ケアが必要な方の暮らしをより明るいものへ

福祉用具に関するアドバイスを行う福祉用具専門相談員に注目しました

福祉用具専門相談員の仕事

2023-03-10 11:42:59 | 福祉用具専門相談員

福祉用具専門相談員は、福祉用具の正しい使い方をアドバイスする仕事です。車椅子や歩行器などの介護機器を、要介護者と家族、ケアマネージャーに対して、適切な使い方のアドバイスを行ないます。

福祉用具専門相談員資格を得るためには、福祉用具に関する講習を受けた後、修了試験に合格する必要があります。介護福祉士などの、一定の資格を保持する方の場合には、講習を受講しなくても、福祉用具の相談を行うことが認められています。

介護を必要とする人の中には、自分だけでは思うように動けない方も少くありません。福祉用具の使い方を教えることで、要介護者の暮らしを明るいものへと変えていくのが、福祉用具専門相談員の役割です。

福祉用具専門相談員が就業する先には、介護施設は勿論のこと、福祉用具を扱う各種事業者も含まれます。福祉用具の販売を行ったり、貸与したりする事業所においても、福祉用具に詳しい専門家は求められます。

要介護者が福祉用具を利用する際には、介護保険を利用することが可能です。家計が苦しい要介護者の場合には、少しでも安い費用で福祉用具を利用したいと考えるのが普通でしょう。福祉用具の使い方の説明だけではなく、介護保険の申請の仕方についてのアドバイスも、福祉用具専門相談員の仕事には含まれます。

福祉用具の貸し出しや販売を行う事業者では、専任の福祉用具専門相談員を2名置くことが義務付けらている状況です。介護が必要な高齢者の増加に伴い、福祉用具専門相談員の需要は今後も増加していくことが見込まれます。

その他、福祉用具専門相談員の詳細はこちらをご参照ください。