＜五輪体操＞祝！金メダル 3人の後輩が内村と山室カバー

内村選手が、もう２７歳で若手の後輩に支えられての優勝とは。

後半ばてているのがわかりましたね。

当然東京オリンピックも出場するだろうと思っていましたが、
４年後は３１歳なんですね。体力的に厳しいでしょうか。



時が経つのが本当早いですね。

内村選手は、まだ２０代前半の選手のように思っていました。

本当におめでとうございます！！



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3人の後輩が内村と山室カバー


＜五輪体操＞競い補い、５人の金　背中支えた後輩
毎日新聞 8月9日(火)20時34分配信

http://rio.headlines.yahoo.co.jp/rio/hl?a=20160809-00000130-mai-soci


【リオデジャネイロ村上正】一人は輝かしい実績をもとにリーダーシップを発揮し、もう一人は盛り上げ役のムードメーカー。タイプの異なる同じ月生まれの２人が引っ張ったチームが、後輩３人の力強い支えで頂点に立った。リオデジャネイロ五輪の体操男子団体総合で８日、日本は３大会ぶりの金メダルを獲得した。


晴れの表彰式。山室光史（こうじ）（２７）＝コナミスポーツ＝は、主将の内村航平（２７）＝同＝に背中を押され、戸惑った表情を見せた。チームみんなの笑顔を見て少し照れた様子で、先頭に立って表彰台に上った。

　山室と内村はともに１９８９年１月生まれ。高校２年で知り合い、大学以降は同じ所属先で刺激し合って技を磨いた。２０１１年の世界選手権では個人総合で内村が優勝、山室が３位となり、一緒に表彰台に立った。

　迎えた１２年ロンドン五輪の団体決勝。２大会ぶりの頂点を目指したが、山室は跳馬の着地に失敗して左足を骨折、チームも銀メダルに終わった。山室はその後、足にしびれが残るなどし思うような演技ができなくなった。１３年の世界選手権に出場して以降は補欠としてチームに同行した。

　昨年の世界選手権で３７年ぶりの団体優勝が決まった時、内村は山室に駆け寄り「五輪では一緒に（金を）取ろう」と声を掛けた。山室は今年６月の大会で恐怖心に打ち勝ち、ロンドンで負傷につながった大技「ロペス」を成功させて、リオ五輪代表を勝ち取った。内村は「おかえり」と迎え入れてくれた。

　「五輪を良い思い出に変えたい」と臨んだリオの団体決勝。チームが苦手とする最初のあん馬で、３人目に登場した山室は把手をつかみ損ね落下した。「どうしよう」。不安が頭をよぎった。それでも気を取り直して演技し、積極的に声を出して仲間を鼓舞した。

　一方、絶対的なエースとして全６種目に出場した内村も「体力との勝負」だった。演技順は内村の体力を考慮して組まれたが、終盤になると底を突き始め「他人の演技を見る余裕がなかった」ほど。

　その２人を３人の後輩がカバーした。「美しい体操」を追求する田中佑典（２６）＝コナミスポーツ＝が平行棒や鉄棒で高得点を挙げ、加藤凌平（２２）＝同＝は安定感ある演技を見せる。最年少の白井健三（１９）＝日体大＝は床運動と跳馬で圧倒的な点数をたたき出した。最初の種目で６位だったチームは、どんどん順位を上げた。

　先に演技を終えた日本の５人は肩を組んで他の結果を見守った。金メダルが決まると抱き合って喜んだ。山室は人目もはばからず涙を流し「声を出すしかなかったが良いムードで盛り上がることができた。みんなに感謝」と試合後に語った。

　代表の合言葉として「団体で金」と言い続けてきた内村も「仲間に助けられた」と語り山室について「気持ちの部分で支えになった」と打ち明けた。

　「体操ニッポン」の復活を世界に示した５人は手をつないで表彰台に上がり、メダルの重さを味わった。



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