NHKは、国民から料金を徴収して番組を制作しているのですから、
単なる想像で番組を作っているのでは、話になりません。
いい加減な内容で、人を追い込むような番組に、何故お金を払わないといけないのでしょうか?
自分たちの都合で、無理な取材をして、小保方氏にもけがをさせているのです!!
NHKも制作責任者が、謝罪し、責任を取るべきですね。
笹井氏自殺で広がる波紋 直前に放送のNHKスペシャルが影響したのか…
2014.08.07
ZAKZAKより
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140807/dms1408071541015-n1.htm
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹副センター長(52)の自殺をめぐり、直前に放送されたNHKスペシャル「STAP細胞不正の深層」の影響が取り沙汰されている。同番組は笹井氏が実験の不備を把握していた可能性をにおわすなど責任を追及。小保方晴子研究ユニットリーダー(30)にけがを負わせた強引な取材手法も問題となり、結果的に笹井氏を追い詰めたのではないかとの見方があるのだ。エリート科学者の自殺は、思わぬところに波紋を広げている。
NHKスペシャル「STAP細胞不正の深層」(7月27日放送)は論文問題を深く掘り下げ高評価を得たが、放送直前の23日に小保方氏を追いかけ回し、全治2週間とされるけがを負わせる“事件”を起こした。
「科学文化部のエースのデスクが陣頭指揮を取り、かなり力を入れていた番組です。それなりにいいネタは入っていたが、パンチに欠けるという話になり、小保方氏か笹井氏の独占インタビューを柱にしたいとなった。それであの“小保方事件”が起きたんです。笹井氏にも何度も手紙を書いたり、メールを送ったりしていたが、メールが一通返ってきただけだった」(NHK関係者)
小保方氏への直撃シーンは放送されなかったが、番組では、小保方氏の実験ノート2冊や2000ページに及ぶ内部資料を入手し、100人以上の関係者に取材をしたとして問題に斬り込んだ。
笹井氏について、「論文執筆の天才」で交渉力に優れ、CDB全体の予算獲得を握っていたと紹介。3度掲載を断られた小保方氏の論文が英科学誌ネイチャー誌に掲載されたのは、笹井氏の協力が大きく、その背景には米国特許の本申請の締め切りが迫っていたことがあるとした。
また、専門家らがSTAP論文を検証し、140あまりの画像やグラフの約7割に疑義や不自然な点があると指摘。キメラマウスに対して万能性の直接証明になる「TCR再構成」の詳しい記述がなく、専門家らは「何でこのデータを調べないのか」と指摘し、笹井氏が実験の不備を知っていた可能性をにおわせた。
独自入手した小保方氏と笹井氏のメールの中身も公表。笹井氏の「小保方さんとこうして論文準備を出来るのをとてもうれしく、楽しく思っており、感謝しています 笹井」というメールに対して、小保方氏が「寒い日が続いておりますが、お体いかがでしょうか?(中略)Figの仮作りが出来そうですので、また近いうちにご相談に伺わせていただけないでしょうか?」と返信したものだ。男女のナレーターが読み上げ、生々しくやりとりを再現させた。
理研関係者によれば、3月に1カ月ほど入院し、最近では電話にも応じないなど、心身が一層不安定な状態にあったという笹井氏。メールの公表などがショックとなり、自殺の引き金の一つになった可能性はあるのだろうか。
精神科医の和田秀樹氏は、自殺の背景について、「自らの研究者生命を絶望しての自殺か、STAP細胞の存在の可能性をアピールするために死を選んだのか、現状ではよく分からない」とした上で、こう指摘する。
「笹井氏は心身のバランスを崩し、鬱状態にあったとみられる。NHKの番組で悲観して自殺した可能性は否定できないが、世の中には知る権利があり、笹井氏が病気だと公表していなかった時点で、論文問題の責任を追及されるのは仕方がないだろう。ただ、科学界では、仮説を立てた人が、それを証明した人よりも価値を認められることがある。一連のSTAP細胞報道では仮説の価値が全く評価されず、笹井氏の研究的野心などばかりがクローズアップされてしまった」
突然死を選んだ笹井氏の真意は何だったのか。
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2014.08.07
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理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹副センター長(52)の自殺をめぐり、直前に放送されたNHKスペシャル「STAP細胞不正の深層」の影響が取り沙汰されている。同番組は笹井氏が実験の不備を把握していた可能性をにおわすなど責任を追及。小保方晴子研究ユニットリーダー(30)にけがを負わせた強引な取材手法も問題となり、結果的に笹井氏を追い詰めたのではないかとの見方があるのだ。エリート科学者の自殺は、思わぬところに波紋を広げている。
NHKスペシャル「STAP細胞不正の深層」(7月27日放送)は論文問題を深く掘り下げ高評価を得たが、放送直前の23日に小保方氏を追いかけ回し、全治2週間とされるけがを負わせる“事件”を起こした。
「科学文化部のエースのデスクが陣頭指揮を取り、かなり力を入れていた番組です。それなりにいいネタは入っていたが、パンチに欠けるという話になり、小保方氏か笹井氏の独占インタビューを柱にしたいとなった。それであの“小保方事件”が起きたんです。笹井氏にも何度も手紙を書いたり、メールを送ったりしていたが、メールが一通返ってきただけだった」(NHK関係者)
小保方氏への直撃シーンは放送されなかったが、番組では、小保方氏の実験ノート2冊や2000ページに及ぶ内部資料を入手し、100人以上の関係者に取材をしたとして問題に斬り込んだ。
笹井氏について、「論文執筆の天才」で交渉力に優れ、CDB全体の予算獲得を握っていたと紹介。3度掲載を断られた小保方氏の論文が英科学誌ネイチャー誌に掲載されたのは、笹井氏の協力が大きく、その背景には米国特許の本申請の締め切りが迫っていたことがあるとした。
また、専門家らがSTAP論文を検証し、140あまりの画像やグラフの約7割に疑義や不自然な点があると指摘。キメラマウスに対して万能性の直接証明になる「TCR再構成」の詳しい記述がなく、専門家らは「何でこのデータを調べないのか」と指摘し、笹井氏が実験の不備を知っていた可能性をにおわせた。
独自入手した小保方氏と笹井氏のメールの中身も公表。笹井氏の「小保方さんとこうして論文準備を出来るのをとてもうれしく、楽しく思っており、感謝しています 笹井」というメールに対して、小保方氏が「寒い日が続いておりますが、お体いかがでしょうか?(中略)Figの仮作りが出来そうですので、また近いうちにご相談に伺わせていただけないでしょうか?」と返信したものだ。男女のナレーターが読み上げ、生々しくやりとりを再現させた。
理研関係者によれば、3月に1カ月ほど入院し、最近では電話にも応じないなど、心身が一層不安定な状態にあったという笹井氏。メールの公表などがショックとなり、自殺の引き金の一つになった可能性はあるのだろうか。
精神科医の和田秀樹氏は、自殺の背景について、「自らの研究者生命を絶望しての自殺か、STAP細胞の存在の可能性をアピールするために死を選んだのか、現状ではよく分からない」とした上で、こう指摘する。
「笹井氏は心身のバランスを崩し、鬱状態にあったとみられる。NHKの番組で悲観して自殺した可能性は否定できないが、世の中には知る権利があり、笹井氏が病気だと公表していなかった時点で、論文問題の責任を追及されるのは仕方がないだろう。ただ、科学界では、仮説を立てた人が、それを証明した人よりも価値を認められることがある。一連のSTAP細胞報道では仮説の価値が全く評価されず、笹井氏の研究的野心などばかりがクローズアップされてしまった」
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