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いじめは絶対に許さない![HRPニュースファイル1701]

2016-10-07 12:38:21 | 幸福実現党

あとを絶たない、いじめによる自殺。

先生や学校が、いじめは断固として許さない、行わせないという
自覚、覚悟、意思、行動力がなければ、いじめはなくなりません。

先生や学校が、自己保身のために、いじめをなあなあで解決しようとすることが
さらなるいじめ、結果としていじめられている人の自殺をまねいているようです。

また自殺して、肉体生命がなくなったからといって
いじめによる心の苦しみ、葛藤は無くなることはありません。


生徒を教える立場にある教師の方々にも、自殺する人にも
仏法真理知識が本当に必要だと思います。


「自殺防止サイト あなたに贈る真理の言葉」
http://withyou-hs.net/

自殺予防を喚起 本当に人の心を救うものとは何か
2016.09.18
ザ・リバティWebより
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11930




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いじめは絶対に許さない![HRPニュースファイル1701]

http://hrp-newsfile.jp/2016/2924/

幸福実現党・政務調査会 佐々木勝浩

◆「もう生きていけそうにない」

8月19日、青森県で中1の男子生徒が自殺。自宅で見つかった書き置きには「いじめがなければもっと生きていた」という言葉が記されています(8.26 産経)。

男子生徒の母親は「授業中に椅子を蹴られるなどの嫌がらせを受けている」と担任に相談していました。

担任は相手の同級生らから事情を聴いたにもかかわらず事実確認はできなかったとして、2人の席を離した上で「何かあったら相談するように」と助言。学校はこの件を「解決済み」として町教委に報告していました。(8/26朝日)

また8月25日には、同じ青森県でネットいじめを受けていた中2の女子生徒が「もう生きていけそうにない」という悲痛な言葉を残して、列車に飛び込み自殺しています。

女子生徒の父親は「(LINE)ラインで『死ね』と言われたり、ありもしないうわさを流されるなど、いじめを受けていた」と話していました。(8/30毎日)

◆「いじめ情報共有」だけでいじめは防げるのか?

9月29日の朝日新聞一面には、「いじめ前兆、進まぬ情報共有」という記事が掲載されています。

記事によると、第三者機関の報告として、過去のいじめ自殺を調査の上、いじめ自殺が防げなかったのは、「一部の教員でいじめの情報を抱え込んだり、学校の対策組織が動いていなかったりして、校内でいじめの情報共有ができていなかった」ことが原因であるとしています。

しかし、前述の2つのケースを見ても「いじめの情報共有」だけで本当にいじめが解決できるのか疑問が残ります。

◆いじめを解決できない教師の心理

私は何度かいじめの相談を受けたことがありますが、その時の教師や学校の様子は以下のようなものです。

(1)教師は新卒でも、すぐにプロの教師として尊重され、企業のような人材教育がなく「いじめ解決」の方法など教わる場がない。

(2)クラス担任は、自分の評価や評判が気になり、いじめの問題を外に知られたくないという心理が働く。自分だけで問題を抱え込み、それがいじめの発見や対応を遅らせる。

(3)担任は、問題が外に発覚すること恐れ、本来は「いじめている生徒」を指導しなければならないところを、「いじめられている生徒」にも原因があると責め、外に話さないよう口封じをする場合もある。

(4)いよいよ保護者からいじめの相談があると、教師は両者を仲直りさせようとするが、先生に告げ口したと、さらにいじめが悪化するケースを招く。保護者も知らない場合、いじめられている生徒は一人で悩みを抱え込む。

(5)学校でいじめの状況が「共有」されても、学校側も評価を恐れていじめを隠ぺいしようとする心理が働く。またいじめを解決する適切な対応がされない。

◆いじめを解決するために処方箋

いじめ相談の経験上、言えることは朝日新聞の報道にあるような「いじめの情報共有」がされても、学校にいじめを解決する「覚悟」と「行動」がなければ解決はできません。

2013年に施行された「いじめ防止対策推進法」は3年が経ち見直しのタイミングに入っていますが、経験も踏まえて、以下いじめ解決の提案を致します。

(1)「いじめ防止対策推進法」を見直し、いじめを放置・隠ぺいした教員や学校への罰則の規定を盛り込むことで、教師と学校にいじめ解決の意識を促す。

(2)教師はクラスにいじめがないことで評価されるのではなく、いじめの予兆を発見し解決したことで評価される評価システムを導入する。

(3)学校教育に宗教的なバックボーンを入れ、生徒に善悪の価値観、愛や寛容の心を教える。

(4)クラス担任、学年主任、校長が「いじめを絶対にゆるさない覚悟」を率先して示し、そうした空気を学校につくり上げる。それがいじめの抑止力になる。

(5)教師にいじめ解決のノウハウ研修を実施し、いじめが起こった場合は、担任だけに任すのではなく、学校が一致協力し解決する。時間が経過すればするほど、いじめの解決は難しくなる。

以上、教師を責めるつもりはありません。いじめ解決のノウハウがあり、いざとなれば学校が一致協力して解決にあたる体制があれば、教師にとってこんなに心強いことはないのです。

◆大切な「いじめ解決のノウハウ」

実は私自身が20代に中学校の常勤講師をしていた時に、いじめを訴える生徒の相談を受け、思うように解決できなかった苦い経験があります。

その後、いじめの相談を受けるようになりましたが、あるお母さんからいじめの相談を受け、2か月かかりましたが解決したこともあります。

その時にアドバイスをいただいたのが「いじめから子供を守ろうネットワーク」です。

いじめを解決するにあたっては、「いじめを受けている生徒の心を理解する」「いじめを絶対解決するという覚悟」「いじめを解決するノウハウ」の大切さ痛感しました。

いじめを解決した経験は、機会があれば、またあらためて紹介致します。

【参考】いじめ解決率9割!「いじめから子供を守ろうネットワーク」とは!?
http://thefact.jp/2016/1427/
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