ボルソナロ新大統領のトレードマークのポーズをとる支持者たち。写真:Shutterstock.com
中国が強大化し、世界に悪影響を及ぼそうとする時に、次から次に各国に神を信じるリーダーが登場
してきました。
人権侵害を続ける無神論国家をおさえ、変えるために大いなる意志を感じざるをえないですね。
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「ブラジルのトランプ」と呼ばれる男が大統領に 中国包囲網の正体は「信仰同盟」か
2018.10.30
ザ・リバティWeb
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15058
《本記事のポイント》
- ブラジル新大統領は、共産主義を嫌い、キリスト教を信仰する
- 中国離れを見せるオーストリアやマレーシア、フィリピンの首脳も信仰心を大切に
- 世界は「反中」だけでなく、「信仰同盟」に向かっている
「ブラジルは社会主義、共産主義、ポピュリズム(大衆迎合主義)、左派の過激主義に手を出すべきではない。われわれはブラジルの運命を変える」
「ブラジルのトランプ」と呼ばれる、社会自由党のジャイル・ボルソナロ下院議員が、ブラジル新大統領に選ばれ、高らかに勝利宣言を行った。演説では「これは党の公約や一個人の発言ではない、神の前での宣誓だ」と語りかけ、聖書と憲法をもとに国家運営を行うとした。
ボルソナロ氏は、既成政党への不満の受け皿として、前政権が打ち出した左翼的な政策からの脱却をアピール。国有企業の民営化などの「小さな政府の実現」を掲げ、経済界などの支持を集めた。
さらに「中国はブラジルで(物を)買っているのではない。『ブラジルを買っている』のだ。ブラジルを中国の手に委ねてよいのか」と問題提起し、中国に依存した政策の転換を主張している。
日本のマスコミは注目しないが、同氏の発言で注目すべきは、その背景にある「キリスト教的価値観」だ。ボルソナロ氏は、「信仰が何にもまして大切だ。政教分離された世俗国家の歴史は存在しない。ノーだ。ブラジルはキリスト教国家だ。それに反する者は去ればいい。少数派は多数派に従うべきだ」と述べたことがあり、カトリック大国ブラジルの復活を願う人物。それがブラジル人の誇りを刺激し、当選につながったと見ていいだろう。
豪比マの首脳も「信仰」を重視
ブラジルで誕生した新大統領のように、近年の世界の潮流には、ある一つの共通点が浮かび上がる。それは、「信仰心」を大切にする首脳が相次いで誕生していることだ。
中国離れを見せ、今年9月に誕生したオーストラリアのスコット・モリソン首相は、キリスト教への信仰が篤い家庭で育ち、教会で妻ジェニー氏と知り合った。モリソン氏は、首相として初の演説でこう述べた。
「幼少時より信仰にコミットしてきた」
「イエス・キリストへの個人的な信仰は、取り組むべき政治的課題ではない。リンカーン米元大統領の言うように、我々の任務は、神が我々と共におられることではなく、我々が神と共にいることを熱心に祈ることだ」
5月に誕生したマレーシアのマハティール・ビン・モハマド首相も、中国依存からの脱却を訴える敬虔なイスラム教徒である。だが、イスラム教の原理主義とは一線を画し、盲目的に信じているわけではなさそうだ。かつて同首相はこのように述べ、イスラム教改革の必要性を指摘している。
「イスラムの偉大な文明の建設過程で、信仰だけに関する教条的な解釈が横行し、科学や医学の研究が疎かにされた」
「イスラム教は、7世紀だけのためのものではない。あらゆる時代に通用しなければならない。イスラム教自体は正しくとも、解釈を誤ってはならない。時代の根本的な変化に対応しなくてはならない」
2016年に選出され、中国と距離を置くフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領も、しばしば既存のカトリック教会を批判し、今も話題に事欠かない。しかしその一方で、「私は至高神を信じている。決して神を信じていないとは言っていない。私は不可知論者ではない。無神論者でもない」と述べ、従来の宗教観にとらわれないキリスト教徒という立場に立つ。
世界は「信仰同盟」に向かう
これらの国では、中国に対する政策が一変しているため、マスコミは「反中の流れが起きている」と報道している。確かにそうした見方は正しいが、リーダーの信念に着目すれば、世界の流れは「共産主義の中国vs.信仰国家」という図式として捉えることもできる。
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