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語らぬどじょうの狡猾さ! ついでに中身のなさもばれつつある

2011-09-22 01:29:56 | ニュース
狡猾さと中身のなさが、ばれつつあるようです。
野田総理の心の中を知りたい方は、ぜひ上記書籍の一読を!!


産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110921/plc11092121010019-n1.htm

語らぬどじょうの狡猾さ
2011.9.21 20:58
 「泥臭く汗をかくどじょうの政治」を標榜(ひょうぼう)する野田佳彦首相だが、存外狡猾(こうかつ)なところがあるようにみえる。2日の就任以来、野党にひたすら低姿勢で話し合いを求める一方、記者団のぶらさがり取材には「沈黙は金」と言わんばかりに応じようとしないことがその証左ではあるまいか。

 「今のところ首相は『自然体』で対応している。今後のことはもう少し検討させていただきたい」

 藤村修官房長官は20日の記者会見で、首相の記者対応についてこう弁明したが、自然体で取材拒否するというのはどうにも意味が分からない。この言葉を聞いて、自然主義文学の先駆者、国木田独歩の短編小説「正直者」を連想した。

 体が大きく顔に角張ったところがなく、無口で「一見素朴らしく見られ」「正直な人物らしく思われる」男が、その容貌ゆえに下宿先の母娘に深く信用されるが、実は本性は冷たく、娘をさんざんもてあそんだ末、結婚の約束をほごにしてあっさり捨てる-。このストーリーの主人公に誰かの姿が重ならないか。

 「このルックスなので首相になっても支持率は上がらない。だからすぐに衆院解散はしない」

首相は8月29日の民主党代表選でこう語っている。自らの外見を逆手に取って好感を引き寄せると同時に解散・総選挙を恐れる党所属議員に安心感を与える。選挙区で20年以上続けた街頭演説で鍛えた話術はさすがに巧みだと言えよう。

 にもかかわらず、ぶらさがり取材や記者会見の場で直接、国民に自身の考えや思いを訴えることを避けているのはなぜか。

 「語らないことが彼の狡猾さだ。かくて彼はめったに間違うことはない」

 これはドイツの哲学者、ニーチェの言葉だが、もし首相がそういう腹づもりならば、所信表明演説で強調した「正心誠意」が泣こうというものだ。

 確かに首相には強烈な反面教師が2人いる。平成21年10月の所信表明演説で「今こそ日本の歴史を変える」と大言壮語していた鳩山由紀夫元首相は、米軍普天間飛行場の移設先について「腹案がある」と口走り信用を失った。

 「俺は歴史に名前を残したいんだ」が口癖だった菅直人前首相は消費税増税、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、脱原発-と思いつきで大風呂敷を広げ何もできずに潰(つい)えた。

 政治家の言葉の権威を鴻毛(こうもう)のように軽くし、政治への信頼を失墜させた前任者2人の自滅を間近で見てきた首相が「発信」に慎重になるのは理解できないこともない。

ただ、首相は何か勘違いをしていないか。菅氏は昨年6月の就任時に「ややもすれば取材を受けることによって政権運営が行き詰まる」と述べたが、取材を受けたことで行き詰まったわけではない。直接の原因は菅氏の稚拙かつ独善的な震災対応にあり、身内を欺くあざとい政治手法にある。

 そもそも菅氏は3月の東日本大震災発生後、番記者のぶらさがり取材を拒否し続けたではないか。自らの考えを説明したり、報道に事実と異なる点があれば反論する機会を自ら放棄して自滅したにすぎない。

 ところが、首相は2日の記者会見でぶらさがり取材の再開を求められ、こう釈明した。

 「菅さんもさまざまな考えがあって対応されたと思う。菅さんから考えをお聞きしながら検討したい」

 記者対応について菅氏の意見を聞く。正気なのか。そう疑わざるをえない。菅氏の政治手法は「失敗の実例」として教訓にするにとどめるべきだろう。

 「首相は就任してからぺこりぺこりとお辞儀はするが、この国をどう導いていくか聞いたことがある人は一人もいない。メディアに対しても発信しない」

 自民党の石原伸晃幹事長は20日、都内の政治資金パーティーでこう指摘した。けだし至言である。最高指導者が国民に向かって発信することを恐れるようでは話にならない。たとえ首相が「至誠」を胸に抱いていようが、国民に伝わらなければ何の意味もない。

(阿比留瑠比)


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