
マスメディアとソーシャルメディアとで逐一情勢の把握を行った者には、とくに新たな発見があるわけでもない、少々食い足りない内容だろう。ただ、震災から半年の経過をあらためて追体験するにはいい本なのかもしれない。
目次
序章 震災前 国内デジタル社会
第1章 最初の1時間 どこへ向かうべきか
第2章 最初の24時間 連絡が取れない中で
第3章 最初の1週間 避難すべきかどうか
第4章 最初の1ヶ月 どんな説明がなされたか
第5章 最初の6ヶ月 だんだんわかってきたこと
届かない警報、つながらない電話、公式発表を繰り返す大手メディア…。震災発生後、私たちは二種類の情報空白に遭遇した。危機を生きるために必要な情報と知識は何か。そして有効な情報手段は何か。国内外の各種メディア・研究機関、インターネット上の情報を追跡し、二〇一一年三月一一日東日本大震災発生からの六ヶ月を検証する。
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