Funk's life

イチニチイチゼン。

ボランティア活動報告 ~炊き出し支援 南三陸町歌津枡沢~

2011-05-26 | ボランティア
5/21・22で炊き出しのお手伝いに行きました。

今回は、本庄商工会議所青年部(本庄YEG)の同士、鳥山さんも参加頂きました。

先日の通常総会で集めた募金で食材を購入し、届けてきました。

募金してくださった皆さん、ありがとうございました。


たまねぎ100kg、なす30kg位持っていきました。

児玉産のなすとたまねぎを中国の支援物資のテントにストック。


今回、友人の愛鶏園 斉藤社長さんのご好意により、愛たまご5箱(50kg)頂きました。

廃材で作った雨風をしのぐだけの備蓄倉庫へストック。急に暑くなりました、痛まないうちに使いましょう。


これらを自腹で購入して行くと、1回行くのに交通費含め約10万位掛かります。

正直、時間も金も限られた中で決行しているので本当に助かります、ありがとうございました。


搬入終りでみんなで朝ごはん  "うまいね、うまい" by鳥ゴンさん

おまわりさんも情報収集に立ち寄ります、よく敬礼してます。


朝9時MTG、本日のメニュー等確認し作業開始。


仕込み  "あるな~たまねぎが" by鳥ゴンさん

この後もずーっとたまねぎ。 "一生分剥いたね" by鳥ゴンさん


近所の奥さんと一緒に今度は刻み。 "あなたの役にたちたい" by鳥ゴンさん

 "ボランティアって捨てたもんじゃないね、楽しいよ~" by鳥ゴンさん 


何度か訪れていると、住民の皆さんの表情が少しづつ明るくなっているのがわかります。

まだまだ不便で、通常の生活とは程遠い状況ですが、気持ちが前向きに変わってきたようです



その後、慌しく昼食の給仕を行い、次は夕食の準備に取り掛かりました。



今夜は、シチューです。

配給するため取り分けます。この鍋で700人分かな?


私はこんな感じでやってます。

また腹が出てきたな。



鳥山さんが刻んだ野菜とベーコンの入ったシチューをこの後、民家に給仕に行きました。

そこでも、たくさんのありがとうを頂き、恐縮してしまいました。"困ったときはお互い様"ですよ。



そこで聞いた話ですが、電気が復旧すると配給が打ち切りになるそうで、

仕事場が無くなり収入が無い状態で、また買い物に行くところも無い状況でどうするのか疑問に感じました。

結局、行政はどこかで線引きをしなければならず一律で、ということでしょう。

そこで私達民間ボランティアが隅々まで、小さなこともケアしなければならない思います。

現実にそれで困っている人たちがいるのだから・・・。

行政には行政の、民間には民間の立場、考え方がありますが、互いを尊重し普段からもっと連携していく必要を感じます。

今回の震災を教訓にそういった活動を地元でも始めたいと考えています。



私が出来る事などほんの僅かですが、この沢山の人たちの思いと重なり合い、大きな力となって復興への道を築いていくのだと感じました。

日本って良い国ですね、私は日本人である事を誇りに思い、胸を張って生きたいと思います・・・・・・funk's life.


つづく(翌日は情報収集の為、海岸沿いを南下してきました)





最新の画像もっと見る