Funk's life

イチニチイチゼン。

炊き出しのお手伝い~南三陸町歌津枡沢~

2011-05-08 | ボランティア
情報が錯綜していて行くべきか迷いましたが、とりあえずGW中の5月4日に炊き出しのお手伝いに行ってきました。

途中、福島辺りから高速道路の路面状況が悪くなり、仙台南IC近くで津波の痕跡を見るも、
その後、倒壊した建物等は、特に見当たりませんでした、おそらく地震の揺れによるダメージは少なかったのでしょう。

その後、しばらく山間の道を進むと、いきなり目に飛び込んできたのはこんな光景でした。


・・・・・。




あたり一面、解体現場のにおい(解るかな?)が充満しています。

津波……自然の圧倒的な力に言葉が出ませんでした。


今回お手伝いさせてもらった、炊き出し拠点ファミリーマート歌津枡沢店近くの海岸の様子。



壊れた防波堤。防風林は、引き潮で海に向かって倒れています。



町の中心部?の様子
カーナビによると手前の建物はおそらく歌津町役場で、奥の土手の上は歌津駅です。線路は途中が無くなってます。

渋滞の原因になるから自家用車は控えてって、公共交通機関壊滅してますけど・・・・。


隣の仙台銀行、金庫が見えてます。



その向かい側の様子(海側)、陸橋は国道かな?



”ウタちゃんはし”

このほかに南三陸町役場周辺も見渡すかぎり、すごい状況です(もう写真はいいですよね)。

これじゃあ”一日も早い復興を心から…”って祈ってみてもどうにもなりませんね。

この規模では、現場に立つと絶望感に襲われます。
国が一刻も早く明確な指針を示し、生きる希望を与えてください。もうずいぶん経ちましたよ・・・・。

今回お邪魔した歌津枡沢地区は、ライフラインが完全に復旧されておらず、
もう約2ヶ月も不便な生活をされていました。

他人からすればそんな不便な所より少し内陸に移れば普通に暮らせるのにと思いますが、
それぞれにそう出来ない事情や思いがあるのでしょう。

ならば、ここは一つ”みんなで協力しましょう”

ご覧のように、1年や2年で復旧できる状態ではありません。
GWのボランティア受付中止は、やることが無いのではなく、受入側が処理できずマッチング出来ない為です。

今後も、継続的に協力する事が大切だと思います。

今回の行程
自宅午前0時出発→歌津到着7時半→9時活動開始・ゴミ出し、水汲み、瓦礫撤去、昼の炊き出し(カレー給仕等)、洗い物、
翌日の仕込み→17時半作業終了→渋滞で午前2時半帰宅、5時間後お仕事。


今回お手伝いさせてもらった民間ボランティアのラーメン屋さんの皆さんは、若いのにすばらしい生き方をしています、感銘を受けました。

きっと彼らの作るラーメンはうまいでしょう。

詳しい活動内容はこちら→ラーメン凪 店主ブログ  私も5月5日に出てますよ。


今度は泊まりで、週末にお邪魔したいと思います。 やっぱり日帰りはきつい・・・・funk's life.













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