベット語を教えてはならない」と命じた。公立学校は以前から本格的な「普通話」とチベット語のバイリンガル教育を放棄している。したがって、チベット語は教えても、外国語と同じような科目にすぎない──。
ウイグルでも、現地語教科書の使用が次々に終了
中国共産党は2002年にも、新疆ウイグル自治区ウルムチ市にある、新疆大学でのウイグル語の授業を禁止。そして17年9月ごろからは、同自治区ホータン地区の学校でのウイグル語の使用を全面的に禁止している。
「ホータン地区の言語教育に関する5つの規制」では、小学校から「普通話」を普及させ、「普通話」教師に対するウイグル語研修も禁じられた。さらに当局は、ウイグル語のスローガンの使用や、ウイグル語だけが写った写真の撮影、集団公共活動などでのウイグル語の使用禁止などを求めた。
中国当局は「ホータン地区幼稚園教師に対する8つの規律」というものも通達した。これにより、幼稚園では宗教教育や宗教的交流も禁じられた。幼児に教える際にも「普通話」が使用され、教師の宗教的衣服(ヒジャブ)着用や髭をはやすことも禁止された。これらの規制は、ホータン地区から始まり、自治区全体へ拡大していったのである。
さらに17年10月には、新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州伊寧市(グルジャ市)教育部が、「少数民族言語教材の選定業務に関する通達」で、自治区内のウイグル語、カザフ語の教材すべての使用を終了とし、学校にある既存の教材もすべて封印するよう求めた。
またその通達には、少数民族言語の国定教材「道徳と法の支配」「歴史」に関して、翻訳作業が未完成なので、これらの教材使用を終了することや、関連分野の少数民族言語の教材の使用を中止すること、なども記載されていた。それ以降、この政策は自治区全体へ拡大している。
そして20年9月25・26日、同自治区の統治政策を協議する「中央新疆工作座談会」が開催された。そこで習近平・国家主席は、ウイグルの統治政策の妥当性をアピールし、ウイグル族に対する「同化政策」強化を指示した。これは「大漢族主義」の表れである。
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