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中国も一度経済的な崩壊を経験し、そこから平和に民主化が進むことを
願いたいですね。
いずれ、限界が来そうですね。
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失速する中国経済 当局も"認める"泣き所とは? 【澁谷司──中国包囲網の現在地】
2019.02.18
ザ・リバティWeb
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15414
《本記事のポイント》
- 「貿易戦争」は率直に言って苦しい
- 「財政・金融」で支えるも……どこまでできる!?
- 「ゾンビ企業」「5G」「退役軍人」……当局の心配ごと
「中国経済大失速」のニュースが、世界を騒がせている。今後、さまざまなひずみが、一気に噴出してくることだろう。
中国政府が2019年の経済運営方針を打ち出した、昨年12月開催の「中央経済工作会議」の内容が、意外に率直な自己分析であり、しかも中国経済の「患部」に比較的バランスよく触れている。
中国経済の理解や頭の整理に役立つと思うので、一部をご紹介したい。
「貿易戦争」は率直に言って苦しい
第一に、同会議では冒頭、正直に"弱音"が語られている。
「今年、経済で結果を出すのは難しかった。同時に、経済運営が変化して不安定化し、外部環境は複雑で深刻であり、経済は下押し圧力に直面している」
「外部環境は、複雑で深刻」とは、もちろん「米中貿易戦争」のことを指す。「稼ぎ頭」である輸出を干されているのだから、大ダメージだ。
「下押し圧力」になっているのは、それだけではない。
中国共産党は「アフリカ豚コレラ」の蔓延に頭を悩ませている。何百万頭、何千万頭もの豚が殺処分され、一時、豚肉の値段が急騰。現在ではそれにつられて、羊肉と牛肉も高騰している。
こうした内憂外患により、景気が大きく落ち込もうとしている。
「財政・金融」で支えるも……どこまでできる!?
第二に、同会議では、その打開策として「マクロ政策は、積極的な財政政策と健全な金融政策を継続して実施する」と表明された。
しかし、その実現性の低さが、また、中国経済の危うさをあぶり出す。
前者の「積極的な財政政策」とは、「減税等による消費喚起」「輸出補助金(輸出還付金)で輸出を伸ばす」などを指すと思われる。しかし政府の借金は、地方政府と国有企業の負債を合わせれば、国内総生産(GDP)の300%以上もある。カネは国庫にほとんどない。
そこで北京は、輪転機で人民元を盛んに刷っている。これが後者の「金融政策」だ。その裏付けとして、中央銀行は米国債などの外貨準備高が豊富にあるように見せている。
しかし元はどんどん安くなる。「1ドル=7元」が、人々が元の先行きに不安を感じて、さらに元を手放す「心理的節目」と言われている。当局は、その水準を割らないよう、腐心している。しかしどこかで限界は来るだろう。
つまり、落ち込む景気を下支える余力が、当局にはあまりない。
以下、詳細は本サイトでご覧ください。
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15414
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