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【戦後70年と私】加瀬英明氏「アジアの民を解放した日本が先の大戦の勝者だったと、信じている。」

2015-08-14 00:13:19 | ニュース
戦争には負けたのですが、植民地を開放した実績は人類にとって
非常に大きなものです。

先人達の戦いは、誇れるものです。
単純に戦争に負けたから、自虐的になり、反省をし続けなければ
ならないということはありません。


【戦後70年と私】加瀬英明氏 ミズーリ号で降伏文書調印に臨んだ父の無念と誇りを胸に

2015.08.12

ZAKZAKより
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150812/dms1508121140002-n1.htm

★外交評論家・加瀬英明氏

 私は終戦の8月の夏に、小学3年生だった。夏休みもなく、毎日、クラスぐるみで山のふもとに入って、日本の勝利を信じて、軍馬のマグサ刈りに励んでいた。

 15日に天皇陛下のラジオ放送のあとで、「戦争に負けた」と教えられたときに、私は日本が負けるはずはないと思っていたから、信じられなかった。

 10月に長野県の疎開先から、母に連れられて東京へ帰った。上野駅の外に出ると、見渡す限り焼野原だった。四谷にあったわが家も、戦災で焼かれていた。

 父、俊一は外務省に奉職していたから、東京から離れなかった。

 父は借家に、祖母のか津と住んでいた。祖母は私と再会すると喜んでくれた。「大きくなったら、かたきを討って、日本を立派なお国にしてください」といって、諭された。

 父は占領軍との折衝に忙しく、夜遅く戻ってきた。

 私は「東京がこんなにめちゃくちゃになったが、日本は大丈夫なのか」とたずねた。父は「アメリカは日本中壊すことができるが、日本人の魂を壊すことはできない」といった。

 父は9月2日に、東京湾に浮かぶ米戦艦「ミズーリ号」上の降伏文書調印式に、重光葵(まもる)全権に随行して参列していた。重光氏が降伏文書に調印するすぐわきに、父が立っている。

 その前夜、祖母が父を呼んで、「あなた、ここにお座りなさい」といった。

 座ると、「母はあなたを降伏の使節にするために、育てたつもりはありません」と叱って、「行かないでください」といった。


父は「お母様、この手続きをしないと、日本が立ち行かなくなってしまいます」と答えて、筋を追って説明した。

 祖母は納得しなかった。「私にはどうしても耐えられないことです」といって立つと、嗚咽(おえつ)しながら、父の新しい下着をそろえたという。

 私は中学に進んでから、父に「ミズーリ艦上でどう思ったのか」とたずねた。

 父は「日本は戦いに敗れたが、数百年にわたって奴隷のように虐げられていたアジアの民を解放した。歴史的な大きな時代を開いたという意味で、日本は勝ったという誇りを胸に秘めて、甲板を踏んだ」と、答えた。

 私は父の言葉を忘れない。ミズーリ号の甲板に立った、父の悔しさと誇りをいだいて成長して、今日に至っている。日本が先の大戦の勝者だったと、信じている。

 ◇

 次回は、元参院議員、野末陳平氏

 ■加瀬英明(かせ・ひであき) 外交評論家。1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、エール大学、コロンビア大学に留学。「ブリタニカ百科事典」初代編集長。福田赳夫内閣、中曽根康弘内閣の首相特別顧問を務める。松下政経塾相談役など歴任。著書に『アメリカはいつまで超大国でいられるか』(祥伝社新書)、『大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか』(ベスト新書)など多数。

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