DTMでおススメのフリーソフトを紹介!!

DTMで使えるおすすめのDAWやMIDIシーケンサー、プラグイン、仮想MIDIケーブルなどのフリーソフトを紹介!

DAWソフトの使い方

2021-11-30 19:02:55 | 日記

DTMは、”DAWソフトを使う事”と言っても良いほど、音楽制作のほとんどをDAWソフトを使う事が行います。
※ただ、フリーソフトでDTMを行う場合、DAWソフト以外にも色々なソフトを使う事が必要になったります。
ですので、DTMをするのであれば、DAWソフトの使い方を覚えるのが、まずやるべきこととなります。

DAWソフトの使い方の基本は、まず、トラックを追加する、そして、そのトラックの録音設定やMIDI入力設定を行います。
次に、MIDIデータの打ち込みをするのであれば、入力設定を行ったトラックのタイムラインにMIDIアイテムやMIDIイベントを挿入します。
最後に、そのMIDIアイテムやMIDIイベントを開いて、MIDIデータの打ち込みと編集を行います。
これがDAWソフトで打ち込みを行う時の一連の流れになります。

プラグインのインサート

ただ、忘れてはいけないのが、トラックにプラグインをインサートする事です。
MIDIアイテムやMIDIイベントをMIDIシーケンサーで開いて、MIDIデータの打ち込みを行うのであれば、インストルメント系のプラグインに対してMIDIデータを送信して、そのプラグインからオーディオデータを出力させる必要があるからです。

ですので、トラックの入力設定を行った後、プラグインのインサートも忘れずに行いましょう。
そして、同じように、トラックを追加して、ギターやピアノ、ドラムなど様々なパートの打ち込みが終わったら、各パートのトラックごとに音量バランスを調節して、音の位置をPANで調節するミックス作業を行いましょう。

それらが全て完了したら、最後の仕上げにマスタートラックにコンプレッサーやイコライザー、リミッターなどをインサートして、マスタリング処理で音圧を上げたりして、完成状態のが曲に仕上げましょう。


フリーソフトの仮想MIDIケーブル

2021-10-31 18:44:16 | DTM

前の記事で、フリーソフトのDAWとして「Reaper v0.999」というソフトを紹介しましたが、このDAWソフトに搭載されているMIDIシーケンサーはかなり使い勝手が悪いので、もし、このDAWソフトを使ってDTMを始めてみようという初心者の方は、「Domino」というMIDIシーケンサーもインストールしておいた方が良いでしょう。

ただ、この「Reaper v0.999」というDAWソフトと、「Domino」というMIDIシーケンサーソフトを一緒に使う場合、この2つのソフト間を接続して、MIDIデータの送受信を行うためのミドルウェアが必要になります。

MIDIデータを送受信するためのミドルウェアの事を「仮想MIDIケーブル」、または「仮想MIDIデバイス」と言うのですが、その「仮想MIDIケーブル」にもフリーソフトとしてインターネット上で配布されている物があるので、「Reaper v0.999」と「Domino」でDTMをするなら、フリーソフトの「仮想MIDIケーブル」も合わせてインストールしましょう。

MIDI Yoke

フリーソフトの仮想MIDIケーブルとして、多くのDTMユーザーが愛用しているのが、「MIDI Yoke」(ミディ ヨーク)というフリーソフトです。
このフリーソフトは、インストールがかなり難しく、インストール実行ファイルの拡張子も「.msi」というWindowsパソコン専用のものになっています。

「MIDI Yoke」をインストールするには、まず、インストールファイルをMIDI Yokeからダウンロードしてきます。
そして、パソコンの管理者権限があるアカウントで、コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として起動」を行い、表示されたコマンドプロンプト画面で、先ほどダウンロードした「MIDI Yoke」のファイルのパスを打ち込み、Enterキーを押してインストールを実行します。

そうすると、MIDI Yokeのインストール画面が表示されるので、その案内に従いながらインストールを進めていきます。
少しインストールが面倒ではありますが、インストールさえしてしまえば、Dominoの環境設定画面でMIDI OUTを設定する箇所に、自動でMIDI Yokeのケーブル番号が表示されるようになるので、少し頑張ってインストールしてみましょう。


おすすめの無料プラグイン!

2021-10-22 18:03:26 | DTM

おすすめのインストルメント系無料プラグインには以下のものがあります。

  • Synth1(シンセサイザー)
  • Drumatic 4 (ドラム)
  • TDR Feedback Compressor2(コンプレッサー)
  • ColourEQ (イコライザー)

それぞれ、使用目的は違いますが、これらの無料プラグインは有料のプラグインに引けを取らない性能を備えているので、これからDTMを始めるのであれば、とりあえず、このフリープラグインはインストールしておくと良いと思います。

Synth1とは?

「Synth1」(シンスワン)というのソフトシンセのプラグインです。
Synth1には、オシレーターが二つ付いていて、サブオシレーター、アンプのADSR、フィルターのADSR、そして、LFO(Low Frequency Osilator)の機能も搭載されています。

また、エフェクトに関してもピンポンディレイや、オーバードライブなどの歪み系エフェクトがあるので、シンセの音をエフェクトさせる事が出来ます。
Synth1は利用しているユーザーが多いので、プリセット音色のファイルなどを配布している人もいて、使いやすいソフトシンセの無料プラグインです。

Drumatic 4とは?

「Drumatic 4」というのは、ドラム系のプラグインです。
Drumatic 4は、生音系ではなくエレクトロニカ系のサウンドとなっていて、ドラムの音を作る仕組みはシンセサイザーと同じくオシレーターからの音を自分自身で調節して作る仕様になっています。

自分で音色を作る必要があるので、多少、シンセサイザーに関しての知識が無ければ音色の調節が難しいというデメリットは否めませんが、プリセットで設定されている音色だけでも十分使えます。
また、プリセットの音色に、「クラップ」もあるので、DTMで、EDMやダブステップなどのジャンルの楽曲を作る際にもおすすめのドラム系無料プラグインです。

ちなみに、プラグイン自体が何なのか分からないのであれば、初心者向けにフリーソフトを使ったDTMを解説しているブログの DTM、DAWとは?というページでDAWソフトやプラグインについて説明しているので、そちらを参照してください。

TDR Feedback Compressor2

「TDR Feedback Compressor2」はコンプレッサーの無料プラグインです。
TDR Feedback Compressor2は、スレッショルド値の設定やレシオ値の設定といったコンプレッサーに必要な機能はもちろんのこと、「Peak検知」や「RMS検知」という二種類の検知機能で波形の圧縮を行うので、自然なゲインリダクションにより、自然な圧縮を可能としています。

ツマミやスイッチが多い分、コンプレッサーの扱いに慣れていないと少し使うのが難しいですが、このコンプレッサーだけで、ボーカルやギターなど、様々な音に圧縮処理を施す事が可能です。
ただ、CPU使用率もけっこう大きいので、その点には注意してください。

ColourEQ

「ColourEQ」というのはイコライザーの無料プラグインです。
イコライザーは、DTMのミックス作業でなくてはならないプラグインです。

「ColourEQ」は、マルチバンドに対応していて、シェルビングやピーキングなどの調節も行う事が出来ます。
また、左端にあるイコライジング機能では、「Low Cut」や「Low Shelf」を選択する事が出来て、超低音域を完全にカットするか、極力抑えこんだ状態にするかなど、細かいイコライジングを行う事が出来ます。


フリーソフトのおすすめMIDIシーケンサー!

2021-10-18 17:51:27 | DTM

フリーソフトのMIDIシーケンサーでおススメなのは「世界樹」と「Domino」です。
というよりも、日本に住んでいるのであれば、この二つ以外にフリーソフトのMIDIシーケンサーとして優れているソフトは無いのではないでしょうか?

両方とも国産で、日本人が作っているので、画面の文字も全て日本語で表記されています。
どちらともとても使いやすく、DTMで打ち込みを行うのに必要な機能が網羅されているのですが、少しだけ違う点は、画面の構成と独自機能です。

オニオンスキン

「Domino」というMIDIシーケンサーには、オニオンスキンという機能があり、別トラックに打ち込んだノートを、今作業しているトラックに表示させる事が出来ます。
Dominoで複数のトラックにノートを打ち込む場合などに使用します。

特に、SampleTankやKontakt、Independence Freeなどのマルチティンバー音源を使用する際には、複数トラックでの打ち込みを行う事もあると思いますので、そうした時にオニオンスキンを使うと作業がかなり楽になります。
「世界樹」には、オニオンスキンの機能は付いていなかったと思いますので、マルチティンバー音源を使う場合には「Domino」一択だと思います。

打ち込んだノートを五線譜で表示

「世界樹」というMIDIシーケンサーはピアノロール画面やイベントリスト画面、トラックセレクト画面がそれぞれ分離していて、分離して表示させる画面の種類に「五線譜」の画面があります。

もし、ピアノロール画面に打ち込んだノートを五線譜として表示させながら打ち込み作業を行っていきたい場合や、打ち込んだノートを五線譜として書き写したい場合には、「世界樹」一択ではないかと思います。

ただ、「Domino」と「世界樹」を使うのは、DAWソフト内のMIDIシーケンサーが使いづらい場合くらいなので、もしかしたら、あまり使う機会はないかもしれません。
ただ、以前紹介したフリーソフトのDAWである「Reaper v0.999」に搭載されているMIDIシーケンサーは結構使いづらいですし、ピッチベンドの調節機能が無かったと思いますので、「Reaper v0.999」を使う場合には、「世界樹」か「Domino」のどちらかをダウンロードして使った方が良いですよ( ^ ^)


おすすめのフリーソフトのDAW!!

2021-10-13 17:40:07 | DTM

フリーソフトのDAWでおススメなのは、沢山ありますが、厳選したものだと以下のものになります。

  • Reaper v0.999
  • Studio One Prime
  • Garage Band

この中でも特におすすめなのが「Reaper v0.999」です。
このフリーソフトのDAWは、海外製なので日本語化したり、機能的に少し使いづらい部分がありますが、DAWソフトとして必要な機能はほぼ全て搭載されているので、このフリーソフトだけで音楽制作が出来ます。

また、フリープラグインなどをインストールすれば、いくらでも機能を拡張していけるので、市販のDAWソフトと大差なく音楽制作が行えると思います。

DAWソフトの選び方

フリーソフトであれ、市販されているDAWソフトであれ、どういった基準で使用するDAWソフトを選ぶのかは人それぞれです。
オーディオインターフェイスを使って楽器の録音を頻繁に行うのであれば、生音系の編集に強く、レイテンシーが起きづらいDAWソフトを購入すると良いでしょう。
生音系に強いタイプの市販のDAWソフトであれば、ProToolsなんかがおススメです。

逆に打ち込み系や、EDMやDubStep系などの洋楽曲を作りたい場合には、バンドルされているプラグインの性能が、そういった楽曲を作るのに適しているDAWソフトを購入すると良いでしょう。
打ち込み系でEDMやダブステップ系に強いプラグインがバンドルされているDAWだと「FL Studio」などがおススメです。

DTMをやる上では、DAWソフトは欠かせないものであり、DAWソフトによって作る楽曲も決まってくると思いますので、フリーソフトであっても、使ってみるソフトはある程度慎重に選んで使用すると良いと思います。
散々使ってみて、自分が使いたかったDAWじゃなかった場合、結構な時間ロスですしね(笑)